昨日の夕方少し用があったので近所のスーパーに長男(6歳)と自転車で向かっていました。
少し肌寒い風と春の気配が入り混じった夕暮れの中、隣で自転車を漕いでいる長男が、
「おとうちゃん。」
と話しかけてきました。
僕は、
「ん?」
と答えると彼は、
「そだててくれてありがとう。」
と言いました。
突然の言葉。吹き抜ける一陣の風。雷に打たれたような衝撃を受けた僕は何も返すことができずに、
「なんだよ、急に。。」
みたいな言葉をモゴモゴとなんとか口に出しました。
その晩、、布団に入った僕は息子の言葉を思い出すと今まで感じたことのないような胸の温かさに包まれ目頭も熱くなってきました。
僕はこの思いを一人では抱えきれずに妻にその出来事を話しました。昨日生まれたばかりに感じるような息子がもうそんなに成長したのかと。。
次の日の朝、妻が息子にこう聞いたそうです。
「昨日お父ちゃんに『育ててくれてありがとう』って言ったんだって?すごい喜んでたよ。」
と。すると長男は、、
「え??そんなこといってないよ⁈『おいかけてくれてありがとう』っていったんだよ。おにごっこやったから。」
と答えたそう。
え、、
聞き間違え…⁇
春の気配の風のせい…?
それとも都合の良い耳のせい…?
胸の熱い想いはいずこへ…??
世の中事実確認をしない方がいいこともあるんですね…
みなさんも聞き間違いには注意!でも感謝は感謝、嬉しいです!
ではまた次回!!