今日のブログは昨日聴きに行ったS君のピアノコンサートのことについて書いていたのですが、最後の最後でなぜかWiFiが途絶え文章が全部消えてしまいました。同じ文章をもう一度一から書く気にはなれなかったのでピアノのことではなく他の内容にすることにしました。ごめん、S君。昨日のことは記録ではなく記憶に残しておくよ。
そういう訳でタイトルの件ですが、少し前から長男の幼稚園のお母さん向けに不定期でヨガ教室(子連れOK)を開いています。開いているとは言ってもまだ今日で2回目。地域の自治会館を使っての開講です。
内容はオンラインのビギナーヨガに似たもの。ほとんどの方がヨガ未経験だったので身体を動かす前に基本的な筋肉や身体の使い方の説明も入れています。初回のテーマは「腸腰筋」、今回は「腹横筋と腹直筋の違い」についてでした。
身体の仕組みは知らずとも身体を鍛えることはもちろんできますが、知っていることで効果が倍増したりケガをしにくくなることが多々あります。今日の2種類の腹筋に関しても、腹横筋は背骨の動きに関わらないのに対し、腹直筋は背骨を丸める働きがあります。
体質によっては背骨を無理に丸めることがそのまま腰痛に繫がります。この両者の特性の違いを把握するだけでもトレーニングの質がグッと上がることがあるのです。
今日このクラスで嬉しかったのが、参加してくれたお母さん達の動きが初回のそれとは全然違っていたこと。僕の都合と気まぐれでの開講なので前回から3週間空いてしまったのですが、前回とは比べものにならないほど動けていました。
頻度が少ないとしても0と1は違うのですね。
意識の変化もあるのだと思います。もちろん一度ヨガをやったくらいで毎日まじめにアーサナを練習する人はほとんどいないでしょう。(←偏見)みんな小さな子の子育てで大変ですからね。でも一度ヨガをやったことで「こういう身体の使い方もあるんだ」とか「自分はここは得意だけどこっちの動きは苦手だな」とか何かしら意識されると思うのです。そして少し何かしらの行動に変化が出る。そして少し身体自体が変化する。
初回とは全然違うバランス感覚でアルダ・チャンドラアーサナをキープしているのを見て驚きました。最後のアームバランスの時間もバカーサナやサイドクロウを軽々と決めている方もいました。(ここでもアームバランサーの誕生...?)
まあ出来る出来ないはともかく楽しみながら身体を動かすことが定着してくればいいと思います。
子育ては楽しいことばかりではありません。とにかくストレスがかかります。好きなことをできる時間や睡眠時間の確保も難しいです。なのでどうしても生活が受身になりがちです。しかしその中でも身体の機能性やエネルギー産生能力の向上によって日々の生活を能動的なものに変えられます。限られた時間を密度濃く過ごすことができます。それには身体がキーポイント。心も同時に変わります。
このママヨガは毎週できるクラスではないので、限られたチャンスをいかに使うかという点で僕にとっても勉強になる時間です。可能性を秘めた時間。
楽しみながら続けていきたいと思います。