人によって身体の筋肉のバランスは全然違いますよね。
そして筋肉はあればあるほどいいというわけではなく、バランスが大切になってきます。例えばお腹の筋肉を割りたいからって腹筋運動ばかりしていると逆に腰痛が出たりします。大胸筋ばかり鍛えていると腕が上がらなくなったりもします。
偏ったトレーニングをしていくと逆に機能的な体とかけ離れることもあるのです。
そんな筋肉の中でとりわけ僕自身が意識的に鍛えているのは、
身体の後面の筋肉。脊柱起立筋群や多裂筋などの背中から腰の筋肉、そしてお尻の筋肉などです。
なぜかというとこのあたりの筋肉は心身の元気(生命力)に直結しているところだからです。
なんだかすごくバイタリティに溢れていて元気だな、という方はほぼ例外なくお尻や背中がしっかりしています。(そういう人は元々自然に後面の筋肉の厚みがある方が多いので自分では気づいていないことが多いですが。)
声が元気、目力がある、コミュニケーション能力が高い、血圧がしっかり保てている、という方はやはり後面がしっかりしていることが多い。触らせてもらうと背中の筋肉の厚みがあるんですね。
僕は元々背中の筋肉(脊柱起立筋や多裂筋など)が弱くて厚みも少ないタイプ。生命力は生まれつき弱めです。(だからこその能力もあるから良し悪しではないですが。)
なので元気や生命力溢れる身体といったものに対する憧れが強く、どうしたらバイタリティが上がるのかを常に考えています。
まあ色んな方法はあるのですが、その一つの有力な方法が今回の内容、後面の強化なのです。
そこを強化することで体全体の様子が変わってきます。疲れやすさの改善や精神面の自身にもつながります。
これが例えば大胸筋を鍛えるだけだったら、胸が盛り上がり見た目はよくなるかもしれませんが、全身の元気にはあまり繋がらないのです。
しかし背中やお尻は違います。いわゆる「腰が強い」状態を作れるのです。スポーツでも武術でもビジネスでも「腰が強い」人は本当に粘り強い。しつこい。つまりは食らいついていく生命力が豊富なのです。
先天的な要素が強い分野でもありますが工夫次第で腰は作っていけます。
だから僕は以前にブログに紹介したような背筋からお尻の強化とシコ踏みを欠かさずやっています。そのおかげで徐々に徐々に腰が強くなってきました。色んなことに対して粘り強くもなってきました。立っている時の感覚も変わりました。色んなことが楽しめるようになってきました。
最近は「腰」の大切さを改めて感じています。
だから子ども達とも毎日相撲をとって腰を強化させています。極論を言ってしまえば生命力さえあれば人生生き抜いていけますので。転ばない力よりも転んでも起き上がる力の方が大切かなと思っています。
コシのある人生。
あ、くだらない言葉で終わってしまいました。。
ではまた次回!!