こんにちは!フリスビーを息子たちに投げすぎて手首を痛めていた手首ヨワヨワ界隈のKokiです。2日間くらい痛かったですが、今日朝起きたら治っていました。
さて、今日は昨日のオンライン「なんでも相談室」での話。
参加メンバーのKさんがこんな質問を投げかけてきました。
「アナ骨の時に大転子(お尻の横にある大腿骨の出っ張り部分)を触る姿勢をとると腕がエラいんですが...どうしたらいいですか?」
・・・ん?
「ほんとこの姿勢はエラくてエラくて...」
・・・え?
エラい...?アナ骨でちゃんとした姿勢とってるのがエラいってことか??
でも腕がエラい?身体の一部位がそんなにエラいのか?
なんか話が噛み合わない。そんな時なんでも相談室に参加していた大ベテランのHちゃんの解説が入りました。
「先生、『エラい』っていうのは『キツい』とか『ツラい』って意味ですよ。」
なるほど、それなら意味が通る。アナ骨やってる自分を「偉い」とか言ってるんじゃなくシンプルに腕が「ツラい」ということを言っていたのか。
聞いてみればその場にいた東海、近畿地域の人は意味がわかっていて、僕を含め関東圏の人はわかっていませんでした。
「えらい」は「キツい」とか「ツラい」とか「しんどい」的な意味で使うそうなのですが、Kさんによると「えらい」は「キツい」とも「ツラい」とも微妙に異なり「えらい」は「えらい」時に使っているそうです。
これは英語と日本語を直訳できないように、その地域や個人の持つ言語感は完全に変換はできないんですよね。日本人の大好きな「よろしくお願いします」を海外で言おうとしてもなかなか言えないような感じ。
「えらい」は「えらい」だそうです。
そんなこんなあり無事に質問に対する返答ができた僕でしたが、ふと最近似たようなことが我が家でも話題になったことを思い出しました。
それは「切ない(せつない)」という言葉。
みなさんは知っていますか?篠原涼子さんの方の意味じゃないですよ。
僕の妻の祖母は「切ない」を「痛い」とか「ツラい」とかの意味で使います。「肩が切ない」みたいな。
そしてこの言葉、またまた大ベテランのHちゃんが知っていました。Hちゃん(推定年齢70歳)自身は「切ない」を全く使わないらしいのですが、太平洋戦争以前の生まれの人はよく使っていたそうです。確かに祖母も今90歳。Hちゃんよりも全然上の年代です。
ほんと言葉は年代と地域によってだいぶ違って面白いですね。
「ツラい」とかは現代語でいえば「つらたん」とか「つらみ」とかですかね。
えらい。
切ない。
ぽんぽんペインでつらみが深い。
なんのこっちゃわからない!
みなさんはどんな言葉を使いますか?
ではまた次回!!