写真のこの男は我が家の次男(5歳)です。
昨晩この次男が寝ている姿を見て驚きました。
我が家ではベッドではなく、マットレスを敷き布団として敷いて寝ているのですが、彼はなんとそのマットレスの下に挟まって寝ていたのです。顔だけ半分出して。
掛け布団と敷き布団の間で寝るのではなくて、床と敷き布団のサンドイッチ。めちゃくちゃです。
朝起きてきた彼に聞いてみました。
「昨日マットレスの下に寝てたけど自分で気づいてるの?」
すると彼は自信ありげに答えました。
「もちろんわざとだよ。ねているときはあつさとさむさがどうじにくるから、ちょうどいおんどのところでねてるんだよ。」
なんと適温を探してその場所に行き着いたのでした。床の冷たさとマットレスの適度な保温感がちょうどいいとのこと。
なるほど、これは爬虫類と一緒だ。
トカゲやレオパなどを飼う場合に、ヒーターなどを使いケージの中に暖かいところと涼しいところを作って温度勾配をつけるのです。
すると爬虫類自身がその時の自らの適温である場所に移動し落ち着く。その本能的なシステムを次男も採用していたわけです。
ここから学べること。
サッカーでは…ボールが自分のところに回ってくるのを待つな。スペースに走り込んでボールが舞い込んでくる状況を自ら作れ。
アーサナでは…ウォーリア2とトリコーナーサナの足幅を変える手間を惜しむな。それぞれに心地のよい所に逐一自分でセットしろ。
人間関係では…相手から話しかけてもらえるのを待つな。自分から率先して話かけにいけ。
接待ゴルフでは…接待されるな。接待しろ。
つまり彼ら(次男や爬虫類)は「能動性」というものを体を張って説明してくれていたのです。
周りがお膳立てしてくれるのを待つな。自ら動きに行け、と。
ということで僕も今日から床と敷き布団に挟まって寝ます笑。
ではまた次回!!