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アナトミック骨盤ヨガとお尻

2019/05/04
今日はRSYで初めてのアナトミック骨盤ヨガの日でしたが、レッスン後に参加された方からこんな声をいただきました。

「アナ骨でもお尻をかなり使ってる気がするし美尻をつくれるんじゃないか?」

そう、全くその通りでアナ骨でもお尻をたくさん使っていくのです。

アナ骨では股関節の屈曲の動きがたくさん出てきます。ローランジの前脚や、チェアポーズや四股を踏むようなアーサナで股関節の屈曲を強く使っています。そこからさらに大腿骨を骨盤方向へと引き込む力をかけていきます。この「引き込み」の話はまた次の機会に解説していきますが、今回はこれらのポーズでのお尻の働きに注目していきましょう。

お尻を形作る大きな筋肉である大臀筋の働きは主に股関節を伸展させることですが、上記のようなアーサナでは股関節を屈曲しているので大臀筋はストレッチされた状態になりますね。ストレッチと聞くと鍛える方向とは逆でお尻を強化する効果はないと思われるかもしれませんが、実はアナ骨にはものすごくお尻を鍛える作用もあるのです。

例えばチェアポーズやスクワットのような動きで後方にお尻を引く時に、臀筋は徐々に伸びて行きます。しかしただ伸ばされるわけではなく、筋肉が縮もうとしながら伸びて行くのです。ただ伸びてしまってはバランスを崩して転倒してしまうので、縮む力でブレーキをかけながらお尻が後方に引かれていきます。そしてアーサナの最終的な形まで到達した後のキープの時間では伸びる力と縮む力が釣り合った状態になります。このキープ時間中でも姿勢を崩さないように縮む力は常に働いています。

アナ骨では特にゆっくりとした動きでアーサナを行いますのでこのブレーキ動作やキープに長い時間をかけます。その間中ずっとお尻は縮もうとする力をかけ続けているのです。そしてブレーキ動作中はより筋肉に大きな負荷がかかり、結果的に筋肉の強化に繫がります。

アナ骨をやると脚の付け根とともにお尻に筋肉痛が起こりやすいのも上記のことが大きな理由になると思います。

お尻にも高い負荷をかけるアナ骨にも確かに「美尻」をつくる力はあると思います。

以上お尻の話でしたが、アナ骨の他の側面や効果についてはまたの機会にお伝えしていく予定です。

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