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てんにんにょうぼう

2021/04/18
てんにんにょうぼう
長男が最近気に入っていていつも寝る前に読んでいる絵本があります。それは、

てんにんにょうぼう

以前紹介した「おにの神さん」や「あおいトラ」と同じく幼稚園で頼んだ定期購読のうちの一冊です。(なので単品では売られていないかもしれません。)

あらすじは以下の通りです↓(福音館書店のHPからひっぱってきました。)


天から舞い降りてきた天女たちが川で水遊びをしていると、男が衣をひとつ隠してしまいます。天に帰れなくなった天女は男と夫婦になり、子どもが生まれますが、ある日、天女は自分の衣を見つけ、天に帰ってしまいます。男と子どもは、天女をおって、天にいくのですが…。 新潟の昔話を元にした羽衣伝説。七夕の由来譚でもあります。


でもこの話、「羽衣伝説」や「七夕の由来譚」なんていうと美しく聞こえるけど、内容をよくよく考えてみるとけっこう恐ろしいのです。

男が天女の衣を勝手に盗んで隠し、天に帰れなくなった天女を半強制的に自分の家に住まわせる。やがて生まれた子どもにも羽衣の隠し場所を口止めするなど男の犯罪的行為が随所に見られる作品なのです。

なのになぜか最後は急展開で七夕っぽく終わる。。

この全体的な違和感、引っ掛かり感がなぜかジワジワくるのです。長男も「このおとこヤバいよね。」とか言いながら毎回熱心に聴いています。腑に落ちない展開を一生懸命理解しようとしている感じさえあります。

そして僕も長男もお気に入りなのは絵本の最後の一言、

いちごさけた」。

全く意味がわからない(笑)。

調べてみると「めでたしめでたし」的な意味だそうですが初めて見た時は大混乱(笑)。でもなんとなく語感がいいので長男も最近は一緒に「いちごさけた」と言っています。

「あおいとら」などの感動とは一味違うけれども、なんだかんだ気に入ってしまっている一冊でした。

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