【日時】8月27日(日)14:00〜17:00
※開始30分前から入場可能です。
【場所】studio_MINT稲毛
〒2630043 千葉県 千葉市稲毛区 小仲台 2-13-1
稲毛駅 (JR中央・総武線) 徒歩4分
スタジオ詳細はこちら↓
https://www.instabase.jp/space/8424249826
【料金】5,000円(税込)
【お支払い方法】現金 or PayPay or クレジットカード払い(当日)
【定員】12名
【持ち物】ヨガマット、動ける服装、飲み物、汗拭きタオル、(持っている方はヨガブロックもあると便利です。)
●8/9&8/23(水)10:00〜11:30「後屈部屋90」
●8/10(木)&8/22(火)6:00〜6:45「朝から逆転基礎」
●8/11(金)9:30〜11:30「山の日だよ!アーサナ夏祭り」
◎8/12(土)8:00〜9:30「Junko先生のアナトミック骨盤ヨガ」
◎8/13(日)7:30〜9:00「Maya先生のホイールヨガ【後屈第三弾】」
●8/15(火)19:30〜21:00「超速理解&実践!アーサナ分析講座」
◎8/26(土)8:00〜8:45「Akiko先生のはじめての顔ヨガ」なんだか思いもかけず長ったらしいブログが続いています。今日のは一昨日と昨日のブログの続き。(一昨日の→イントラからの切なる質問、昨日の→現状アップデート習慣)
さて、、自分磨きをしてレッスンの質を上げたAさんは今来てくれている参加者の方々には前より満足してもらっていますが、ただAさんの望みは「多くの方に自分のレッスンを届けたい。」というもの。いくらヨガの知識やスキルが上がっても参加者が増えることはありません。(これが大手スタジオなどの雇われの身だったりするとスキルが上がるだけで人が増えたりします。)
なので集客のための宣伝をしないといけないのですが、その方法がわかりません。
宣伝の方法は色々あります。
・SNS
・インターネット検索(自分のWebサイトや影響力のあるサイトへの登録)
・YouTube
・口コミ
・地域の掲示板
・チラシ配り
などなど…
「方法があり過ぎてどれがいいのかわからない!」なんて言ってる間に一生懸命まず一つのことを試してみるといいと思います。それぞれにメリットやデメリットが存在しますし、狙いたい層によってやり方は変わってはきます。
しかしそれを差し置いてもまずはどんな方法であれ「一生懸命やる」ことが必要だと思います。根性論のように聞こえるかもしれませんが、違うんです。自分の手をつけやすいものからやった方が学べるのです。
「SNSすらももう古いこのWeb3.0の時代にチラシなんて時代錯誤も甚だしい」なんて新世代系インフルエンサーのいうことをそのまま投げかけてくる輩がもしいたら、頭を鷲掴みにしつつ顔を蹴ってあげてください。(アヒンサー抵触)
時代はどんどん進んでいます。色んなことがどんどん古くなります。そんなことわかってます。特にここ数年、この先5年は今までと比較にならないほどの加速度でしょう。
しかしそれでも人の世全てが一気に変革することはありません。むしろ一定の年齢層以上は昔ながらの方法で情報を取り入れている人の方が多いくらいです。(テレビやチラシなど)
そしてなによりも、まず最初に学びたいのは最新のツールの使い方ではなく「普遍的な人間の心理」なのです。どんなことに人は動かされるのか?ということなのです。
だからどんなツールを使ってもいいのです。SNSやYouTubeができないなら手書きのチラシでもいいのです。もちろん最新のツールでもかまいません。しかし条件は「一生懸命」作ること。
古典的なツールの一例の話になりますが、チラシを用いるとします。作成したチラシを土曜日の朝刊の新聞折り込みとして配布する。レッスンをしているレンタル施設から半径数kmの範囲10000戸くらいを狙って新聞に挟んでもらう。
もちろん10〜30代くらいの若い世代は新聞を読まない人の方が多いですが、ヨガに興味のあることの多い40〜60代くらいの年齢層の方は今でもけっこうな割合で新聞を読んでいます。土曜日の朝であれば何気なく広告チラシに目を通す人も一定の割合います。
ただ他のチラシも多い。そのチラシに紛れないためには紙の質感やサイズを一般的なものとは変える。パッと目につく色にする。綺麗なフォントではなく味のある手書きで印象づける。など色んな工夫ができます。自分だったらどんなものに目がいくだろうか想像を巡らせたり、家族や知り合いの印象に残ったチラシなどを聞いてみて参考にするのもいいかもしれません。
そしてそのチラシを見た人のヨガに対するモチベーションが上がった場合に即行動できる仕組みを工夫しとかないといけません。スマホ慣れしている人のためのQRコード、電話で問い合わせたい人のための番号、メールは必要なのかな?などを考えます。ともかく今の自分でできる限り工夫します。
まあその辺は最初から完璧になんていかないのでまずはやれる範囲でしかやれません。でも一生懸命やっとけば後でよかった点と改善できる点を洗い出せるのです。
そんなこんなで配布された10000部のチラシから問い合わせがあるのは1000世代に1人、10人前後といったところでしょうか。
その中からなんだかんだ体験レッスンに現地まで来てくれるのは6人くらいかもしれない。(しかも一気には来ないで3〜4ヶ月かけて徐々に来たりします。チラシを見るタイプの人はチラシを保管しておいて後から来たりするのです。)
元々3〜4人くらいでやっていたヨガ教室。6人が来てくれれば10人前後の教室になって活気が出てきます。
しかし現実はそんな甘くはありません。Aさんが日々学びレッスンの質が良かったとしても6人中2人はそのうち継続せずにやめるでしょう。原因は何か?それはわかりません。人間には相性というものがあるし、その人自身の家庭事情や仕事事情もあるでしょう。
これ以上ないレッスンを提供していたとしてもそれくらいの人数は減ります。
しかしチラシによって3〜4人は新たに加わってくれました。そうなることでモチベーションが上がりAさんはますます学びを深め自分を高める努力をします。レッスンの質は高まりAさんの眼にも「推しの子」のような輝きが宿ります。
今やっていることが前よりもパワーアップしたAさん。しかしここで非常に単純なことに気づくのです。
今回は昨日のブログの続きです。(昨日の→イントラからの切なる質問)
とりあえず「一生懸命やろう」の具体例からのスタートですが、、
例えば現在公民館などの場所を借りて週一回60分のレッスンをしているインストラクターAさんが主人公だとすると、その状況は、
・週一回のレッスンに集まってくれる参加者は2〜4人。ここ1年で何人か新規で体験に来てくれた人もいたがなぜか継続はしてくれなかった。
・レッスン代は一回1,000円
・一年ほどこの形でやっている。最初のうちは「ヨガを伝えられる」ことに喜びを感じていたが、最近は自分の状況にモヤモヤしている。自分のクラスなマンネリ化も感じる。
・本音では…もっと多くの人に集まってほしい。インスタで発見したキラキラした有名女性インストラクターのようになってみたい。自分がきっかけで色んな人の喜ぶ顔が見たい。そして当然稼ぎたい。
ざっくりとこんな感じだとします。ここからの情報だけでもできることはたくさんあると思います。
昨日のブログで書いたのは2軸で「一生懸命」やる方法。
①今すでにやっていることをもう少し一生懸命やってみる。
②今やっていることからほんの少しだけはみ出たことに一生懸命取り組んでみる。
まず①から実践すると、今やっているレッスンを今参加してくれている人に向けて一生懸命やること。
毎回違うシークエンスをやって新鮮さを出せ、とかそういうことではなく。同じシークエンスをやり続ける良さはありますしね。
でも同じ流れをずっとやっているにしても、自分の学びの量によってアプローチや説明も違ってきます。本当にそのアーサナのエッセンスを理解できていますか?TTで習ったことだけをそのまま喋っていませんか?本当に自分の口から出た言葉ですか?
自分の中でも自信のないクラスを自分が継続して受けたいとは思わないでしょう。
ただここら辺が急に熟達することは絶対にあり得ません。自信のないところなんて急に解消できませんし、不安な点を背負ったままでレッスンを続けることになるでしょう。
でも自信のなさや不安を認識しているからこそ毎日ちょっとずつ前進しようとします。自分の立ち位置がわかることが一番の強みになるので不安はある意味武器です。完全に満たされているとそれ以上は進めませんので。
ありがたいことに今の時代は無料で参考になるコンテンツがたくさんあります。例えばYouTube上で「ヨガポーズ図鑑」と検索するとたくさんのアーサナ解説が出てきます。(ちゃっかり宣伝入れる笑←このしたたかさも大事)
高価で難しい本が読めなくてもちょっとしたことで自分の理解が深まる時代です。本だって図書館で借りられるしメルカリで安価なヨガの本も落ちています。いくらでも工夫の余地があるのです。
コツは疑問を持つこと。広い内容全てを網羅しようとせずに、自分の疑問があることをピンポイントで攻めます。
例えば自分が猫背気味で悩んでいるなら、「猫背とはそもそもどんな状態なのか?」と調べていけば、縮まっている筋肉、伸びきっている筋肉など出てくる。その筋肉名がわからなければ一つ一つ調べていく。そしてそもそも筋肉の「収縮」とはなんなのか?ということがわからない自分に気づきます。で、また調べる。調べているうちに猫背問題が骨格筋だけでなく内臓まで絡んでそうだな、と気づき、「内臓ってそもそもどんな組織なんだっけ?」と疑問を抱く。
そうやって派生した疑問を一つ一つ解消しようとしていくうちに一般的なインストラクターのレベルよりかなり知識が底上げされます。
ん?記憶力が悪くて覚えられない?
全部覚える必要はありませんしどちらにしろ僕でも覚えられません。僕は観た映画の内容やS君の発言を全て忘れています。
大切なのは「調べようとする意思」と「検索能力」だけです。ここさえ習慣づけてしまえば自分の基礎知識はグッと上がります。そもそも情報に簡単にアクセスできるこの時代に全部頭の中に入れる必要がないのです。いつでも調べればアクセスできる包括的な理解とスキルをつけとけばいいのです。
そしてもう一つ今やっているクラス内でできることと言えば、自分のアーサナ練習。しっかり練習することで先ほどの知識が自分の経験と相まって重みが増します。知識が使える知恵に変わります。
そして何より自分のことに置き換えてみればわかるかもしれませんが、自分がヨガを習うなら「日々誘惑に負けて明日から練習しよう」と言っている先生か「淡々と実践を繰り返している先生」のどっちがいいですか?
実践してる人はなんだかオーラも変わってきます。その辺の自信のなさはバレてしまいます。
なので「ありのままの自分」とかいう素晴らしい言葉を練習しない言い訳に使わない方がいいかもしれません。その言葉を使っていいのはエルサか松たか子だけです。レリゴー。冷凍されないように気をつけてください。
…という感じで現時点していることに関して自分でできることはいくらでもあるのです。
工夫の余地が100あるのだから、まずはそのうちの1〜10くらいまで進めるだけで今参加してくれている人の満足度は変わるでしょう。
しかしもちろんこの自分アップデートだけで新しく人が集まる訳ではありません。そんな自分を知ってもらわないといけないのですから。
だから②の自分の枠から少しだけ飛び出した試みが必要になってくるのです。
あ…また長くなっちょる。。ここらで終わりにせねば…!
ということで続きは明日に。次回こそ完結を。
ではまた!!