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トレーニングの塩梅

2023/11/16
片手倒立
トレーニングにおいて負荷の「塩梅」は永遠のテーマ。

人によって回復力や日々の栄養状態が違うわけなので、ちょうどいい負荷のかけ方は自分で見つけていかなければいけないのです。しかもトレーニングの目的も人それぞれ違います。

例えば僕の場合は身体機能を自分の中で極限まで上げていきたいと考えています。もちろん健康維持の為の運動もあるけど、トレーニングという枠組みではやっぱり身体機能アップ。

その一例が今取り組んでいる片手倒立だったりしますが、このトレーニングの塩梅がなかなか難しいのです。

片手倒立で一番負荷がかかるのは手首。逆にいえば手首周りの組織が丈夫になっていけばバランスがとれるようになってくるのですが、どれくらいのトレーニングで切り上げたらいいか?がすごく難しいのです。

僕の場合は、自分が思うままに片手倒立のトレーニングをすると、次の日は手首周りの安定性が著しく落ちます。(両手の逆立ちもグラつくほどに落ちます。)

けっこうな疲労を残すのです。しかし、1日2日片手倒立の練習をしない日を作れば回復して前より強い手首になっている。(めちゃくちゃ栄養強化しての結果ですが。)

これはこれでまあまあ良いサイクルで片手倒立も成長していきます。

しかしながら、もっと加減する感じのトレーニングもありなのです。

自分の思う量よりも手前の手前くらいで練習を切り上げる。すると、手首の疲労は翌日にもそこまで持ち越さないので次の日も連続でトレーニングできるのです。加減によってはほぼ毎日連続でできる負荷のかけ方。

これはこれで成長する気がします。毎日やることで位置覚の発達なども促せます。手首も徐々に強化されてもいきます。

でも一回の練習でガッツリ負荷をかける前者のやり方と、一回一回のウエイトを軽くしつつ毎日トレーニングする後者のやり方、どちらが片手倒立に対して効果を発揮するのか未だにわかりません。

比較検証するにはもうちょっと時間が必要です。

こんな感じでトレーニングの仕方は無数にあります。

まず目的がなんなのか?目的が決まってもそこにアプローチするのに、自分の栄養状態や先天的な体質などを考慮する必要があります。そして最終的な判断には自分の身体の声を聞く繊細な感覚が必要になります。

よくトレーニング初心者がやってしまうのは自分の希望的観測で自分の本物の身体感覚を覆い隠してしまうこと。「自分の信じてるこの方法だから絶対に身体にとっていいはず。」みたいな。

盲信する人がいる人なんかは気をつけなければいけませんね。

ということで自分自身を過大評価も過小評価も、せずに冷静に観察しつつ、比較実験を繰り返しよりベターな方法を模索していく。というのがトレーニングにおいても大事になってくるようです。

参考までに。(参考になるのか…?)

ということでまた次回!!

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