ヨガのアーサナには四つ這いだったりダウンドッグだったりアームバランスだったり手を床につくものがたくさんあります。
普段ヨガをしている人ならわかるかもしれませんが手首にけっこうな負担がかかるんですよね。
手首の動きには浅指屈筋や深指屈筋を始めとした手首の関節をまたいでいる筋肉が関係していますが、見ての通りあまり大きくない筋肉ではあるのですぐに疲労してしまいます。
アームバランスなんかをやっていても慣れないうちはまず手首が限界を迎えてしまいます。肩や胸の筋肉などがまだ元気でも手首がどうしようもなくなってしまうのです。
でももちろん適切な負荷でトレーニングしていくことで、手首周りの筋肉が強化され、さらに柔軟性も増していくので手首の関節にかかる負担はどんどん少なくなっていきます。
少し前に過負荷の原理や漸進性の原則などの紹介をしましたが、トレーニングの積み重ねでだんだんと強くなっていくわけです。
僕自身も初めの頃は壁倒立を2回しただけで手首の限界を迎えていましたが、今では伸肘倒立を50回くらいやってもたぶん大丈夫でしょう。(50回はキツいかな…?笑)
ヨガを始めて握力が10kg以上上がった、なんて話も以前書きました。
しかし手首を始め身体が強くなるにはある条件が必要なのです。
それは単純な話ではあるのですが、
栄養と休養(睡眠)がそのトレーニングに見合った機能を果たしていること。
当たり前じゃん、という感じかもしれませんが、これを自然にできている人って意外と少なかったりするのです。
長くなりそうなので続きは次回にしますね。
ではまた!