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RSYブログ

2023/08/31
布団  
写真のこの男は我が家の次男(5歳)です。

昨晩この次男が寝ている姿を見て驚きました。

我が家ではベッドではなく、マットレスを敷き布団として敷いて寝ているのですが、彼はなんとそのマットレスの下に挟まって寝ていたのです。顔だけ半分出して。

掛け布団と敷き布団の間で寝るのではなくて、床と敷き布団のサンドイッチ。めちゃくちゃです。

朝起きてきた彼に聞いてみました。

「昨日マットレスの下に寝てたけど自分で気づいてるの?」

すると彼は自信ありげに答えました。

「もちろんわざとだよ。ねているときはあつさとさむさがどうじにくるから、ちょうどいおんどのところでねてるんだよ。」

なんと適温を探してその場所に行き着いたのでした。床の冷たさとマットレスの適度な保温感がちょうどいいとのこと。

なるほど、これは爬虫類と一緒だ。

トカゲやレオパなどを飼う場合に、ヒーターなどを使いケージの中に暖かいところと涼しいところを作って温度勾配をつけるのです。

すると爬虫類自身がその時の自らの適温である場所に移動し落ち着く。その本能的なシステムを次男も採用していたわけです。

ここから学べること。

サッカーでは…ボールが自分のところに回ってくるのを待つな。スペースに走り込んでボールが舞い込んでくる状況を自ら作れ。

アーサナでは…ウォーリア2とトリコーナーサナの足幅を変える手間を惜しむな。それぞれに心地のよい所に逐一自分でセットしろ。

人間関係では…相手から話しかけてもらえるのを待つな。自分から率先して話かけにいけ。

接待ゴルフでは…接待されるな。接待しろ。


つまり彼ら(次男や爬虫類)は「能動性」というものを体を張って説明してくれていたのです。

周りがお膳立てしてくれるのを待つな。自ら動きに行け、と。

ということで僕も今日から床と敷き布団に挟まって寝ます笑。

ではまた次回!!

2023/08/30
マンガ  
ストーリーにアオジタトカゲの動画を投稿して順調にインスタフォロワーが減っているKokiです。

今日はスキルの話。

先週妻が仕事を始めました。細かいことは言えませんがマンガ関係の仕事です。絵描くのが好きなので絵の仕事に巡り会えたのは本人にとってもありがたいこと。

しかしながら、仕事で描く絵は趣味で描く絵とは違い、色んなスキルを要求されます。しかも今まではアナログ画を描いていたのがデジタルでの作業。

なので始めたばかりの今は大変そうです。何もかも初めてのことばかり。

でも大変な一方で好きなことを仕事にするメリットはたくさんあります。

一つは強制的にスキルアップできること。

世に作品を出すわけだし、締め切りもあるので必要な技術を急ピッチで身につけなければなりません。

趣味で自分のペースでやっている場合には急ぐこともないので面倒なスキルは後回しになりがちです。それが仕事では急がざるを得ない。なので短期間で幅広い技術を身につけることができます。

妻もこの短期間で今まで手をつけてこなかったスキルを身につけ始めています。

やっぱり締め切りがあるという強制力は抜群に効きますね。

その点では色々なこと、仕事や自分のやりたいことなどを「ちゃんと準備が整ってから始めよう」というのはなかなか無理があることなのだと思います。準備が終わることはないのですから。

だから物事を始めてしまってから時間の制限のある中で力をつけていくのがより良い順序なのかなと思います。(もちろんある程度の準備が必要なことは多々あります。今回の妻の場合もそもそも絵が描けるという前提はありますからね。)

なんにしても切羽詰まった実践は全然違うなと思いました。


ところでうちの子ども達は「大人の仕事というのは家でするものなのだ」と思っています。先日「会社ってなに?」と聞かれました笑。

時代だね。

ではまた次回!!

2023/08/29
オンラインヨガ  
真夜中アクアリウム水槽のフィルターに空気が噛んだ音に起こされ完全に睡眠不足になっている寝不足亭Kokiです。

さて、今回はヨガレッスンに関する自分自身のスタイルの話。

僕はヨガクラスにヨガクラスらしい空気感を作っていくのが苦手です。

スタジオであれオンラインであれ、ヨガのレッスンを受けたことのある方はなんとなくヨガクラスの空気感がわかるかもしれませんが、そういった雰囲気を作り込むのが得意なインストラクターの方もいます。

しかし僕自身はどうにもそれが苦手なのです。

クラスの最初から最後までの準備をしていくのも苦手です。用意していっても自分の思ったように転ぶことはないのです。

だからもはや常に日常モードでオンラインクラスをやっています。レッスン外の自分にほとんど近い感じ。

普段の自分とは一線を画すような作り込んだクラスもいいですが、日常モードでお送りするクラスもそれはそれでいいもの。

特に生活密着型でお送りしているオンラインヨガに関しては日常モードのメリットはたくさんあるのです。

つまりは日常モードなので僕自身が疲れない。そして僕が疲れないことは受けてくれる方にとってもおそらくいい。

無理してる感は一回のレッスンではごまかせても、毎日のように(画面越しですが)顔を突き合わせているとバレてしまうもの。

無理があるものは続かないのです。

だから最初から無理なく素のままで。そうすることでお互いが楽に続けられる。

「心身の変化は継続してこそ起きるもの」という前提の上では、日常運転のお互いの状態はとても大切なのです。

この間の「失敗」の話にも通じますが、お互いの失敗が許される環境というのはとても理に適っている。

なので僕のスタイルはこの日常モードになっています。

ただこの話はもちろんスタイルの問題ですので、人によって、環境によってその形は変わるでしょう。

バリバリに作り込むスタイルが自分にとっての正解になるインストラクターも多いでしょう。リアルなのかオンラインなのか、開催頻度の多いレッスンなのか一度きりのイベントなのかによってもその答えは変化します。

そんな感じで色んなスタイルがあるよ、という話でした。

なので誰かのスタイルをみんながみんななぞらなくても大丈夫という結論。

インストラクターの方からクラスの形についての相談があったのでちょっと書いてみた次第。

ということでまた次回!!

2023/08/26
アオダイショウ 卵  
僕がWSのために仙台に行っていた7月30日の朝、家で飼っていたアオダイショウが卵を産んでいるのが発見されました。(その時のブログはこちら→まさかの出産

産み落とされた8つの卵は水苔を敷き詰めて湿度が保たれたキティちゃんのプラケースの中で孵化の時を待っています。

温度や湿度の条件によって変わるのですが、だいたい40日〜70日くらいで孵化するそう。現在27〜28日くらいなので早ければあと2週間くらいで孵化する可能性もあるのです。(ちょうどヘビ飼ってるYouTuberの「真夜中のビバリウム」さんのアオダイショウも先日40数日くらいで生まれていました。)

とりあえず折り返し地点には来たかなという状態なのですが、今日僕はふと気になったのです。

卵の中はどんな変化が起きてるんだろう?と。

なのでまた有精卵かどうか確認した時のように真っ暗な部屋でスマホのライトを卵に当ててみました。

すると、、

様子が前回と違う!!

卵の殻の表面に血管が透けて見えるのは同じなのですが、その他にちょっと細長い黒い影が見えるのです...!

ちゃんとヘビの赤ちゃんの形になってるのです。しかも少し動いています。

順調に発生が進んでいる証拠。もう卵の黄身だけじゃなくて生物の形にまで変化しているのです。

一緒に観察していた長男も喜んでいました。彼が学校で使っているタブレットで写真を撮りましたが、なかなか暗い中の写真では分かりづらいですね。(今回の写真)

そして、卵を持ってみて気がつきましたが、前回触った時よりも明らかに卵が大きくなっているのです。

卵というと身近なものは鳥の卵なのでイメージがつきづらいかもしれませんが、鶏卵などとは違って爬虫類の卵は少し柔らかく赤ちゃんの成長具合に応じてパンパンに大きくなっていくのです。かなり膨れ上がってきていました。

ただ8つある卵はくっついて重なっているので、どうしても場所によって湿度勾配ができてしまいます。水苔が直に触れている下の方の卵はきれいな縦長の形をしていますが、上の方に重なっている3つの卵は一部凹みがあります。

少し心配ではありますが今回ライトで照らしてみた感じだと凹みのある卵の中でも同じように細長い影が見えたので発生は進んでいる様子です。それに「真夜中のビバリウム」さんのところも凹みのある卵がありましたが全く問題なく生まれてきていました。

まあともかく今のところは順調そうです。おそらく9月10日〜9月30日くらいの間に生まれるとは思うのですが。

次回この話題を出す時は生まれた時かもしれませんね。

ヘビのベビー、体重(ウエイト)ヘビー。なんて言ったりして。

ということでまた次回!!

2023/08/25
オンラインヨガ  
もうすぐ8月も終わり。まだまだ暑い日が続きますが、ここ1週間くらいは急に秋の気配が漂い始めました。夜は秋の虫が鳴いていたり。

ところで昨日オンラインクラスで話していて共感を得られなかったのですが、皆さんの地域ではセミが夜鳴くことはありますか?

もちろん本来セミは昼にしか鳴かなくて夜は静かなはずなのですが、ここ20年くらいの平均気温の上昇で夜も暑くなり、住宅街では街灯が明るい影響もあって夜も大合唱するようになってしまったのです。うちの実家周りなんてひどいもの。夜も昼と同じ勢いで鳴いていたりします。

でも昨日オンラインで聞いた限りでは、従来通り昼間にしか鳴いていない地域も多いよう。まあ温度や光の条件が合わないとそうならないのでしょうね。

しかしながら8月下旬に入ってからは夜鳴く異常なセミも秋の虫にバトンを渡したようで落ち着いています。なので夏の終わり。そろそろ森山さんの登場です。

そんなことはさておきRSYオンラインの9月スケジュール出ました。主な変更点や特別クラスだけ下に貼りますね↓

●9/3(日)7:30〜9:30「クエン酸の日だよ!エネルギー産生アーサナ祭り」

●9/7(木)6:00〜6:45「朝から逆転基礎」

●9/12(火)6:00〜6:45「後屈部屋45」

●9/15(金)20:00〜21:00「ピンチャ部屋」

●9/16(土)8:30〜10:00「後屈部屋90」

●9/22(金)20:00〜21:00「ハンドスタンド&ジャンプイン」

◎9/23(土)19:00〜20:00「里美先生のピンチャ部屋」

◎9/24(日)7:30〜9:00「Maya先生のホイールヨガ【ナタラージャーサナへの土台作り第二弾】」

●9/26(火)6:00〜6:45「朝から逆転基礎」

◉9/26(火)19:30〜21:00「チェアアナ骨」


上記以外のところも少し入れ替わっているクラスなどはありますので、詳しくはオンラインスケジュールをご確認くださいね。京都行く時の代行はRSYでもおなじみの里美先生とMaya先生にお任せしています。


はじめてやるチェアアナ骨についてはまたブログでも触れていきたいと思います。

あ、あと明後日8月27日(日)の千葉稲毛のワークショップ「アームバランス&逆転」はまだ2名空きがあります。意外に始めての千葉WS、今日のある方はまだ申し込みを受け付けていますのでぜひ!初心者の方も大歓迎です→8/27千葉「アームバランス&逆転」詳細&ご予約はこちら

ん、今日の写真は6月の使い回しじゃないか?

そ、そんなこと、あ、あ、あるあるあるわけな、なないでででしょう…(動揺)。「6」と「9」は全然違うんだし。

しかも写真も保存してなかったからHPからスクショしたなんて、そんなことあるわけないでしょう!

写真撮るのが面倒くさかったなんて、そんなわけないでしょう!

ということでまた次回!!

2023/08/23
失敗  
仕事でも仕事以外の日常の場面でも「何かを失敗する」というのは怖いものです。恥ずかしいなと思うこともあります。

でもその「怖さ」や「恥ずかしさ」がいいんですよね。

そういう感情からの方が学ぶことが多いような気がします。

なんでもうまくいく時はうまくいくので、失敗しない時は心がブレない。

しかし何かが起こってしまって心がブレた時に次に活かせることが生まれます。

それは具体的な改善案だったり、

「次こそは!」という気合いだったり、

ブレた心を落ち着けるメンタルコントロールテクニックの向上だったり、

心身がフル稼働して色んな反応が生まれるのです。

だからうまくいっているだけよりも、失敗した経験が重なる方が長期的に見ると成長が見込め、結果的に心も楽になるのです。

もちろんわざと失敗するわけではありません。努力や工夫をした上で絶対に失敗したくない、という場面で失敗してしまったという場合に得られるものがあるからです。

何の努力も工夫もなかったら失敗にすらなりませんからね。

ただ、その反面で絶対に回復できないようなダメージは避けた方がいいです。起き上がることのできるダメージでないと活かすも何もありません。だからリスクのマネジメントはもちろんしておく。「失敗が許される」という土台はそもそも必要なのです。

チャレンジも失敗もできる。そんな環境に身を置けたら最高。

あとは物事を淡々と進めるだけ。うまくいったならそれでいいし、失敗してもそこからたくさん得るものがある。

僕自身はそんな環境を作ることを大事にしています。

にしてもヘビの話からの落差?がすごいですね。どうなってるんだ、このブログは。失敗か?笑

みなさんも失敗を好きになってみてくださいね。

ではまた次回!!

2023/08/22
ヘビ アオダイショウ  
今日は早朝のオンラインが終わるとすぐに家を出た。(最近常体文多し笑)

7時ちょい過ぎに出発して横浜に向かったのだ。いつもの横浜Luanaのレッスンには1時間半ほど早く家を出た。

なんのためか?

もちろん蛇を探すため。

横浜Luanaスタジオのオーナー姉妹が車を出してくれるというので寺家ふるさと村という田んぼがたくさんある場所に向かったのだった。

Luanaのレッスンが10時過ぎに始まるので、それまでのタイムリミットは1時間15分ほど。そんな短い時間での蛇探しが始まった。

もったいぶらずに結果から言おう。

ヘビは見つからなかった。

それ自体は残念だった。しかしヘビを狙って探すのはなかなか難易度が高い。今年捕まえたジムグリもアオダイショウも他のことをしている時に偶然出会っただけなのだから。

だからヘビが見つからなかったのは残念ではあるが恥ずべきことではない。

しかし、実際はそれ以上に酷い結果に終わっていたのだった。

というのも...

道中色んな生き物にあった。捕まえてちょっと観察しようかなと手を出したり網を振ったりした。

結果、

トンボを狙った網は空を切る音だけが辺りに鳴り響いた。

ニホントカゲの幼体は伸ばした手の隙間を抜けて姿を消した。

子どもでさえ簡単に捕まえられるはずのイナゴも指の間から滑り落ちていった。

かろうじて捕まえたのは、元々片脚を失い跳躍力を失くしていた大きな鈍いショウリョウバッタだけだった。

Luanaオーナー姉妹には笑われたが、言い訳を言わせてもらう。

いつもはこんなに鈍くない。もっと機敏に動けるはずなのだ。

しかしヘビをどうしても見つけたいという邪念が全てを空回りさせてしまった。

まさに蛇念なのだ。

人間、パフォーマンスを発揮するためには落ち着きが必要なのだ。

僕は今までなんのためにヨガを学んできたのだ。

呼吸を使いこの蛇念を鎮めるためではなかったのか?

未熟だったのだ。

何もかも。

ただここで終わるわけではない。

今日のことを教訓に心の落ち着きと冷静な生態分析を持ってして次に挑もうではないか。

次回は9月。

良い報告をこのブログで。

ではまた蛇回!!

2023/08/19
ケヅメリクガメ  
うちの家族はみんな動物が好きだから会話の中で「どんな動物を飼ってみたい?」とかいう話をしたりします。

長男「レッドテグー(肉食のオオトカゲ)を飼ってみたい。」

テグーはデカ過ぎて、今の環境じゃ無理だなぁ...

次男「モモジタトカゲ(小型のトカゲ)がいいな。」

これは現実的。うちにいるアオジタより小さいし飼いやすいかも。

長女「ユニコーンと暮らしたい!」

幻獣はちょっと今世で巡り会えるかどうか...

そして妻はというと、、

「やっぱりケヅメリクガメを飼う。」

ん?飼う?断定...?決定事項??

しかもケヅメリクガメは超大型のリクガメ。ゾウガメ並みに大きいカメです。

今の庭じゃ全然大きさが足らない。

まずは家の方から考えないと無理...

まさかの大型種と暮らしてみたかったとは。寿命も30〜50年と長いのでこっちの方が先に死ぬ可能性も。(写真はうちにいるマルギナータのギーナなので全然関係ない笑)

めちゃくちゃ覚悟がいるなぁ。

まあそのために頑張る人生もありかな。

まずは...

引っ越し計画立てないと。。

ということでまた次回!!

2023/08/18
スッポン  
「アナトミック骨盤ヨガは自分の心の弱さと向き合うヨガでもあるのですよ。」

アナ骨のWSでそんなことを偉そうに語ったこともあった。

そんな自分が今では情けなく恥ずかしい。

「心の弱さ」は自分が構えている時にではなく無防備な時に、そして時には唐突に浮き上がってくるものだったのだ。

一番心の弱さに向き合わなければならなかったのは僕自身だったのだ。



今朝、5時半に起きた僕と長男(7歳)は多摩川に釣りに向かった。

気持ちの良い朝陽を浴び、朝露に濡れた道端の野草を見ながら川沿いのサイクリングロードを走っていた。

僕が息子に、

「こんな気持ちの良い陽の光ならヘビが日向ぼっこしてるかもね。」

と言った次の瞬間、4メートル左前方に影が動いた。

小さなヘビだ。

本当にヘビが日向ぼっこをしていて、僕たちの気配に気づき草むらに隠れようとしているところだった。

ヘビの動きは大して速くはなかった。どちらかというと緩慢な動きだった。

自転車の速度で一気に距離は詰められる。つまり射程距離内だった。

自転車から飛び降り、一気に手を伸ばせば草むらに隠れる前に勝負がつく間合いだったのだ。

しかし、僕の心に一瞬の躊躇があった。

朝陽を背に浴びたヘビ。逆光でヘビの模様が見えずに種類を特定できなかったのだ。シルエットしか見えなかった。

瞬間、小さなヘビがマムシやヤマカガシなどの毒蛇であるかもしれない可能性が頭をよぎった。

そしてその迷いが僕の動作を一瞬遅らせたのだ。

その一瞬の遅れが命取りになった。

伸ばした僕の手の少し先でそのヘビは藪に消えた。こうなってしまってはもう見つからない。

僕は震えた。

自分自身に絶望を感じた。

自分の心の弱さをありありと見せつけられたのだ。

普段どんなにイキがっていようとも、唐突な一瞬の場面で心の強さは試される。

準備する間もなかった日常の一瞬でまっさらな心は篩にかけられた。

そして負けた。どうしようもなく弱かった。

毒蛇かもしれないという可能性に一瞬怯んでしまったのだ。

毒があるかどうかなんて本当はどうでもいいことだったのだ。手を伸ばしその体を掴んでから判断すればいいことだった。

毒蛇に噛みつかれた方がマシだった。自分の気持ちの毒に気付かされるよりは。気の毒とはよく言ったもの。

そんな事実と向き合わざるを得なくなった時、じわじわと血清のない毒が僕の心を蝕んでいった。



その1時間後、僕たちは多摩川で釣りをしていた。

魚釣りをしていたはずだったが、思いがけずスッポンの棲家を見つけスッポン釣りを始めていた。

雑魚釣りの道具でのスッポン釣り。難しいところではあった。

しかし息子と力を合わせてスッポンを自分たちのいる岸まで引き寄せることに成功。

あとは引き上げるだけだった。

しかし長男が持っていた網は川用のものではなく、100均で売っていた小さな虫取り用。

体の大きなスッポンを掬い上げることはできそうにない。それでもなんとか引き上げなければならない。

僕は竿を手前に引きながらスッポンが手で届くところまで引いた。

そして右手で竿を持ったまま左手でスッポンの甲羅をしっかり掴んだ。合わせて息子も甲羅へ手を伸ばした。

しかしその刹那、力の強いスッポンは体を揺らせて手足を動かし僕たちの手を跳ね除けてすり抜けると緩んだ釣り針も外して水の中へ消えていった。

一瞬だった。しかし水の中に消えていくスッポンはなぜかスローモーションに見えた。

その時空が歪んだような映像を目に映しながら、僕の心は絶望した。スッポンと共に川底へ沈んでいった。

次の瞬間、心の弱さが水面に反射して僕の心に再び跳ね返ってきた。

どうして両手でスッポンの甲羅を掴まなかったのだ?

自分に問いかける声。答えは明白だった。

加減したのだ。全力でのアナ骨やHIITを語っている自分自身が加減したのだ。

増水した川に前のめりになって落ちるのを躊躇ったのだ。流れのない部分だったのに。競泳経験もあるのに。

ただ川に落ちるのを危ぶんだ。

そんな自分は本当に落ちればよかったのだ。

そうすれば少なくとも心が川底まで落ちることもなかった。

1時間前に教訓を突きつけられようとも、人間の心がそう簡単には変わらないことを知ってしまった。



真夏の晴天の朝。

ヘビとスッポンによって剥き出しにされた心。

普段どんなに武装しようと、ふとした瞬間に曝け出される心の弱さ。

しかし、その心の弱さを知ったからこそできることもある。

自分の弱さを知っているからこそ、他人の弱さを知ることもできる。

だからこそ逆に、

アナ骨を厳しくしよう。

他人に厳しくすることで自分の心も鍛え直そう。

またいつか不意に訪れる一瞬のために。

毒を喰らう覚悟を持とう。

マムシに噛まれよう。沖縄ではハブに噛まれよう。アフリカではブラックマンバに噛まれよう。

血清はいらない。心の毒は今朝の出来事で十分。



よく晴れた日の朝にそんなことを誓ったんだ。

そして気持ちが晴れ渡った。迷い漂っていた雲は消え去った。

「明日のアナ骨はコブラのポーズだけにしよう。」

2023/08/17
幸せ セロトニン  
みなさんは幸せな毎日を送っていますか?

「幸せ」の定義とは?などなど考え始めてしまったら難しい質問かもしれませんが、とりあえずなんとなくの雰囲気で答えてみてください。

「幸せな毎日を送っていますか?」

大丈夫です。宗教法人「幸福絶頂・虹の世界」などを立ち上げる予定はありません。安心してください。

さて、上の質問にYes!と即答した方もいれば、「あんまり幸せじゃないかも...」と思った方もいるかもしれません。もちろん人それぞれ置かれている状況、環境、人生が違うわけなので当たり前です。しかし状況が違ってもできることはあるかもしれません。

先日、そんな幸せに関して次男(5歳)からヒントとなるような言葉が出てきました。夜寝る前に「おかあちゃん、きょうどんないいことがあったっけ?」と妻に聞いていたのです。聞いてみれば彼は寝る前にその日にあった良い出来事を思い出してから寝るそうです。良い気分になるのだそうです。

その日の終わりに良い気分になると次の日も良い気分で過ごせるようになります。現に彼は毎日happyそうに過ごしています。

そういえば全く同じことが「幸せ」を科学している本にも書いてあったような気がします。寝る前にその日あった良い出来事を思い出してみる。どんな些細なことでもいいから、自分にとって嬉しかったことや気持ちよかったこと、安心したことなどを思い出してみるというものです。

特別なことがなくても「朝散歩した時に吸い込んだ空気が気持ちよかった」とか「〇〇と一言挨拶できた」とか。

そんなことを一つ寝る前に思い出すだけで、その日に起こった9割のことが苦しいことだったとしても、脳はその日が「良い1日だった」と認識するのです。映画なんかでもラストシーンによって印象が変わるのと同じ。寝る前の最後の感情というのはとても重要なのです。睡眠の質にとっても。

だからそんなことを毎日繰り返すだけで、幸せな毎日を送っているような認識になっていく。辛いことの割合が楽しいことの割合よりも多かったとしても、そんな習慣一つで自分の心身の状態は変わってしまうのです。

だから特に逆のことはやめた方がいいですよね。どんなに楽しいことが多くてもたった一つの嫌なことを寝る前に思い浮かべるだけで、脳はその日が「嫌な日だった」と認識してしまうかもしれない。もったいないですよね。

幸せの種類は何パターンかあります。仕事などで何かをコツコツ成し遂げていって感じるタイプの幸せもあれば、すでに身の周りや自分自身の中に存在しているタイプの幸せ。

上で述べてきたのは後者のタイプですね。すでに存在している幸せにいかに目を向けられるか?気付けるのか?

ここは訓練していけば誰でも気づくことができます。いつでもどこでもそれを感じることができます。でも逆に自分の前に当たり前にあるものに気づくのは多くの人にとって難しいことでもあるのかもしれません。その一つのテクニックが次男が毎日やっている「良いこと探し」。

それにしても、誰が教えたわけでもないのに自然にそれができるとは...いったい人生何週目?笑

大人の方が見習うべきことですね。

寝る前習慣オススメですよ。

以上「幸福絶頂・虹の世界」代表の愛島虹季がお送りしました。

ではまた次回!!

2023/08/15
爬虫類 やもり ヘビ  
僕も仕事上SNSを活用してます。YouTube以外ではインスタをまあまあマメにアップしてます。

別にフォロワー数が全ての世界でもないですが、フォロワー数の変動を見ると色んな人の興味がわかったり勉強になることもあります。やはり一つの指標ではあるのです。

僕のインスタアカウントも毎日のように誰かがフォローをしてくれて誰かがフォローを外しています。当然冷やかしのフォロワーやフォローバック目的のフォローもあるので、数字の変動があるのは当たり前。しかしながら有難いことにプラスマイナスゼロではなく、若干プラスの方が多いのでトータルでみれば毎日微増している傾向にあります。

コンセプトはまあまあ一貫しているので放っておいてもちょっとずつは増えていく方向に安定しているのです。有難いことに。

しかしそんな中でも明らかにフォロワーが減少する行為が何かを僕は知っています。知っているのですがやめられません。やめられないどころかあえてやっている感もあります。

どんな行為かというと、、

うちで飼っている爬虫類の様子をアップすること笑。

まあアカウントコンセプトというものがあるので投稿ではアップしませんが、ストーリー(24時間で消える見たい人しか見られない投稿)では度々爬虫類が登場してます。

何度か試してみてわかったのですが、カメの投稿ではフォロワーはほぼ減りません。カメは割と万人に受け入れられるらしい。しかしトカゲやヤモリ系の投稿では減ります。そしてヘビは確実に減ります笑。

考えてみれば当たり前ですよね。ヨガアカウントだからヨガに興味があるからフォローしてみる。興味があってストーリーまで覗いてみると、、急に巨大トカゲやヘビの画像が飛び込んでくる。

そりゃフォロー外すよね。僕も興味があるアカウントに急に大量のニンジンのグラッセが出てきたらフォロー外すかも。

動物も苦手な人多いだろうからこれは気の毒。

でも、、

全然やめる気ない自分。

これは性だね。僕という人間の性。

なんて言いながらヘビに関してはほとんど登場しなかったりかなりオブラートに包んでたりするビビりの面も。ちゃんと気は使ってたりするのです。

でも妻なんかは自分の絵のTwitterアカウントで堂々とうちのピンクのコーンスネークのアップをアップしてたり。でも全然フォロワー減らないらしいのです。もしかしたら絵を描く人はヘビとか平気な人が多いのかも。それにしても強気。ロックンロール。

まあそんな感じで僕の場合は加減しながらもちょいちょい家にいる生き物達が登場するスタイル。9月頃にアオダイショウの赤ちゃん生まれたら登場しちゃうかも。

苦手な方はほんとごめんなさい。先にここで謝っておきます。でもニンジンのグラッセは登場しないのでそこはご安心を。

投稿の方はたぶんヨガ一色だと思うので不安な方はそっちだけにしてみてくださいね。

ということで素敵な爬虫類ライ…じゃなくてヨガライフを。

ではまた次回!!

2023/08/11
決断力  
次男は来年もう小学生になります。なので先日ランドセルを選びにお店に行きました。

今は色々なカラーや模様のランドセルが出ていて昔より選択肢が膨大。選ぶのもなかなか大変です。

しかし次男は兄弟の中で随一の決断力の持ち主なのです。

お店に入って1分。まだほんの少ししかランドセルを見てないのに自分が小学校生活を共にするランドセルを決めてしまいました。黒時に黄金のラインが少し入ったものでした。

さすが…

彼はなんでも即決できます。「遊びにでかけるorでかけない」「ごちそうさまするorしない」「レストランでどのメニューにする?」などなど。

誰に似たんだか。。僕自身はけっこう迷ったりするので羨ましい限りです。

きっと「ありがうと」(一昨日のブログ参照)も迷いなく書いたのだと思います。



さて、今日は迷いなく申し込んだ内田先生のTTに参加します。チェアアナ骨。今朝のオンラインはじゅんこ先生に代行を頼んで今は移動中。

久々の祐天寺。どんな1日になるのか…?レッスンやWSをやるのも好きですが、受講する方も楽しくていいですね。

ということでみなさんも良い1日を。

あ、電車の中で写真何もなかったので全然関係のないものを…

ではまた次回!!

2023/08/10
鏡文字  
夏休み中、次男(年長)に届いた幼稚園の担任の先生からの暑中見舞いのハガキ。

その手紙に対するアンサーとして次男が一生懸命書いた文章。

「〇〇せんせい、ありがうと」

隣り合った文字が鏡文字になると言語成分が変わらないまま順番だけが逆さになるという悲劇と喜劇。

単発の鏡文字だけだったら「逆さになっててかわいいね」だけで済んだのに「と」と「う」という造形の似通った文字が並んでいたばかりに起こった奇跡の物語。

いや、違う。もしかしたら鏡文字だと思っている自分の方が間違っていて、初めから「ありがとう」は「ありがうと」だったのかもしれない。

確かに考えてみれば言語は時代に呼応して生き物のように形を変えていく。

「雰囲気」はもはや「ふんいき」ではなく「ふいんき」として市民権を得ている。

だから同じように「ありがとう」は「ありがうと」として存在を認められていてもおかしくはない。

確かに口に出してみても違和感はない。

ありがうと

いつもくだらないブログを読んでくれてありがうと

眠気でうとうとありがうと

そうか、初めから「ありがとう」ではなかったんだ。「ありがとう」だと思っていたのは夢だったんだ。次男は最初から正しかったんだ。僕が認識していた世界の方が間違っていたんだ。

そんなことに気づかせてくれてありがうと

ポルトガル語で言うとオブリガード。カステイラと一緒だね。


・・・

んなわけあるかっ…!!!

危うく妄想に飲み込まれるところだった!

お付き合いいただきありがうと!

もう治らないね。

ではまた次回!!

2023/08/09
語彙力  
うちにいる3人の子ども達は上から7歳、5歳、3歳。

めちゃくちゃ成長期ですので身長だけでなく言語の言語能力なども日に日に発達していきます。

幼稚園や小学校などで友達が話していることを聞いて新しい言葉を吸収したり。親が教えなくてもどんどん色んなことを覚えていきます。

いつの間にか大人びた単語や表現を使っていたり。若い時の吸収力はすごいものですね。

しかし…

今は夏休み。子ども達はたいてい家にいます。

そして彼らの語彙力は日に日に下がっているのです。

家にいるも兄弟間でしか会話しないものだから使うワード数が極端に少なくなっていくのです。

しかも会話に入ってくるワードと言えば、「う〇ち」「お〇っこ」「〇ん〇ん」「お〇ら」など下品なものばかり。

意味なくそんな言葉達を口から出してはゲラゲラ笑っています。

あまりに語彙力が低下しているので、上記のような言葉を1時間禁止にして会話してみなさい、と言ってみると…

なんと次男は喋ることができなくなって無言になってしまいました。会話ほとんどが禁止用語で構成されていたのですね。

というか喋れなくなるのは重症…

どれだけ上記ワードに頼って会話していたのか…

まだまだ夏休みは続くので子ども達の語彙力低下は続くかもしれません。どげんかせんといかん。。でもどうしたものか…?

みなさんも違う意味で語彙力低下にはお気をつけくださいね。「アレ」とか使いすぎないように笑。

ではまた次回!!

2023/08/08
有精or無精?  
仙台WSに行っている間にアオダイショウのダイが卵を8個産んだ話を先日書きました。(→まさかの出産

卵の表面の色がきれいな白色だったので有精卵だと簡単に判断してしまいましたが、本当はちゃんと調べてみないと有精卵だかどうかはわからないのです。有精卵の中に無精卵が混ざっている場合もあります。

なので今回はちゃんと調べてみました。

方法はというと…

暗闇で卵に光を当てるだけ。

えらくシンプル…!

光を当てて殻の内側に血管が透けて見えれば有精卵。血管が全く発達していなければ無精卵なのです。

早速真っ暗な部屋でスマホのライトを卵に当ててみました(写真)。すると、、

血管がちゃんと浮き出ています!

しかも全ての卵に血管が確認できました。

今回は僕のスマホをライト用に使ったので、長男(7歳)の学校用タブレットで写真を撮ってもらいました。写真だと血管が確認しづらいですが、実際見てみるとわかりやすく血管が透けるのです。

全部有精卵。

アオダイショウの卵はたいていの場合卵同士がくっついて塊となっています。うちの卵も8個全てがくっついています。

上の3つは産み落とされた直後の湿度不足で卵がベコっと凹んでしまっていますが、今は水苔の上で高湿度を保っていますので、中のヘビの成長と共に卵は膨らんでくるのではないかと思われます。

ここが鳥類と爬虫類の違いですね。鶏の卵なんかはずっと形が一定ですが、爬虫類の卵は成長とともに膨らんだり形が変わります。なかなか不思議な感じ。

さて、ヘビが生まれてくるのは9月中旬か下旬くらいだと思いますが、どういう変化を辿っていくのか。子ども達もワクワク期待しています。

そろそろ生き物系YouTuberに転身するかな?笑

また卵状況報告していきますね。

ではまた蛇回!!

2023/08/05
リクガメ  
何日か前、リクガメのギーナの野草を採りに近所の小さな川のほとりに行ってみると…

緑に生い茂っていたはずの原っぱが一面茶色く枯れていました…!

川のすぐ横から斜面になっていて、芝生やらクローバーやらオオバコやらが群生していたはずなのですが、斜面の部分は砂漠みたいに茶色になって枯れています。(写真は生い茂っていた頃のもの。)

枯葉剤を撒いたかのように。こんなの初めて。

川が流れているすぐ脇の部分の植物は緑に茂ったままだったので、斜面の方はおそらく暑さと水分不足で枯れてしまったのでしょう。

こんなに暑いのに雨がほとんど降らないの植物も耐え切れなくなったのかもしれません。

そして外の野草でもこの有り様なので、家のベランダに植えている販売用の水草(水上葉)もだんだんと枯れている部分が多くなってきました。。売れないやん…

本来は一番緑が茂って綺麗な季節なんですけどね。

そういえば去年の今頃は何回も傘も持たずに雨に降られたブログを書いていたような気がします。びしょ濡れになっていたのが懐かしい。

まあ子ども達はカメのギーナの住処である裏庭に幼児用プールを出して楽しそうに遊んでいます。ギーナは水が飛んで来て迷惑そうにしているけど…

子どもはいつでも楽しそうでいいですね。

みなさんも暑さに負けないように楽しい日々をお過ごしくださいね!

ではまた次回!!

2023/08/04
ビルケンシュトック インソール  
1ヶ月半ほど前に靴に入れるインソールを買った話を書きました。

BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)のBlue Footbed Sportというインソールで写真のように踵から足の3分の2くらいしかない短いタイプのもの。たいていの靴にはフィットするので、一つあれば自分の持っている靴どれでも移し替えて使えます。


さて、買った初日から歩く感覚のよかったBIRKENSTOCKインソールですが、ここまでの期間毎日使用してみたところ、、

やはり感覚はよく足にも変化が出てきました。

元々足の横アーチが潰れやすく開張足気味になりやすい僕の足は人差し指や中指の付け根の皮膚が擦れやすく、その部分が硬くなってタコみたいなものができていました。

そのイカ...じゃなくてタコがほとんどなくなってきたのです!

そして足の縦アーチも横アーチも前より良い感じに出てきました。僅かなアーチの変化ですが、結構な違いです。

そして外を歩く時の疲れなんかも違います。前よりも内腿が使えて楽な歩き方になりました。(ここ最近はヤバい暑さで逆にバテまくってますが笑)

さすがドイツメーカー。起源まで遡ると250年の歴史があるらしいですよ。ちなみにBirkenstockは起源になった靴職人の苗字。ドイツらしい雰囲気の名前です。

このインソールは程よい硬さがあり作りも丈夫で長く使えそう。これからまた使っていって変化があれば報告したいと思います。

ということでインソールのレビューブログでした。

ステマじゃないよ。お金もらってないよ。ただの個人的な感想だよ。

ということでまた次回だよ!!


2023/08/03
子ども時代  
最近よく思うのは、、

自分が生涯に渡ってやりたいことのヒントはほとんど幼少期に隠されているんじゃないかということ。

大人になって色んな経験を積んだりしてかなり変わった気になっているけど、本質的な自分が持っている性質は子どもの頃からさして変わっていないんじゃないかということ。

僕は小さい頃から動物が好きで、外で虫を取ってきたりモモンガ飼っていたり、アクアリウムやったり。

そして自分の体を研究するのも好きで、「どうやったら速く泳げるか」「どうやったらブレなく動けるか」などなど考えていました。

さて、もう30歳もゆうに過ぎた今やっていることといえば…

子ども時代と変わってないじゃん…!!

子どもとトカゲや虫やヘビや魚を捕りに行ったり、身体を研究して鍛えてみたり。そこでお金を生み出すかどうこうという点は子ども時代とは違いますが、やってることは変わりない。

結局たどり着くとこにはたどり着くんだなと思います。

なので「自分が何をやりたいのか?」「何をやってるのが幸せなのか?」がなかなかわからない方も子ども時代の記憶にアクセスしてメモなんかしてみると改めての発見があるのかも。

自分が好きだったこと。得意だと思っいたこと。もしくは本当はやりたかったけどやれなかったこと。

具体的な何かが浮かばなくても「細かい作業が落ち着いた」とか「とにかく人と喋ってるのが楽しかった」とかそういうことも自分の性質を探るヒントになるかもしれません。

「三つ子の魂百まで」とはよくいったもの。

まあ百まで生きる自信はないけどね。

ということでまた次回!!

2023/08/02
イクスカ ICカード  
先週の土日に仙台に行った際、ホテルの最寄駅に交通系ICカードの看板がいくつもありました。(写真)

icsca(イクスカ)

初めて聞いたICカード。かわいいフクロウのキャラクター。(後で調べたらスズメでした...)

僕が使っているのはPASMOですが、全国WSに出かける度に色々なICカードを目にします。JR西日本の「ICOCA(イコカ)」や名古屋に行った時には「manaca(マナカ)」というのも見ました。

今回のイクスカの名前の由来はいうと、仙台弁の「行きますか」を意味する「行くすか」と英語で「小旅行」「遠足」を意味する「イクスカーション (excursion)」とをかけ合わせたものらしいです。なかなか良くできてる。

そして気になったので他にどんなICカードがあるのか調べてみました。

すると出てきたのは、、

サッと取り出して、ピッと利用できるSapporo(さっぽろ)のICカードの「SAPICA(サピカ)」、岩手の方言を取り入れた「IGUCA(イグカ)」、あまり地域性をかけてない福島の「NORUCA(ノルカ)」、そしてもはや意味がわからないネーミングの高知県「ICカードですか」などなど。

うまくできてるモノからツッコミどころだらけのモノまでたくさん存在していました。

全国のカード集めてるマニアの人なんかもいるんだろうな。

僕はもちろん...

買いませんでしたよ!笑

だって使わないんだもの。

愛するPASMOがいるから浮気はしません笑。

みなさんはどんなICカードを使っていますか?面白いのあったら教えてくださいね。

ではまた次回!!

2023/08/01
アオダイショウ 卵  
一昨日は仙台でのWSでしたが、その裏で我が家では大変なことが起こっていました。

それは突然訪れました。

WSに向かう前、仙台のスタバで一息ついていた僕の元に妻からLINEメッセージが入りました。一枚の写真と共に。

「ダイが卵産んでる...!!」

「ダイ」とは大冒険をする勇者の方ではなく、うちで少し前から飼っているアオダイショウのこと。そのダイが卵を大量に抱えている写真が送られてきました。

というかその前にダイよ...

メスだったのね...

ダイなんて名前つけてごめんよ。(付けたのは長男ですが。)

卵を見る限り真っ白で綺麗。これはおそらくちゃんとした有精卵。

つまりは少し前に交尾をした個体を捕まえてきてしまったのでした。同じようなケースをYouTuberの「ちゃんねる鰐」さんの動画で見ていたので、なるほどと納得する気持ちもありました。

そして、思い返してみれば...数日前にエサをあげた時全く食べなかったのです。成体のヘビの食事は1週間に一度程度ですが、その前週に関しては脱皮前だったのでご飯を抜いていました。なのでお腹はペコペコのはずなのにエサに見向きもしない。

しかもビクッビクッと体を震わせるロボットダンスのようなおかしな動きをしていました。これも何か出産前の兆候だったのでしょう。

今思い返してみれば不自然な点はあったものの卵を産むという想像は全くしていませんでしたのでとても驚きました。飲みかけだった抹茶ティーラテをもったいないほど高速で飲み干しすぐにスタバを出て妻に電話をしました。

ビデオ通話にすると子ども達も大興奮でダイの卵を喜んでいます。すでに名前も考えています。気が早い。

第一発見者だった妻は寝起きにダイの方を見た時、奇妙な白い物体がたくさんあるのに気づき悲鳴を上げてしまったそうです。最初卵とは思わずにダイの体に奇妙なエイリアンみたいなのがひっついているように見えたようでした。そりゃびっくりしますね。

さて、、卵は温度によって違いますが、40〜80日ほどで孵化するそうです。そして飼育下においては孵化方法は2通り。自然孵化か、温度湿度を管理した上での孵化。

うちでは後者を選ぶことにしました。というのも結構母親が自分の卵を飲んでしまうことや割ってしまうこともあるようなのです。なのでうちにあったプラスチックケースなどを使ってその中で卵を管理することにしました。

ケースの中に敷き詰めて使う水苔は購入せずとも家にありました。テラリウムやパルダリウムに使っていたのです。一定の道具は揃っている安定感。何が起きても大丈夫そうです。

そんなこんなで仙台から帰ってきてすぐケースを用意してそっとダイの元から卵を移しました。

その際に一瞬だけ卵が逆向きになってしまったのが少しだけ気がかり。というのも爬虫類の卵は産み落とされた時の向きのままひっくり返さない方が孵化率が上がるらしいのです。天地無用。

ただ調べてみると一瞬くらいは全く問題はなさそうな感じ。そのまま水苔の上に元の向きのままそっと置きました。

今の時期ならヒーターは要らず、湿度は高めに維持してうまくいけば50日程度で赤ちゃんが生まれてきます。

うまくいくのか...?

初めての経験なのでなんとも言えませんが楽しみです。

どうなるかわかりませんがまた報告しますね。

ではまた蛇回!!

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