みなさんは幸せな毎日を送っていますか?
「幸せ」の定義とは?などなど考え始めてしまったら難しい質問かもしれませんが、とりあえずなんとなくの雰囲気で答えてみてください。
「幸せな毎日を送っていますか?」
大丈夫です。宗教法人「幸福絶頂・虹の世界」などを立ち上げる予定はありません。安心してください。
さて、上の質問にYes!と即答した方もいれば、「あんまり幸せじゃないかも...」と思った方もいるかもしれません。もちろん人それぞれ置かれている状況、環境、人生が違うわけなので当たり前です。しかし状況が違ってもできることはあるかもしれません。
先日、そんな幸せに関して次男(5歳)からヒントとなるような言葉が出てきました。夜寝る前に「おかあちゃん、きょうどんないいことがあったっけ?」と妻に聞いていたのです。聞いてみれば彼は寝る前にその日にあった良い出来事を思い出してから寝るそうです。良い気分になるのだそうです。
その日の終わりに良い気分になると次の日も良い気分で過ごせるようになります。現に彼は毎日happyそうに過ごしています。
そういえば全く同じことが「幸せ」を科学している本にも書いてあったような気がします。寝る前にその日あった良い出来事を思い出してみる。どんな些細なことでもいいから、自分にとって嬉しかったことや気持ちよかったこと、安心したことなどを思い出してみるというものです。
特別なことがなくても「朝散歩した時に吸い込んだ空気が気持ちよかった」とか「〇〇と一言挨拶できた」とか。
そんなことを一つ寝る前に思い出すだけで、その日に起こった9割のことが苦しいことだったとしても、脳はその日が「良い1日だった」と認識するのです。映画なんかでもラストシーンによって印象が変わるのと同じ。寝る前の最後の感情というのはとても重要なのです。睡眠の質にとっても。
だからそんなことを毎日繰り返すだけで、幸せな毎日を送っているような認識になっていく。辛いことの割合が楽しいことの割合よりも多かったとしても、そんな習慣一つで自分の心身の状態は変わってしまうのです。
だから特に逆のことはやめた方がいいですよね。どんなに楽しいことが多くてもたった一つの嫌なことを寝る前に思い浮かべるだけで、脳はその日が「嫌な日だった」と認識してしまうかもしれない。もったいないですよね。
幸せの種類は何パターンかあります。仕事などで何かをコツコツ成し遂げていって感じるタイプの幸せもあれば、すでに身の周りや自分自身の中に存在しているタイプの幸せ。
上で述べてきたのは後者のタイプですね。すでに存在している幸せにいかに目を向けられるか?気付けるのか?
ここは訓練していけば誰でも気づくことができます。いつでもどこでもそれを感じることができます。でも逆に自分の前に当たり前にあるものに気づくのは多くの人にとって難しいことでもあるのかもしれません。その一つのテクニックが次男が毎日やっている「良いこと探し」。
それにしても、誰が教えたわけでもないのに自然にそれができるとは...いったい人生何週目?笑
大人の方が見習うべきことですね。
寝る前習慣オススメですよ。
以上「幸福絶頂・虹の世界」代表の愛島虹季がお送りしました。
ではまた次回!!