昨日の晩、妻が昔から集めているマンガ「よつばと!」の最新巻を読みました。そして全く予想もしていなかったのですが、ラストの方で涙が溢れ出てきました。このマンガを読んで泣いたことなど一度もなかったのに…
「よつばと!」は主人公の女の子よつば(おそらく5歳)の日常を描いている作品。ちょうど今うちの長男が5歳なので同じくらいの年齢なんですね。(今回の巻でよつばは「あと4ヶ月で小学校」と言っていたので学年は一つ上かもしれません。)
作中で描かれるよつばの言動などは驚くほどリアルで、小さな子どものいる家庭では「まさにうちの子もそう!」となるような内容。僕もよつばの日常に自分たちの日常を重ね合わせて共感したりしていました。そんな感じでただ単純にマンガを楽しんでいました。
しかし先日発売された15巻の最後にはよつばの父親の心情にスポットが当てられ、そこに自分を投影してジーンときてしまったのです。それは数ヶ月後に小学校入学を控えたよつばがランドセルを選びに行くシーン。
お店で気に入ったランドセルを背負っているよつばの姿を見て父親が過去の一幕を回想するシーンに描かれたやり取り。(以下ネタバレ含みますので内容楽しみにしている方は飛ばしてください。)
↓よつばの父の回想(キャンプの夜、友達のジャンボとの会話)
ジャンボ「父親の自覚ってできるものなのか?」
よつばの父「ん?」
ジャンボ「例えば俺に子供ができたとして、父親っぽい感情がわいてくる想像ができん」
よつばの父「俺もよつばがまだ赤ちゃんみたいな時は父親って感じはなかったかなー・・・
でもしゃべるようになって歩くようになってくると
ついて来るわけよ
とーちゃんとーちゃんって
そしたらなんか
ああ、俺はとーちゃんなんだな...って
なんかあたり前のことしか言ってねーな」
ジャンボ「......そうだな」
ここで涙が・・・そしてまたこの回想シーンに出て来る幼き頃(2歳くらい)のよつばがかわいいのです。僕にいつでも「おとーちゃんおとーちゃん」と言ってひっつき回ってくる子ども達と重ね合わせてしまいます。
どんな親であろうと子どもは全力で親の方に歩みよって来てくれるのです。親の自覚に関してもよつばの父親が言葉通り。子どもが親を成長させてくれるとはまさにこういうことなのかなと思います。
うちの長男もあと一年でもう小学生。。
この調子じゃ卒園式はヤバいかも。涙腺って本当に緩むものなのかも...
来月から「緩んだ涙腺を引き締めるヨガ」始めます!!笑