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息の強さ

2023/11/15
息の強さ
呼吸の強さというものは先天的な要素もかなり関係してきます。

というのも呼吸をするためにも呼吸筋(横隔膜や肋間筋etc.)などの筋肉が働くため、先天的にエネルギー(ここではATP)が生み出されやすい体質の人は呼吸力が強いのです。

寝ている時の息の強さなんかを聞いてみるとわかりやすいです。元々呼吸が強い人は寝息もパワフルです。(いびきとなると気道の確保の問題になるのでまた別ですが。)

寝ている間でも呼吸筋に必要なエネルギーをちゃんと生み出せる→酸素をしっかり取り込めるし、筋肉が働いている分血行がいい→必要とする細胞に必要な酸素、栄養などが届く→寝ている間に全身の回復ができて朝起きた時に元気、みたいな良い循環。

しかしエネルギー代謝のどこかがスムーズにいかない場合は、上の循環とは逆に悪循環が起こり、朝起きた時に身体がガチガチになってたりします。呼吸筋自体も朝は固まりがちです。

僕自身、元々元気(エネルギー)が発生しづらい体質なので、朝の呼吸筋はけっこう固まってます。(ナイアシンやNMNの利用で以前の10倍良い状態ですが。)

呼吸筋がちゃんと働いてないと声が出しづらいんですね。

インストラクターとしては致命的じゃないか...!

ということで特に朝のレッスン前に役立っているのが、何度かブログにも登場したことのある、

パワーブリーズ。(写真)

競泳やフィンスイミングの大会に出てた頃に使ってた呼吸筋のトレーニング器具ですね。わざと息を吸いづらい構造にして吸気筋(斜角筋などの呼吸補助筋も含む)に強い負荷をかけるのです。

呼吸のウエイトトレーニングみたいなもんですね。長期的に見れば呼吸筋の筋力アップが見込め、短期的にみると呼吸筋のウォーミングアップになるのです。

20回くらい吸ったり吐いたりするだけで(所用時間約10秒)、一瞬で呼吸に関わるところのエネルギー代謝が高まるのです。

つまりは呼吸の質が上がり声が出しやすくなる。

基本ヨガアーサナなど器具を使わずに身体を動かしている僕ですが、こればかりは重宝しています。(あとは後屈ストレッチ用のディップススタンドもか...笑)

それにしてもオンラインクラスのZoom画面をつける直前にスーハースーハーとPCの前で頑張っている姿は滑稽...

それでも効果は抜群なので手放せません。誰にも見られることはないしまあいいか。

器具がない場合には息を吐き切った後に息を止めながら吸う力を5秒くらいかける(を数セット)だけでも効果ありますよ。吸えない環境を自ら作って吸う力をかけるトレーニングですね。

ということで大切な呼吸のお話でした。

ということでまた次回!!

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