最近はたまに片手ハンドスタンドの練習をしています。開脚の倒立から徐々に身体を横に傾けていって最終的には片手を浮かせて片手だけで身体を支えます。
これがなかなか難しくキープができない。。
この練習をしていると気づくことがあります。
我慢が大切。
身体を横に傾けていく時にどうしても我慢できずに片手を浮かせてしまうことが多いのです。片手に体重が乗り切る前に離してしまうと当然バランスがとれずに落ちてしまいます。
これはバカーサナやカウンディンニャアーサナのようなアームバランスでも同じで、前に体重が乗り切らないうちに足を蹴り上げてしまうと絶対にうまくいかない。ここの原則はアームバランスの土台にもなるところなのでクラス内でも繰り返し口にしています。
でもそれを自分でやってしまっとるやないかい,,,!
なかなか完全には実践できていないのです。
自分の力よりも1つ上のアーサナに取り組むとなぜそうなるのかよくわかりますね。
力がギリギリだからキープするのがきつくて早い段階で足(または手)を浮かせてしまう。そしてそこには少なからず「パッと浮かせてしまえばそこでワンチャン(若者言葉?)キープができるんじゃないか」という気持ちが存在します。
まあすでに力に余裕があるアーサナであればいい加減な入り方をしてもキープはできますが、今練習中のものに関してはそうはいきません。ほぼ確実に落ちます。
だから丁寧に丁寧に組み立てていきます。
伸肘倒立と勢いを使ったハンドスタンドの違いも似たようなものですね。
みなさんも今練習中のアーサナがあれば自分の体重バランスを感じながら丁寧に組み立ててみてください。僕も片手ハンドでパッと手を離さないように練習してみます!