爽やかな陽気の春分の日でした。午後は長男(4歳)と次男(2歳)を連れて幼稚園の近くの公園に遊びに行ってきました。
次男はいつもお気に入りの手提げカバンを持ち歩いていて、そのカバンの中には色々なものが詰め込んであります。クシとかブラシとかサングラスとか何かの鍵とかトイレットペーパーの芯とか葉っぱとか。。そして今日公園にいる時にカバンから取り出して遊んでいたのはなんと「虫メガネ」。
耀く太陽の下で虫メガネを持っているので次男の足元には虫メガネで集められた光の点ができていました。それを見て僕は小学生の時の理科の授業か何かで虫メガネで太陽光を集め黒い紙を焦がす実験をしたことを思い出しました。
ちょうどいい機会だと思い、虫メガネは光を強力に集めることを子ども達に教えることにしました。(家で火事でも起こされたら大変なので。)
僕は次男から虫メガネを借り、それを仰々しく振り上げて語り始めます。
「この虫メガネには太陽の光を集めるパワーがあるんだ。」
ここで神妙な面持ちになって、
「しかし一歩使い方を間違えると危険なものにもなってしまう。」
太陽光を一点に集中させ自分の漆黒のズボンに当てながら、、
「こうやって小さく光を集めて黒いものに当てると…」
言葉を言い終わらないうちに、
「アチっ!いたッ!!」
痛みが太ももに走り、次の瞬間には焦げ臭さとともに目の前に煙が上がっていました。
なんと自分のズボンを焦がしてしまっていたのです。光を当ててからものの2秒で発火、焦げた部分は黒色が落ちてピンクっぽい色になってしまいました。こんなにはやく燃えるものだとは…
気を取り直して、
「そう、虫メガネの使い方を間違えるとこんな風になってしまうから気をつけないとね。」
とまとめました。
めでたしですね(?)。
ところで今日のクラスは思っていたより参加者が多くて嬉しかったです。コロナ対策は徹底しながらも心身のリズムは守っていきたいですね。