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セロトニン

2020/10/20
セロトニン
今日は日差しが出て日中はかなり暖かくなりました。寒い時期になってくると日の光はありがたいですね。今日から何回かにわたって神経伝達物質を紹介しますが、初回は太陽光とも関係する物質です。

名前はセロトニン

神経伝達物質の中でも1、2を争うほど有名人。

ほとんどが消化管に存在し、脳内にも存在する物質です。消化管では蠕動運動に関わる働きをするので不足すると便秘になったりします。

また脳内でのセロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれるくらい感情への作用があります。気持ちを安定させたり、緊張感を和らげたり、一日のリズムを整えたり。また睡眠ホルモンのメラトニンの前駆物質でもあるので睡眠にも関わります。その役割は多岐に渡り不足すると以下のような症状が現れることがあります。

・イライラしやすくなる
・鬱傾向になる
・疲れやすくなる
・眠りが浅くなる。
・攻撃的になる
・パニックを起こしやすくなる
など。

さてそのセロトニンの分泌ですが少しコツがあります。以下のようなポイントをおさえられるといいかもしれません。

・太陽光を15~30分浴びる
・リズム運動をする
・セロトニンの原料になるトリプトファンを摂取する

一日のサイクルを整える上でも特に朝の光は大事になります。だから日照時間の短い冬や極端に日照時間の短い地域では鬱になる人が増加するんですよね。昔から太陽は崇められてきましたが人間の根本を整えるものなのです。

余裕があれば朝少し外でウォーキングしたりジョギングしたり、光の入る部屋でヨガをするのもいいですね。まさに太陽礼拝です。セロトニンを十分に分泌することで夜には先述のメラトニンに変換され深い睡眠もとれるようになります。

アミノ酸の一種であるトリプトファンはタンパク質の多いもの(肉、魚、大豆、卵など)には必ず入っているので極端に食事が偏らなければ大丈夫でしょう(本当は大丈夫という保証はないのですが詳しいことはまたそのうち)。バナナにも一定量のトリプトファンやビタミンB6が含まれているようです。(バナナは冷え体質の方は注意が必要ですが。)

朝の散歩などがハードルが高い場合には起き抜けにカーテンを開けて太陽光を少し浴びるだけでも違うと思います。

僕もウォーキングやジョギングはしないですが、朝長男を幼稚園に送っていく時に太陽の光を浴びながら自転車をこいでいるので、それがセロトニンの分泌に一役買っているんじゃないかなと思っています。

みなさんも自分の生活パターンに合わせて無理なくセロトニンを分泌してみてください!

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