僕は当然ヨガ関係のことをインスタに投稿しています。だからインスタに流れてくる広告もヨガ関連のものが多いです。
その広告の中でよく見かけるのは「ヨガインストラクターの集客のコンサル」系のもの。「毎日SNSを更新していても全然集客できなかったインストラクターがたった3ヶ月で月収750万円に!」みたいなのがよくあるパターン。
そういう広告が流れてくる度に、「こういうのに引っかかってしまう人がいるのかな?」と疑問に思ってはいたのですが、最近耳にした話によるとどうやら本当にそこにお金を注ぎ込んでしまうインストラクターの方もいるようなのです。
マジか...と思いましたが、よくよくそういった広告を見てみると、「仕組み化」「自動化」など人間の心理につけ込むような言葉がふんだんに散りばめられているので話に乗ってしまう人がいても不思議ではないのかなとも思いました。
それにしてもどうして騙されてしまうのか?
そんなことが気になってしまったので最近はそういったインスタのアカウントに跳んでどんなことを投稿しているのかとチェックするようにしていました。しかしながら投稿をチェックしてみてもやはり内容がほぼ無い感じ。ネットの情報を簡単に切り取ってまとめたような感じで特に主張がない。
それによくよくチェックしてみるとフォロワー数に対して「いいね!」の数が極端に少ないことが多いので、フォロワーを買ってかさ増ししてるんだなと一目でわかってしまう。(例えば1万5千人フォロワーがいるのに「いいね!」が30人など。)
そもそも広告を多数出している時点で自身の集客ができていないのだから、人に集客云々を伝えられる土台など全くないのです。
つまりは最初から表面の装飾だけで収益を出そうとしているアカウント。
あまりに露骨ではあるけれど、それでも引っかかってしまう人がヨガインストラクターの中にも一定数いるというのは少し悲しいことだなと思いました。
結局自分の身を守ったり自分の仕事を成長させたりするものの土台は「主体性」なんだなと思います。
自分のやりたい物事を他人や環境に任せるのではなく、自分で主体的に判断していく。主体的に何かに挑戦し続ける限りは、いくら失敗しようと少しずつ確実に前進できていくのです。
主体性がある限りは、もし人に騙されることがあったとしてもそれを「勉強料」だと捉えることができ自分の糧にできます。最初はいろんな知識が不足していたとしてもだんだんと学びは増えていきます。そのうちコンサルなどの他人の知識も活かせるようになります。そもそも無料でも有効な情報がいくらでも手に入る時代ですし。
逆に他人任せであったり、ありもしないうまい話にすぐに反応してしまうような心持ちで過ごしているとなかなか本質に辿り着くことは難しくなります。
「この先生の講座に出ればアーサナ力がアップする」「この人についていけば一儲けできる」など、よくよく冷静に考えてみればそんなうまい話はないですしね。自分はたまたま理想の方法論に出逢えてないだけなんだ、なんてことも幻想。
だから「主体性」や「能動性」はめちゃくちゃ大事。そこさえあれば必要なことは後からいくらでもついてくる気がします。
「仕組み化」「自動化」なんかよりぼんやりしていて具体性がないな、なんて思うかもしれませんが、土台になる心持ちがあってこそ方法論が活きてきます。
なので「ヨガインストラクターは時代的に難しい職業だから」と腐らずにコツコツとトライ&エラーを繰り返していけばいくらでもチャンスがあると思いますよ。
誰に向けて語ってんだ...?このブログ。。
写真は特に載せるべきものがなかったので適当です笑
ではまた次回!!