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RSYブログ

2020/05/31
物  
少し前のブログにも書きましたが、最近新しいパソコンを買いました。もう9年くらい同じパソコンを使っていたのでオンラインレッスンを始めたこの機会に新しいMacを購入したのです。

古い方のMacもまだ使っています。そちらでしか使えない機能やデータもあるからです。そして今日の写真はその古いMacの充電器なのですが、長年の使用でケーブルの根本が切れかかっていて接触が悪くなっていました。切れかかっている部分をテープで補強して調整しながらなんとか古いMacを充電していました。

しかしさすがに限界かなと思い、今日Amazonで新しい充電器を注文しました。

すると注文した直後からテープで補強していた古い充電器が全く使えなくなってしまいました。今日の朝までは充電できていたのに。。

こういうことってけっこうありますよね。

九十九神(付喪神、つくもがみ)なんていう考え方も日本にはありますが、物にも魂が宿るのかもしれません。ここまで頑張ってくれたことに感謝しないといけないですね。

ところで物にはエネルギーが宿ります。そんな確信を持てる面白い経験がありますのでその話はまたそのうち。

2020/05/30
オ◯ラ  
春になってうちの子ども達は再び虫捕りに夢中です。毎日網を持って近所の草むらに出かけています。捕まえるのは主にチョウやバッタ。しかし今日長男が見つけたのは、、

オ◯ラ。


オナラでもオクラでもないですよ。

オケラです。

地面にオケラが歩いていました。実は僕オケラを見たの人生で初めてです。もちろん図鑑などで姿形は知っていましたが今まで意外にも外で実際に出会ったことがなかった。。

「ミミズだって、オケラだって、アメンボだって…」と超有名な曲の歌詞に出てくるくらいだから遭遇頻度も高いと思いきや全然見たことがない。東京育ちだからですかね。みなさんは見たことありますか?

ところでオケラ、地中で生活しているだけあってモグラにどことなく似ています。体全体もかわいいフォルムです。前足にはトゲトゲがついていて面白い感じ。一発で気に入りました。(虫が苦手な方のために写真はぼかしときました。)

ところでオケラ、オケラと呼んでいますが、本当は「ケラ」なんですよね。「オ」はただの丁寧の接頭辞かな。ネットで調べたら漢字もあり「螻蛄」と書くそうです。読めないし一生書くことないのでしょうね。。


出会いの春ですね。

2020/05/29
東大受験物語 番外編「有効だったBENKYO, HO!」  
5月ってこんなに暑かったのか、というほど暑いです。子供たちとチョウチョを追っているからでしょうか。穏やかに過ごしていれば心地良いくらいなのかもしれません。そろそろ髪もかなり伸びて鬱陶しくなってきました。逆立ちを多くやるようになってから伸びがはやくなった気がします。

今回の東大受験物語は番外編です。どんな勉強法が役に立ったか、についてです。受験出なくても、みなさんの仕事や何かしらの作業に役立つかもしれません。(もしくは役立たないかもしれません。)気になる方はぜひお試しください。

前回の話↓



受験勉強が進むにつれだんだんと自分に合った勉強法がわかってきます。スタイルが徐々に確立されていくのです。でもそこまで行くには非効率的でもがむしゃらにやってみる時期が必要でした。何が自分には合っていて合わないのかがわかってくるのです。今回は自分にとってうまくいった勉強のスタイルの一部をご紹介します。


1.「軽いものから」勉強法

この方法は本編の中でも触れていますが、何か新しいテーマに取り組む時は軽いものから入るというものです。例えば歴史の概要を掴むために歴史マンガを読んだり映画を観る。流れを把握してから徐々に詳しい読み物に入っていくというものです。受験のようにタイムリミットがあるものだと一刻もはやく詳細なことまで知りたくなってしまうもの。でも端から完璧にやり過ぎるとただ疲れるだけで結局は何も頭に入らなかった、なんてこともあるのです。

なのでまずはざっくりとしたことから始める。その方が結果的に時間効率が良いように思います。これは勉強や仕事に限らず色々なことに当てはまりますね。ヨガの練習にしても一気に何もかもやり過ぎない。簡単にこなせる所から始めます。そして習慣をつける。その物事を味わって楽しむためにも「軽く入る」というのは重要です。


2.「30~40分に一回身体を動かす」勉強法

これは普段血行があまり良くない人にオススメ。座って作業をしているとだんだんと身体が固まってきます。血行も悪くなって集中力、思考力が下がります。そんな時はさっさと立ちます。スクワットなどで下半身全体を動かしたり、好きなヨガのアーサナをやってもかまいません。後屈なんかも気分がリフレッシュして良いと思います。

受験期には僕はまだヨガを知らなかったので懸垂数回と壁倒立を30分に一回くらいやっていました。座っているとだんだん首と背中が痛くなってくるので懸垂で背中に血液を回して、壁倒立で頭に新鮮な血を送りました。そうすると集中力が再び戻ったり新しいアイデアが浮かんだりします。そういえば今もヨガで身体を動かしている時に一番良いアイデアが浮かびます。職場などでも使える方法です。最初は恥ずかしいかもしれませんが、「30分に一回スクワットをする人」というイメージを一度持たれてしまえばもう誰も気にしません。むしろマネする人も出てきます。周りに影響を与える人になってください。


3.「さっさと答えを見る」勉強法

これは受験期というタイムリミットの中、特に数学という科目において有効でした。数学を教えてくれていたN田が「最初は解答を端から読んで考え方のパターンを増やした方がいい」と言っていたのですがまさにその通りでした。タイトなスケジュールの中でやるには自分の乏しい思考力だけでは時間がかかり過ぎるのです。

東大の過去問などを始める前の準備段階としてN田は僕に「良問プラチカ」という数学の問題集を勧めてくれました。「良問」というだけあって良くできた面白い問題ばかり載っているのですが、最初から自分の力だけで解こうとすると1問につき1時間くらいかかってしまいます。他の科目も大量にある中でこれでは時間がかかり過ぎる。なのでさっさと解答を読んでしまいます。これなら1問につき15~20分くらいで済みます。そういった形でまずは本を1周する。そして2周目からは自分の力だけで解くのです。この方法でだいぶ時間的効率が良く数学の力がつきました。

仕事や日常などに応用すると他人の真似をまずしてみることでしょうか。そしてだんだんと自分のスタイルを作っていきます。


4.「三倍速音声ジョギング」勉強法

この方法は日本史、世界史、古文などの文系科目には最も効果を発揮しました。歴史や国語などの参考書に塾講師の解説CDが付属しているものがいくつかあったのですね。歴史の重要な流れなどを人気の塾講師(?)が語ってくれているようなものです。だいたい1つ60分くらいにまとめてあるCDが多かったのですが、60分のCDを家でただ座って聞いていても僕の場合子守唄にしかなりません。なのでジョギングをしながら聞くのです。眠ることは絶対ありませんし、ジョギングによる神経伝達物質の分泌でどんどん集中力が高まり内容が頭に入ります。

そしてそれをさらに三倍速にして聞くのです。音源の速さを自由に変えられるスマホアプリがあるのです。三倍速が言っていることを聞き取れるギリギリの速さ。集中しないと全く聞き取れないのでなお集中力が高まります。「聞き流し」ではありません。絶対に「聞き流さない」ように集中するのです。(初めて聴く音源は1.5倍〜2倍くらいでないと難しいです。2周目以降は3倍。)そして1時間のCDを3倍速で聴くということはたった20分で1枚が終わります。1時間走れば参考書3冊分の流れが頭に入ります。これを毎日毎日繰り返す。1ヶ月もすれば30冊の内容を3周し内容が頭に定着しています。そして「軽いものから勉強法」の所に書いた通り知識の下地ができていればより詳細なものを苦ではなく読めるようになるのです。

倍速は本当に良いです。今はYouTubeなどにも倍速機能がありますよね。ぜひ生かしてみてください。


5.役立った道具No.1:ブックスタンド

これは勉強法ではないですが、受験期に一番役立った道具です。ブックスタンド、本を立てる為の道具ですね。

受験勉強を始めてすぐに首の痛みに襲われました。それもそうです。元々首周りが弱い所に下を向いて長い時間作業をする生活が始まったのですから。早々に勉強どころではなくなってしまいたどり着いたのがブックスタンド。これのおかげで首をまるめずに作業ができるようになりました。それと机の下に何か挟んで高さを上げて椅子として使っていたバランスボールの空気を少し抜くことでお尻の位置を低くする。こうした調整で机で勉強している時にも背骨の形を立っている時とほぼ変わらない状態に保てるようになりました。身体の負担が全然違います。

受験も結局は身体を使った耐久勝負ですからね。しっかり環境を作ることで効率が全然違ってきます。


いかがだったでしょうか。何か自分のやっていることに応用できることはありましたか?ヨガを実践している今ならもっと有効な方法はたくさんあったりしますが、当時は自分なりに取捨選択をして上記のような形で勉強していました。今に活かせていることも多々あります。

時間をかけて何かを継続して行うことが一番大事だと思います。ただ時間という制約があるのも事実です。その時々での工夫も必要になってくるのですね。

みなさんは時間に対して何か工夫していることはありますか?


以上番外編でした。


To Be Continued...(毎週金曜日連載)

2020/05/28
アシュタンガヨガ体験クラス  
今日の夜はアシュタンガヨガのオンラインレッスンを受けてきました。(「きました」というかオンラインなので受けるのは自宅のいつもの部屋からですが。。)

講師はなんとケンハラクマ先生。アシュタンガヨガの第一人者です。僕がヨガを始めた時に買ったDVDはケンハラクマ先生のものでした。DVDでは何度も何度もその声に合わせて日々身体を動かしていましたが、直接本人のクラスに参加するのは今回が初めてでした。

そして今回はアシュタンガをやっているS君も誘って一緒に参加したのでした。(結果的に男性は僕とS君二人きりでした。)

結果、

本当に楽しかった。そして勉強になりました。

ケンハラクマ先生は穏やかで気さくで冗談ばかり言う方でしたが、最後の質問コーナーで僕が呼吸に関しての質問をすると詳しく的確に答えてくださいました。質問できて良かったです。最初に手を上げる瞬発力はやはり大事。

そしてレッスン受講中に起こったいくつかの事件…クラスの余韻に浸りたいのでここでは触れないことにしておきます。

S君、お疲れ様でした。

2020/05/27
役立ち相談室  
5月から始まった「なんでも相談室」(水曜21時〜)。最初はどんな感じになるのか予想はできませんでしたが好評です。僕にとってもすごく貴重な時間となっています。

というのも通常のヨガレッスンと違い僕だけがしゃべるわけではないので色んな人の意見が聞けます。その中には普段僕が実践していないことや意識をしていないことなども含まれます。僕にとっても参加者にとっても視野が広がる時間になっていると思います。

あとは単純に他の人とコミュニケーションをとれる場としても良いものだと思います。オンラインレッスンはスタジオレッスンより他の参加者との会話のやり取りがどうしても少なくなってしまいます。なんでも相談室は身体を動かすわけではないのでその分口が動きます。他人とのコミュニケーションは特にこのコロナの世においてはとても大事なもの。外出が少なくなり他の人と喋る機会が減っていますからね。話すことは良いリフレッシュになります。

最近は些細なことでも気が滅入ってしまう人も多いと聞きます。身体を動かす機会が減ってコミュニケーションが少なくなれば心身がすごい勢いで衰えるので当然です。自分から積極的に動いてそういった機会を作っていかないといけない時期ですね。アナ骨のテーマでもありますが「能動的」に動くというのが大切です。自分から動いた時のみ向こうから自然に何かがやってきてくれます。

さて今日はどんな質問が出るのでしょうか。楽しみです。

今日の写真はインスタに投稿しようと思ってボツになった写真です(笑)

2020/05/26
アベノマスク  
今日厚生労働省から二枚の布マスクが届きました。何かと話題になっていたこのマスク、なかなか来ないなと思っていたら忘れた頃に届きました。

早速着けてみましたが、やはり少し小さめかなと思います。鼻の横に隙間ができやすい気がします。小学生くらいが余裕があっていいのかもしれませんね。

せっかく届いたので使い道を見つけて有効利用しようと思います^ ^

2020/05/25
もう少し様子見  
こんばんは。緊急事態宣言解除によって世の中が再び動き出しそうですね。スポーツジムを始めフィットネス関係の施設もすぐに再開されそうです。

そしてRSYのスタジオレッスンの再開についてですが、結論から言えばもう少し様子を見ようと思います。少なくとも1ヶ月はこのままお休みします。再開を楽しみにされている方申し訳ございません。

ただすぐに再開しないのにも理由があります。一番の理由は早急な再開はかなりのリスクがあること。というのもヨガ教室という場所には身体に悩みがある人が多く集まります。(もちろんスーパー元気な人もたくさんいますが。)そしてその中には身体的なエネルギーのレベルがかなり下がってしまっている方もいます。

コロナ(もしくは他の風邪なども)で重症化する、亡くなる、というのは単にサイコロを振るような確率の問題ではありません。全体でみればサイコロですが個人に焦点を当てれば必然です。仮にコロナの致死率が5%だとして、これを高いと見るか低いと見るかは人によるかもしれませんが、その20人に1人になるかどうかはかかる前からほとんどすでに決まっているでしょう。身体の力が全てなのです。亡くなってしまう本人からしたら亡くなるべく身体的理由があって亡くなってしまいます。(そこに迅速で的確な治療があったら助かったりするのでしょう。)

感染しなければ弱っている人も安全です。

ヨガスタジオレッスンは再開します。ただこれから世の中が一気に動き出し先がどうなるかわからない中で今動くのは得策ではない気がします。僕としてもいちはやく動きたい気持ちはありますが。救いとしては今はオンラインという環境でヨガができています。理由がありオンラインを受けられない方はもうしばらくお待ちください。

それと今お手持ちの回数券やフリーパスはご希望でしたら残り分を返金いたします。ご返金希望の場合はメールでご連絡ください。スタジオが再開したらレッスンに参加する、という方はそのままお持ち下さい。

ではでは引き続き体調に気をつけつつも毎日を楽しんでいきましょう!

2020/05/24
血糖値スパイク  
昨日今日と暑いですね。午後公園に遊びに行って夏バテ気味です。水分補給をしっかりしなきゃいけない季節ですね。

先日の「なんでも相談室」でヨガ後の身体の回復にはどんな物を食べたらいいのか?という質問が出ました。人それぞれ体質が違うし栄養の必要量は違うのでもちろんコレといった答えはないのですが、自分に合わないものはなるべく摂らないほうが体調を維持できます。

タンパク質は一部の体質を除いては万人に必要なものだと思います。脂質も質が重要にはなってきますが食べたからといって体調が乱れるものではありません。(一度に食べ過ぎると胃もたれになります。)

三大栄養素の中で最も扱いが難しいのは糖質(炭水化物)。人によって糖質への反応はだいぶ異なるのです。いくら糖質を摂っても調子の良いままの人がいる一方で、糖質を摂ることで身体がだるくなったり眠くなったりする人もいます。しかも食べる糖質源によって反応が大きく違ったりもします。パンは大丈夫でもご飯は眠くなる、ご飯は大丈夫でもパスタはだるくなる、など反応は様々です。

この辺りの反応にはそれに含まれている糖質の形だけでなく特定のタンパク質の種類(グルテンなど)が合わない場合もあります。いずれが原因にしても糖質源のチョイスや最適量は人によって全然違うのです。

どう確かめたらいいかは割と簡単。その食べ物を食べた後に、
・眠くならないか?
・疲れないか?
・集中力が下がらないか?
・不機嫌にならないか?
などを観察すればいいのです。糖質源になる食材(米・小麦・その他穀物)は上記のような反応が強く出やすいです。タンパク源(肉・魚・卵・大豆)などはアレルギーがない限り食べてもだいたい体調は安定します。

あと分子の小さな糖質(砂糖、ブドウ糖)などが多い食べ物はさらに影響が大きくなります。血糖値の急激な上下動を誘発します。この辺も人によっては注意した方がいいものですね。

ともかく身体は身体にとって良い物に気づいていますので、その声に耳を傾けてあげてくださいね。

2020/05/23
助かった…  
1ヶ月ほど前にブログに書いたAmazonフィッシング詐欺(ブログ:魚と鳥)ですが、今回届いたクレジットカード明細を確認したところ第三者には一円も使われていませんでした!すぐに気づいて30分以内にカードを止められたのが良かったようです。新しくしたカードも今日家に届きました。

引っかからないようにするのが一番ですが、もし引っかかってしまっても慌てずにカード会社に連絡するなどすればリスクは下げられると思います。あとは何か違和感がある出来事があったらすぐに確認してみてくださいね。

今はコロナ関連、給付金関連の詐欺も多いようですのでみなさん十分にお気をつけください。(←自分がかかりそうだな。。)

2020/05/22
東大受験物語 第七話「K庭教師のK君」  
ここ1週間くらい寒い日が続きますね。梅雨入りしたのではないかというくらいの天気です。免疫力を下げたくないこの時期、体調には気をつけてくださいね。

今日は金曜日なので東大受験物語。やはり1週間がとにかく一瞬で過ぎます。前回のものは3日前くらいに書いたような感覚です。家の周りだけの生活だと時間感覚も違う感じです。

前回の話はこちら↓



N田の数学特訓を始めたのと同じ時期に僕は他の科目に関しても手を打たなければと考えていました。塾とか予備校というのもチラッと頭に浮かびましたが、高校1年生から受験レベルまでの勉強を3〜4ヶ月で指導してくれる所はなさそうでした。なので結局は自分でやるしかないのですが、進む方向が合っているかどうかを助言してくれる存在がそばに欲しかったのです。

(やっぱり家庭教師しかないか。。)

家庭教師についてネットで調べてみると、大きく「プロ家庭教師」というのと「大学生家庭教師」に分かれるようでした。一般的にプロ家庭教師の方が経験が豊富で、その分時間当たりの料金も高いようです。数ヶ月で集中して成果を上げたいと思っていたので週1〜2回は最低でも受けたいと思っていました。そうすると費用面で大学生の家庭教師の方が受けやすく時間的な効率がよさそうだったのでその線で探してみることにしました。

大学生講師は現役大学生である分受験を経験したのも最近のことのはずなので、その話を聞けるのも大きなメリットだと思いました。ただせっかくお願いするなら自分が目指す所を受験した家庭教師の方が良いと思い検索してみると、、

ありました。在籍の講師が現役東大生のみの家庭教師派遣。

今まで塾にも家庭教師のお世話にもなったことがなかったので良し悪しはわかりませんでしたが、とにかくそこの会社に家庭教師派遣の依頼をすることにしました。登録をしてアポをとってまずは実際に本社(?)に面談(細かい希望などについて相談)に行きました。そこの応接間で面接担当の人と話をしたのですが、

「志望校はもうお決まりですか?」

僕「はい、東京大学を受験したいと考えています。」

「いつ受験するかはもうお決まりですか?」

僕「はい、この冬に受験しようと考えています。」

「高校は卒業していないということですが、いつ頃からご準備を始められましたか?」

僕「1ヶ月ちょっと前から何科目か手を付け始めました。」

「・・・わかりました。条件が合う講師がいるかどうか探して、見つかり次第連絡いたします。」

今思えばけっこう無茶な注文ではありましたが、こうしてまた一歩を踏み出せました。そして面談から1週間後くらいに担当の方から電話があり、条件に合う家庭教師が見つかったとの報告を受けました。

紹介された講師、それが僕の家からそう遠くない京王線沿線在住のK君でした。当時東京大学の文学部3年生でした。僕の受けようとしていた文科3類出身です。

初めての家庭教師の日、僕は最寄りの京王よみうりランド駅の改札前でK君を待っていました。今まで東大生なんて知り合いにいなかったので、「どんな感じなんだろう。勉強でバカにされないかな。。あんまり嫌味な感じだったら断ろう。。」などと不安を胸に抱えながらあれこれ勝手な妄想をしていました。

そして到着したK君。背が高く細身で猫みたいな大きな目をした若者でした。なんだかシャイで物静かな感じです。僕が勝手に抱いていた東大生のイメージとは少し違います。聞いてみると静岡の県立高校出身で大学進学とともに上京してきたそうです。大学では演劇サークルに所属しているようでした。

K君には国語(現代文、古文、漢文)と歴史(日本史、世界史)のチェックをお願いしました。毎回課題を出してもらったり僕が本当にその単元の理解ができているかをチェックしてもらったりします。現役の学生だけあってさすがに頭の回転がはやい。理系のN田とはまた違ったタイプの説明をします。

膨大な量の日本史、世界史を頭に入れた上で考察する作業。現代文、古文、漢文の読み解き。家庭教師にK君が家に来てくれるようになってからは急ピッチで勉強が進むようになります。

具体的な勉強方法などはまた次回以降に。


To Be Continued...(毎週金曜日連載)

2020/05/21
朝方vs夕方  
みなさんは家でヨガをする時はどの時間帯にやることが多いですか?僕はレッスン以外で自分で動く時にはたいてい早朝に行っています。理由としては朝から身体にエンジンをかけられるから、というのと子供たちが起きてくる前にやらないとなかなか集中できる時間がないから、といったところ。

でも最近オンラインの早朝レッスン(6時開始)が始まってからは、朝以外に自分のヨガをやることも増えてきました。6時開始のレッスンがある日に4時頃に起きて身体を動かす気力も体力もありませんので。

朝以外だと夕方くらいにヨガをすることが多くなってきたのですが、これがなかなか感触がいいのです。というのも夕方だと起きてから10時間くらいすでに活動してるので、マットの上に立った時点で身体がもうある程度ウォーミングアップされた状態なのです。なので身体の動きがいい。同じ太陽礼拝を行っても朝方よりも最初から腿裏が伸びます。朝一番はカチカチです。

いつもの流れが一通り終わった後の感触も夕方はものすごく良いです。ある程度身体が動く下地のある所からさらに身体を動かすと体内の巡りが加速するようです。同じことをやっても時間帯によってだいぶ違うのですね。

とはいえ早朝のヨガは生活リズムにとっても無駄がないし間違いなく良いです。これからは感触の違いを確かめながらも色々な条件で自分のヨガを試してみようと思います。

みなさんもぜひいつもと違う環境でのヨガもお試しください。

2020/05/20
寝不足vs寝過ぎ  
当たり前のことですが睡眠は大事だと常々感じます。

最近はオンラインの準備や動画撮影などで寝不足の日が続き、日中にひどく眠気を感じたりエネルギーレベルが落ちたりすることが多々ありました。やはり十分な睡眠はとても大切だなと痛感します。

その一方で寝過ぎも相当エネルギーレベルを落とすなと感じます。特に二度寝はまずい。今日は朝早いヨガクラスもなかったのでついつい二度寝をして8時まで寝てしまったのですが、寝不足の時以上に身体が重いです。寝不足と違って昼寝で解決できないのも問題です。

寝過ぎがこれだけ身体に響いてしまうのは僕の体質に依るところが大きいと思います。もともと背中の筋肉が働きづらいんですね。長い時間寝過ぎて重力に対して身体後面の筋肉を働かせないとより身体が重くなってしまうのです。僕はかなり敏感な方ではあります。とはいえそんなに敏感ではない多くの人にとっても「寝過ぎ」は毒になると思います。

ただ身体の状態によって許容範囲は変わります。僕も身体に十分なエネルギーが溢れている時は多少睡眠が短くても長くても許容できます。逆に疲れなどが溜まってる時は短すぎても長すぎてもさらに疲れてしまうのです。個人差やその個人のその時の状態にかなり左右されますね。

「寝過ぎ」も「寝不足」も身体の質、生活の質を落としてしまうので、結局は「過不足のない睡眠」が一番良いということになります。朝日が入ってきて自然に起きるような、、と言いたいところですが生活に睡眠を合わせなくてはならない場面が多くアラームに頼ってしまうことの方が多いでしょう。なのでなんとなく自分にとって調子の良い睡眠時間を把握しておきたいものです。

3時間で十分な人もいれば9時間くらい寝ないと元気が出ない人もいます。僕は調子にもよりますが6時間半〜7時間半くらいかな、と思います。

みなさんは「過不足なく」眠れていますか?

2020/05/19
Meine Kinder sind dicker geworden...  
コロナで学校や幼稚園が休みなので最近全国の子ども達がことごとく太っているらしい。

ふと我が子を見てみると全員太っていた。。

…よし、ヨガを教えよう。

2020/05/18
「ビギナーヨガ長くなる」の巻  
オンラインレッスンの内容をまた一部変更します。

日曜日朝8時15分から行っている「ビギナーヨガ45」は15分長くなって「ビギナーヨガ60」(日曜日8:15~9:15)に変わります。それに伴って都度利用の料金は1,000円から1,500円に変更になりますのでご注意ください。(すでにご予約いただいている方は元の料金のままでご受講いただけます。)


15分長くした理由としては45分レッスンでは内容が駆け足になってしまうこと。慣れていない方向けに時間を短く設定したのですが、短いことでかえって慣れている人向けになってしまいました。ですので60分にしてゆっくりとクラスを進めていこうと思います。


ところで最近はインスタでアーサナの解説動画なども発信しています。ほぼ毎日何かしら投稿することにしているのでインスタをやっている方はそちらの方もよろしくお願いします。→アカウント名:koki_yoga


写真は今日サイクリングに行った南山です。

2020/05/17
バーチャル背景  
今日は夜に「アームバランス&逆転」のレッスンがあったのですが、スタジオで参加していたKさんが初めてのオンラインで参加してくれました。

レッスンが始まってみるとなんだかこのKさんの様子がおかしい。。手が消えたり頭が消えたりするのです。「ん…⁇」と思ってよく見てみると、

バーチャル背景を使用しています。

バーチャル背景というのはzoomを使用したことのない方はわからないかもしれませんが、自分の画面の背景を自由に変えられる機能のことです。例えばテレワークなどで自分の家の中を見せたくない時などに背景を真っ白にしたり好きな写真を設定したりできます。

Kさんは背景を白っぽくしていたのですが、ヨガの動きがあるとその背景に体が埋もれてしまい見えなくなってしまうのとがあるのです。最終的にKさんは肘だけになってしまいました。

レッスンの途中にKさんにそのことを聞いてみると、zoomにログインする際にバーチャル背景を設定してその後設定を解除できなくなってしまったとのこと。

僕もオンラインレッスンを準備していた頃に一度バーチャル背景を使ってみたことがあります。ただどこから設定するのか忘れてしまっていました。どこだったかな?とシャヴァーサナ中の時間を使って画面をいじってみると、、ありました。「ビデオの停止」アイコンを押すと「バーチャル背景の設定」の項目があります。

みなさんがシャヴァーサナしている間に試しに僕もバーチャル背景を設定してみることにしました。そして選んだ背景が、

宇宙。(写真のもの。上の写真はレッスン後に撮り直したものなので息子が写っています。)

ヤバいです。宗教感が強すぎます。そして少しでも動くと体の一部が宇宙に溶け込んでしまいます。シャヴァーサナから覚めた参加者の方々は笑っていました。

バーチャル背景、なかなか手強い相手。会社の会議などで本当に使われていたりするのでしょうか…⁇

2020/05/16
風呂敷小僧  
日々新しいアーサナを開発中。

2020/05/15
東大受験物語 第六話「何を示せばいい?」  
だいぶ暖かく(むしろ暑く)なって来ましたね。最近は2階が恐ろしい暑さです。アナ骨のレッスンの時などは汗だく。夏が思いやられます。みなさんも体調には気をつけてくださいね。

今日は金曜日なので恒例の東大受験物語です。なんだか1週間がとにかくはやい...!もう金曜日か、という感じです。そうやって年をとっていくのですね。。そんなこと呟いてないで本編を綴っていきます。今に集中していきましょう!(過去の話ですが)
前回までの話はこちら↓



そんなこんなで数学に関してはスイミングチームのN田に週一回見てもらうことになりました。ただ基本的には独学です。水曜日のN田デーに恥ずかしい思いをしないように必死で勉強しました。

新宿のルノアールの狭いテーブルを挟んでN田に向き合います。狭い店内に大勢の人。今のコロナの世では見られなくなってしまった光景です。それぞれが仕事の作業をしたり読書をしていたりびじねすの話が聞こえたり。。ある程度雑音が多い方が僕は集中できるので環境に不足はありません。

N田との勉強のスタイルはというと、基本的に僕が1週間かけて勉強してきた所を本当に理解しているかの確認です。教えてもらうとはいえ受け身の授業ではないのです。そしてN田はことあるごとに僕にこう問いかけます。

「示して」

全て自分でやったことを整理し論理的に説明して提示しないとN田は納得してくれないのです。一つ示し終えるとその説明に対する説明を求めてきます。「示して」が僕の中でどんどん恐怖のワードになってきました。夢の中でさえも僕はN田に説明をし続けました。

「何を示せばいいのか示してくれよ!」

そしてある時からN田に対抗するために僕は伊達メガネをかけてルノアールに向かうことになります。一筋縄では行かないN田に対抗するためにはせめてN田と同じようなメガネをかけなければと思ったからです。裸眼では太刀打ちできません。(コンタクトは付けてますが。)新宿駅で電車を降りてから喫茶店に向かうまでの間にバッグからメガネという武具を取り出し装着するのです。戦闘態勢です。

そんなある日、ルノアールでの勉強中にあることに気がつきました。N田がいつも使っているボールペンに何か書いてあります。よく見てみると、、

東京大学○○研究室

というようなことが書いてあります。実はN田は塾講師をしながら大学院に通っているというのはスイミングチームの他のメンバーから聞いて知っていました。しかしどこの大学なのかは全く知りませんでした。あれ、このボールペンは??と思い探りを入れてみることにしました。(普通に聞けよ!という話ですが。。)

僕「そういえばどの辺に住んでるんだっけ??」

N田「キャンパスの近くだよ。」

僕「あれ?キャンパスってどこにあるんだっけ??」

N田「本郷だよ。」

ここまで聞き出せました。帰りの電車の中で「本郷 大学」とGoogleに打ち込み検索をかけてみると、、やっぱり出たのは東京大学!N田は東大の研究室(医学系?)に通っていたのでした。なるほど、考え方が理路整然としているわけです。というか当時の僕は東大が本郷にあることを知らなかったのです。。(父方のおばあちゃん家に近い駒場の方は知っていました。)

そしてその1週間後に本人から聞いてわかったのですが、N田は大学院が東大というだけでなく学部も東大だったそうです。これはラッキー。同じ受験を経験しているので色々聞けます。国語や外国語などの受験情報や傾向などもちょいちょい質問できました。

こうしてN田との決して楽しくはない勉強会のおかげで数学だけでなく他の教科の勉強も加速しました。そして実はN田とほぼ同時期に数学や化学以外の勉強を加速させるための手を打っていました。

それは家庭教師。

K君との出会いでした。


To Be Continued...(毎週金曜日連載)

2020/05/14
アーサナメモvol.36
マーラ・アーサナ  
今日は有線LANケーブルを一階から二階まで繋げる作業をなんとか終わらせました。25mの長さでギリギリオンラインヨガをしている部屋まで届きました。その後のレッスンはいつもより画像や音の聞こえが良かった気がします。レッスンを受けてくれた方もこっちの動きが良く見えているといいなと思います。ネットが混み合っている時間帯もうまくいけばいいなぁ…

さて、今日はアーサナメモ。マーラ・アーサナです。最近は「おやすみヨガ」で行っているものです。そんなに負荷は高くないアーサナですので自分でもやりやすいものだと思います。股関節周りと背骨に効いてきます。

メモ
・足幅は骨盤幅もしくはそれよりやや広めに立つ。

・両足の指先は外側(20〜30°くらい外)に向け膝を曲げてお尻を床に近づける。

・かかとは床についたまま。

・胸の前で合掌して肘を膝の内側あたりに当てる。肘で膝の内側を押し、膝の内側は肘を押し返す。

・背骨は丸まらないようにお尻を少し後ろに突き出して、やや反り腰を作るような力を加える。腰の丸みが取れると内腿(内転筋群)がより使われるようになる。

内腿をストレッチしながらも内転筋の筋力を使うアーサナです。脊柱起立筋をしっかりと使うことで内腿に効いてきます。気楽にできるアーサナですが、これひとつで全身が温まるくらいの効果があります。気分をスッキリさせたい時にもいいかもしれません。

内転筋が弱くて硬い人は特にオススメですのでお試しください。

2020/05/13
結局有線  
無線LAN、Wi-Fi色々試してみてけど、結局は有線が一番なのかなぁ…

明日は設置作業してみます^ ^

最近忙しくてアーサナメモ更新できてないなぁ…

たぶん明日更新します。(たぶん)

2020/05/12
オンライン受けてみる  
今日は午前中に初めてオンラインレッスンを受けてみました。前々から気になっていた先生のレッスンだったのですが、なかなかスタジオに行く時間が取れずにいました。そして今日その先生のオンラインレッスンが開講されることを知り即予約。今はほとんどの時間を家で過ごしているので今まで受けられなかったものも受けられるのです。

そしてオンラインどうこうとかではなくレッスンの受講自体が久々です。普段は自分でレッスンをするか自分でトレーニングをするかですので。

結果やはり良かったです。

自分で練習するのとレッスンを受けるのとでは感覚が違います。

汗の量が違います。

2時間のワークショップで前半一時間はヨガの哲学的な話。後半一時間がアーサナ練習。刺激になりました。丁寧にアーサナをとる大切さも再認識しました。

その心構えを自分のクラスにも生かしていこうと思います。

今日のレッスンの写真はないので昨日稲城中央公園にサイクリングに行った時の写真。

2020/05/11
シンギングボウル  
昨日はMacを新しくした話をしましたが、他にも昨日から使い始めているものがあります。それはタイトルにある、

シンギングボウル

シャヴァーサナで目覚める時に鳴らす用途で購入しました。今までは自分の声だけでシャヴァーサナ後の誘導をしていました。だいぶ前からティンシャかシンギングボウルなどを導入しようと思っていたのですがなんとなく時間が過ぎてしまっていました。

しかしオンラインレッスンに切り替えたのをきっかけに使い始めることにしました。マイクとスピーカーを通してだと声の調整が難しく、シャヴァーサナ中の参加者がびっくりしてしまうこともあるかと思ったからです。

ティンシャではなくシンギングボウルを選んだのは小さな音量からのフェイドインがこちらの方がやりやすいからです。シンギングボウルの縁を杵みたいな棒でぐるぐるこすっていくと次第に音が大きくなっていきます。

しかし今までこういったもの使ったことのない僕はまだまだ不器用。昨日の段階では余計な音が混ざってしまいました。。この辺はアーサナと一緒で練習ですね。だんだんと経験を積んでうまくなっていくでしょう。

ところで他にも音を鳴らす道具はたくさんあるようです。クリスタルボウルというのも気になったのですが、初めて使うにはなんとなく敷居が高い気がしたのでシンギングボウルの方にしました。

ちなみに音にこだわるS君はサヌカイトという香川県で採れる石を猛烈に勧めてきました。確かにネットで調べて音を聴いてみるととても心地の良い音なのですが使い方がなかなか難しそうだと思いやめました^^;そのうち導入してみてもおもしろいかもしれませんね。

他に何かシャヴァーサナに合いそうな音があったらぜひ教えてくださいね。

2020/05/10
Mac  
ついに新しいパソコンを買いました。今まで使っていたものは8年前くらいに買ったものでだいぶガタが来ていました。オンラインヨガを始めたのに何かトラブルがあっては困ると購入を検討していたのですが、外出自粛の中当然パソコンも品薄状態。入荷まで1〜2ヶ月はかかるかな、と覚悟して注文したのですが意外と早く到着しました。

早速見てみると昔のMacよりもかなり薄い!(当然か。。)

キーボードで文字を打っても勝手に予測変換してくれたりとめちゃくちゃ使いやすいのです。(8年前のと比べてるので当然かな。。)

何よりも情報処理能力は断然上がってるはずですのでオンラインレッスンでの画面共有で重くなることもなくなるはず。そして内蔵カメラの性能が上がっているので僕の部屋が少しきれいに見えるようになりました(笑)

これからの活躍に期待です^ ^

2020/05/09
鴨カモシレナイ  
今日の午後もいつも通り子ども達を連れてサイクリングです。三沢川沿いをずっと若葉台方面まで走って行きました。すると川沿いに鴨の親子を発見。まだ小鴨たちも小さいです。季節ですね。

そういえば昔多摩に住んでいた頃、多摩センターの中央公園でも毎年5月になると鴨の赤ちゃんが生まれていました。最初は10〜12羽くらいいるのですがだんだんと数が減ってきちゃうんですよね。カラスとか猫に狙われやすいようです。それでも半分から3分の1くらいは毎年必ず生き残ります。生命のたくましさを感じながら観察していました。

4月、5月は一気に生命力が芽吹く季節です。コロナに負けないように強くたくましく生きていきましょう。

2020/05/08
東大受験物語 第五話「N田登場」  
オンラインだんだんと慣れてきました。今朝のアナ骨には大阪やカナダから参加された方もいて時間と場所の制約を超えるというオンラインの良さが出てきました。スタジオレッスンではなかなか実現できないことです。カナダから稲城まではけっこう距離がありますからね。

さて今日は金曜連載の東大受験物語。前回までの話はこちらです↓



2014年8月、季節はすでに真夏でした。その頃僕はとある水泳のマスターズチームに所属していました。受験を決意した数ヶ月前に「どこか競泳の練習ができる環境がないかな?」と探し当てたチームです。都心近くのいくつかのプールを拠点に練習を行う20代の社会人と大学生が中心となったチームでした。このチームに入ったことがきっかけで、後にフィンスイミングを始めてワールドカップマスターズなどの大会に参加させてもらうことになるのですが、それはまた別の機会に。

ともかくその頃の僕は週一回か二回くらいのペースでそのチームの練習会(1回2時間ほど)に参加していました。都合の良い時に都合の良い人が一回参加費500円を払って参加できるシステムだったので毎回参加者の顔ぶれは少しずつ違います。在籍人数自体はかなり多かったので名前と顔が一致しない人もけっこういました。

そんな中ほぼ毎回練習会に参加している背の高い眼鏡の男がいました。よくよく聞いてみればこのスイミングチームの代表をやっている男でした。名前はN田。当時27歳。なんと僕と同学年でした。大学生がかなりの割合を占めるこのチームでは僕とN田はけっこう年上の部類に入る存在でした。

第二話でも書きましたが他人に宣言をすることで自分を追い込むタイプの僕はやはりこのチームの人たちにも「受験する」ということをある日宣言したのです。するとその場にいたチームメイトの一人が、

「え?じゃあN田さんに色々教えてもらったらいいんじゃないですか?」

というのです。僕が、「えっ?N田って勉強教えられるの?」と聞くと、

「N田さん受験専門の塾講師やってますよ。」

そうなのです。全然知らなかったのですが、同い年のN田はある有名な塾で数学と化学を教えているらしいのです。これはチャンスかもしれない、と思い早速本人に聞いてみます。

僕「ねえ、塾講師やってるならマンツーマンで勉強教えてくれよ。」

N田「いいよ。何をどれくらいの頻度で?」

僕「数学を週一くらいかな。もしかしたらセンター用の化学も必要かも。。」

N田「でもよみうりランドの方は遠いから行けないよ。」

僕「大丈夫。新宿あたりのカフェかなんかでやろう。」

そんな感じですぐにマンツーマンの家庭教師が決まりました。場所は新宿アルタすぐ横にあるルノアールという喫茶店。週一回2時間水曜日に教わることになりました。マンツーマンの指導料の相場がどれくらいかわからないので本人に聞いてみたところ、「1時間あたり4000~6000円くらいかな。」というので一番安い金額に僕の方から設定しました(笑)。

こうして数学のマンツーマンのトレーニングを週一行うことになり、受験勉強を進めるための起爆剤が一つそろいました。水曜日という期限に向けて僕は必死に数学を勉強するようになります。そのスピードは加速しました。受験から逆算してみると、高校3年分の勉強を3ヶ月くらいで終わらせなければならなかったのですが、その期間で終わらせられるのではないかという希望も出て来ました。そして、N田は受験知識のあるプロ塾講師。数学以外の受験情報も聞けるのです。そういった情報は受験素人の僕が受験という荒波を越えるための羅針盤のような存在になりました。


さて、このN田、それから4ヶ月間ほど受験勉強でお世話になるのですが、受験が終わった後もなんだか縁のある男でした。後に僕をフィンスイミングに誘うのは他でもないこのN田でした。さらにワールドカップマスターズに行った時に同じ部屋に泊まったのもN田。そして、、この男にはまだ秘密があったのでした。。



To Be Continued...(毎週金曜日連載)

2020/05/07
枝豆  
今日の夕食時、次男(2歳)が自分で枝豆の皮から枝豆をお皿に出しまくっていました。そんなにたくさん食べ切れるのかな?と疑問に思いましたが、少し目を離した隙にお皿の枝豆はきれいになくなっていました。

(ずいぶん枝豆好きになったものだな。。)

なんて思いながら食事が終わったあと次男が少し残した味噌汁を何気なく見てみると、、

おわんの中に大量の枝豆が沈んでる…

皮をむくだけむいて全部味噌汁の中に隠していたのです。。次男はリスのように色んなものを色んな所に隠してしまう習性があります。クシとかサングラスとか見つからないなと思うと次男のバックに入ってたりするのです。ついに食べ物まで隠すようになったか…油断も隙もないですね。


ところで昨日から「なんでも相談室」が始まりました。普段のレッスンでは聞けない悩みなども聞けて新鮮でした。こちらも普段レッスン中には話せないことなどを話せたので良かったと思います。

なかなかおもしろい企画だと思いますのでお気軽にご参加くださいね。

2020/05/06
カミナリ  
今日は雷半端じゃないですね。こんなにずっと光っているのは久しぶりのような気がします。

なので今日の写真は雷に関するアーサナ。ラグ・ヴァジュラアーサナ「小さい雷のポーズ」というものです。ラクダのポーズからさらに後屈を深めた形ですね。色々な名前のアーサナがあるものです。

ところで「こんな名前のアーサナってあるのかな?」とか「形は何となくわかるんだけどアーサナの名前がわからない」といった時にピッタリのアーサナ検索アプリがあります。

YogaShareというアプリなのですが、千何百種類のアーサナが載っているらしいです。

アーサナの名前がわからなくても体位などを選択することでアーサナを予測して表示してくれます。また今回の「雷」のようにキーワードを打ち込むだけでそれに関するアーサナのリストを表示してくれます。

僕も名前が曖昧なものなどの確認によく使っています。アーサナメモの名前が合っているかどうかもこれで確かめています。みなさんもアーサナで困った時はぜひお試しください。(無料アプリです。)

ところで少し前に受けたヨガインストラクターのためのZoom講座はこのYogaShare主催のものでした。今のオンラインレッスンにとても役立っています。どうもありがとうございました。

写真の雷のアーサナはラクダのポーズに十分に慣れてからお試しくださいね。

2020/05/05
祝日  
こどもの日…

忘れたっていいじゃないか

GW感がないんだもの


にじを

2020/05/04
なんでも?  
湿度は高いですが過ごしやすい気候です。いかがお過ごしでしょうか?緊急事態宣言も延長され着地点が見えない状況ですが、個々人はせめて自分自身で身体面と精神面の健全さを保っていきましょう。

さて、昨日のブログにチラッと書きました水曜日夜に始まる「なんでも相談室」ですが、こちらのクラスのみオンラインフリー会員限定となります。その時によって内容が予測できない以上、毎回お支払いいただく都度利用での参加はなかなか難しいと考えたからです。(都度利用の方ごめんなさい。)

内容としては参加者の質問に対して僕が答えられる範囲で答えていくというもの。質問内容は自由です。アーサナのことや身体のことや筋肉のことや食事のことなど。恋愛相談などはちょっと答えられないと思いますが、恋愛による精神的な悩みなどを軽減する手段などは伝えられるかもしれません。

またその場でなかなか解決できなかった問題などは次回までに解決する糸口を探しておきます。ヨガをやっていてわからないことや、日常生活を送っていて疑問に思っていることを解決するきっかけになればいいと思います。(答えが一つに決まっていない物事の方が当然多いので、その選択肢として「こういうこともあるんだ」ということを知るだけでも良いのだと思います。)

一つの質問に対してどれくらいの時間で答えられるかはなかなか予測できませんので、1レッスンのうちに何人くらいの質問に答えられるかもわかりません。やりながら形は決まっていくかと思われますのでオンラインフリー会員の方はお気軽にご参加ください。質問は別に無理してしなくても大丈夫ですからね。誰かが質問してくれると思いますので、それをただ聞いているだけでもOKです。

あともし身体の悩みなど、その場での質問がためらわれる場合には事前に「質問箱」からご質問ください。ホームページのオンラインクラス内容のなんでも相談室ページから質問できます。メールやLINEでもかまいません。「なんでも相談室」クラス内でお名前を伏せてほしい場合には「匿名」の欄にチェックを入れていただければ大丈夫です。

みなさんが何に対して疑問を持っているのか?というのは僕自身にとってもすごく参考になります。楽しみながらご参加ください。


今日の写真はサイクリングに行った時のものです。長男はこのクジラを「クジラの大将」と呼んでいます。

2020/05/03
魚眼?  
今日は品薄で手に入らなかったパソコン関連の部品がやっと家に届き、やっと外部カメラをパソコンに繋ぐことができました。今まではパソコン(Mac)の内蔵カメラを使ってオンラインレッスンをしていたのですが、内蔵カメラの画質はすごくきれいなわけではありません。そこで登場するのが一眼レフカメラやデジタルビデオカメラ。これらのカメラをパソコンに繋げてwebカメラとして機能させようというのです。ただそのためには外部カメラとパソコンを繋ぐ画像変換機器が必要なのです。

このコロナ渦中みんな考えることは一緒で、この変換機器がずっと品切れの状態だったのです。その商品がAmazonについに入荷されたようで今日うちに届きました。

さっそくデジタルビデオカメラをパソコンに繋いでみました。繋ぐカメラは実はS君に借りたもの。僕自身はパソコンに繋ぐ機能を有したカメラを持っていなかったのです。S君がたまたまその機能のあるカメラを持っていたので少し前に借りていました。

結果が今日の写真。。

左がパソコン内蔵カメラで、右がずっと試したかったS君カメラ。

あれ...??

身体細くなってない...??

確かに画像は内蔵カメラよりきれいなんだけどなんだかおかしなことになってる。。

広い範囲の撮れる広角レンズ搭載のカメラらしいので魚眼っぽさが満載。部屋が丸みを帯びてしまっています。そして体型(笑)。

慣れればもしかしたら大丈夫かな、と思い早速今日の「アームバランス&逆転」で試してみました。結果、撃沈。「内蔵カメラの方が落ち着く」らしいです。S君無念。。でも貸してくれてありがとう。またそのうち新たな手段を考えてみようと思います。

ところで5月から一部オンラインレッスンの内容が変更になります。
水曜日19:00~20:30「下半身&体幹ヨガ」がなくなって、水曜日21:00~22:00「なんでも相談室」が始まります。内容についてはブログでも後日改めて紹介しようと思います。

ではまた!

2020/05/02
アナ骨きついけど…  
今日は特に暑いですね。息子たちとのサイクリングでは汗も滲んできました。それでも風は心地良く、良い季節です。写真は三沢川沿いのものですが、新緑の桜トンネルがあまりにきれいだったので撮ってしまいました。

今朝のレッスンはアナ骨でしたが、これがなかなか身体に効きます。というのもオンラインレッスンでは自分でもしっかり動いているのです。スタジオレッスンにご参加いただいたことのある方ならご存知かもしれませんが僕はレッスン中にずっと動いているわけではありません。別にサボっていたわけではないのですが、自分で動きを見せるよりは参加者の動きを見る(診る)方を優先していたので、ただ歩きながらしゃべっている時間の方が長かったのです。

ですがオンラインレッスンでは画面の方を確認してくれる方のためにしっかりと自分でアーサナをとって見せるスタイルに変更しました。なので今は最初から最後までほとんど参加する方と同じアーサナをとっています。(たまに座っていますが、それは「診て」いる時です^^;)実際動き続けてレッスンを行ってみると、

きつい…

結構息が切れます…

ただレッスンを終えた後には自分の体もアナ骨を受けたのと同じ状態になってるので非常に心地良いのです。参加者の感覚を共有できるのもいいことかもしれません。

自分の身体を鍛えるのにもレッスンのスタイルを見つめ直すのにも良いきっかけになりました。

3ヶ月後にはだいぶ体力がついているかもしれません。今から楽しみです。


ところで今日息子たちは「お尻は二つに割れているけれど実は一つなんだ」ということを知りました^ ^

2020/05/01
東大受験物語 第四話「どこめざしTEL?」  
今日から5月。暑い日ですね。夏の気配すら感じます。オンラインレッスンをしているのが2階の部屋なので今日ぐらいの気候でもけっこう暑いです。かなり早い段階から空調のお世話になりそうです。

金曜日は東大受験物語。今日は第四話です。
前回までの話はこちらから↓



自分としてはかなりのスピード感を持って進めていた勉強ですが、受験まであと半年という時間を考えるとどう考えても遅過ぎる。まだ手を出してない科目もたくさんあります。国語などは「自分の国の言葉でしょ?」という妙な自信もあり全く手つけずでした。その時に受けようと思っていた東京外国語大学もセンター試験を受けることが必要で、その科目数は5科目でした。数学を勉強するだけでも若干手間取っているのに、更に理科や外国語が入って来たらどうなってしまうのでしょう。少し不安を覚えました。

そんな時一本の電話がかかってきました。母方の伯父さんからでした。母から僕が受験することを聞いたようで電話をしてきたそうです。

伯父「どこを受けるかは決めたのかい?」

僕「東京外国語大学にしようと思って。」

伯父「どうしてそこにしたのかい?」

僕「家から近いし仕事をしながら通いやすいと思って。(心の声:あと本試験が2科目だけで受けやすそうだと思って。)」

伯父「虹べえ(※僕のこと)なら東大も受かるよ。」

僕「え?そうなの?じゃあ受けてみるよ。」

・・・

そうです。これが先日詐欺に引っかかった人間の思考回路なのです(笑)。この電話をきっかけに僕の志望校は東京大学に変更されました。東大は僕でも知っている大学。なかなか難しそうですが、どうせ山を登るなら高い方がいい。(←気楽)さっそくM善で買った受験案内をめくり東大の受験科目を調べてみました。すると以下のようなことが書いてありました。(文系の場合)

・センター試験

5〜6教科8科目(900点満点→110点満点に換算)

【国語】国語(200)

【数学】数IAは必須,数IIB・簿記・情報から1科目,計2科目(200)

【理科】物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎から2科目(100)

【外国語】英・独・仏・中・韓から1科目(200)

《地歴》世界史B・日本史B・地理Bから選択

《公民》「倫理・政経」

 →地歴・公民から2科目(200)

・二次試験(東大の本試験)

4教科(440点満点)

【国語】国語総合・国語表現・現代文B・古典B(120)

【地歴】世B・日B・地理Bから2科目(120)

【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(80)

【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)(120)

試験の点数や仕組みを読み解くのだけでも大変なくらい色々書いてあります。センター試験にいたってはどうやら8科目を受けなければならないようです。(後々気づくのですが国語に現代文、古典、漢文が含まれていることを考えると実際に学ぶ科目は10科目になります。)しかもセンター試験の結果が良くないと「足切り」という制度で二次試験を受けることすら出来なくなってしまいます。かと言ってセンター試験の結果が良くても900点を110点にまで圧縮されてしまうので二次試験の結果がとにかく良くなくてはならない。いずれにしても「足切り」にあってしまったら二次試験の準備をいくらしてても意味がないので、とにかくセンター試験を頑張らなくてはなりません。下半身の大切さがわかってきた当時、とにかく「足」だけは切らせたくありませんでした。

(でも本当にできるかな?)

受験案内を読んでみると良い情報も載っていました。センター試験から二次試験まで一ヶ月ほどの時間があります。これは良い。まずはセンター試験に絞って準備をして、センターが終わった後の一ヶ月で二次試験の準備をする時間がありそうでした。(実際一ヶ月じゃ短いのですが当時は間に合うと思っていました。)そして、もう一つ嬉しい情報。なんとセンター試験はマークシート方式なのです。つまり自動車免許の学科試験と同じなのです。

(これならいけるかも...?)

それでもやはり10科目という科目数の多さは大変なこと。勉強するスピードを大幅に上げなければなりません。何かを後回しにして間に合わなくなっては大変なので全ての科目を同時に始めることにしました。再びM善に行って教科書や参考書を大量に購入。M善で見つからなかったものは例によってAmazonで注文しました。

家の机にズラッと並んだ本達。これを端からただただこなしていくのは至難の技。何かメリハリがほしい。そしてモチベーションを常にMAXに保っておく起爆剤がほしいところ。そんな時、ちょうど良いタイミングで思わぬ出会いがあります。

そしてそれはすでに自分の傍らにあったものでした。


To Be Continued...(毎週金曜日連載)

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