今日何気なくオンラインニュース記事に目を通していたらこんなタイトルが目に飛び込んできました。
——大往生のハシビロコウ 「ビルじいさん」雌だった 伊豆シャボテン動物公園——
この一文の中にけっこうな要素が入っちゃってますが記事の内容としては以下のような感じです。
伊豆シャボテン公園で「ビルじいさん」と呼ばれ親しまれていたハシビロコウが老衰で死んだ。その時の年齢がおそらく世界最高齢、大往生だった。しかし解剖の結果「ビルじいさん」は雌だったことが判明した。
記事によるとハシビロコウは雌雄の見分けが難しいようです。けっこう見分けが難しい動物は多いんですよね。
この記事を読んであることを思い出しました。それは僕が小学生の頃から10年近く家で飼っていたフクロモモンガのこと。武蔵(むさし)と百惠(ももえ:なぜか「惠」は旧字)という名前のついた仲良しペアでした。
フクロモモンガはその名の通りカンガルーと同じ有袋類で子育てをお腹の袋の中で行うのですが、何年経っても武蔵と百惠には赤ちゃんが生まれなかったのです。仲はすごくよさそうなのに。
そして8〜9年経ち2匹とも老衰で死んでしまいましたが、最後まで赤ちゃんが誕生することはありませんでした。そしてそのすぐ後くらいに僕はあることを知りました。
フクロモモンガのオスは頭のてっぺんがハゲるそう。
そして武蔵はといえば、、
ハゲてなかった(笑)
メス2匹のペアでした(笑)昔はインターネットも普及してなかったので雌雄の見分け方も簡単にはわからなかったのです。
(武蔵、女の子だったのか。うすうす気付いてはいたけど…)
(大剣豪みたいな名前つけちゃってごめんなさい。)
少し武蔵には悪い気がしましたが、「武蔵」って女の子の名前でもありそうですね。昔ポケモンのアニメに出てきた悪役の女の子の名前も武蔵だったような。。
いずれにしても一緒に過ごした思い出は変わりません。「ビルじいさん」が今更「リズばあさん」になるわけでも「武蔵」が「お通」になるわけでもありません。2人(1羽と1匹?)ともありのままの自分を生きたのです。
ありがとう武蔵、ありがとうビルじいさん。(ビルじいさんとは面識がないけれど。。)
人間の世も一昔前よりはだんだんと性の自由度が高まり、ありのままの自分を生きられる人が増えてきているように思います。
ちなみにハシビロコウは普段はじっとしていて動く時もゆっくり動くのでヨガに向いているんじゃないかなと思います。
次回「フクロモモンガ、レジ袋有料化に物申す!の巻」(笑)