だんだんと暖かくなってきました。春の訪れを感じるようになってきたわけですが、我が家ではもう少し明確な指標でそれを感じられます。
それは「拒食明け」。
人間の話でななく爬虫類の拒食の話です笑。
とくにヘビ。
冬の間は季節性拒食といって、完全に絶食状態になる種類がいるのです。(個体差がかなりあるので同じ種でもバクバク食べるのもいます。)
うちにいる種類でいうと、
・ジムグリ
・アオダイショウ
・ボールパイソン
・ニホントカゲ
がそれに当たります。(そもそも上記ボールパイソン以外は自然下では冬眠します。)
冬の間は餌に見向きもしませんでした。
しかし、気温が上がってきた最近になって急に餌食いスイッチが入ってバクついてます。アオダイショウもすごいし、夏にも拒食するジムグリも食欲マックスです。
ボールパイソンは食べるようにはなったものの食いつきや食べる量はまだ少なめ。拒食ムードからは抜けきれていません。徐々に戻ってくるんじゃないかなと思います。
ヘビはものすごく省エネなので半年くらい何も食べなくてもピンピンします。とはいえ痩せ過ぎると体力が落ちてしまうので注意しなければなりませんが。
まあ人間と一緒で食べ過ぎも食べなさ過ぎも良くないんですよね。そこに季節性拒食が重なる種もいるのでその都度調子を見ながらやってくしかないのです。
ちなみにマルギナータリクガメのギーナは冬眠させずに過ごしているので毎日バクついてます。色んな種類の野菜をかなり大量に食べますし、最近では「マズリ トータスダイエット」という人工フードが大好物です。調子いいですね。
キタアオジタトカゲのシマモリ(写真)は生まれつき背骨が弱く食が細いのですが、自分のペースでちょっとずつ色んなものを食べています。(相変わらず野菜は嫌いですが。)
バナナスパイニーテールイグアナのトゲバナナは毎日窓辺で日光浴しながら大切に育てているモンステラを食いちぎっています。株分けしたモンステラもけっこう食われました。モンステラはそんなに美味しいのでしょうか?多少毒性はあると思うのであんまり食べるのはよくないと思いますが…ちゃんとした量の野菜も虫もあげてるんだけどなぁ…
そして3匹のヒキガエル達(アズマとミヤコヒキガエル)は年中バクついてます。季節とか関係ないです。動くものはなんでも口にします。他のヒキガエルの顔にかぶりついたりしてます。ある意味平和です。
マダライモリの赤ちゃん達は拒食もなく2日に一回のペースでカメ用人工フードを食べています。体重も家に来た時の1.5倍くらいに増えています。でもまだまだテラリウム水槽に入るまでには時間がかかりそうです。
レオパードゲッコーのユキちゃん(♀)とモンタ(♂)は拒食もなくモリモリ食べてたのですが、ここにきてモンタが発情期に入りパッタリ食べるのをやめました。なので試しにユキちゃんと会わせてみると、興奮して求愛にいったもののユキちゃんのテールアタックに弾かれ心が折れて断念。。その後も何回か試してみましたがユキちゃんに拒まれダメでした^ ^;
こればかりは相性やお互いのタイミングがあるので様子を見ていこうと思います。
ということで春の訪れは色々な形で感じられるよという話でした。
それではまた次回!!