昨日スタジオで参加者の方と大学共通テストの話をしました。昔でいうセンター試験ですね。
そんな話をしたものだから8年前に受けたセンター試験のことを思い出しました。というかもう8年!!(なのにまだ大学在学中ってどういう状況...)
センター試験の思い出といえば、全然慣れていない試験にビビったこと笑。
何に恐れ慄いたかというとその雰囲気。
そしてその雰囲気を何が主に作っているかというと、、
高校生の制服なのです。
受験生のほとんどを占める高校生からすれば制服なんて当たり前のことかもしれませんが、当時28歳の僕からすればその若さと制服が怖かったのです。
つまりは勝手にアウェー感を感じてしまっていたのです。
けっこう怖いですよ。想像してみてください。今これを読んでいるあなたが来年センター試験を受けるのです。その会場に集まっているのは肌が透き通るような10代の若者達。頭も良さそうに見えてしまいます。
一番最初の科目ではマークシートを塗りつぶす手が震えました笑。
本当は自分の力を淡々と発揮できれば問題がないことなのに。。
そう、人間は目に見えるものにものすごく影響を受けて反応してしまう生き物なのです。
試験の場において僕の目からは制服が戦闘服に見えた。スポーツの場においては名門チームのユニフォームがオーラを放って見えます。ただの布生地なのに。
もしくは現代ではSNSのフォロワー数という数字が威光を放つこともあります。
人間はそれがなんであろうと権威性には弱い。ほぼ全ての人に備わっているこの性質を理解した上で他人や自分を観察していくと冷静な判断ができます。
身に纏っている服や装飾、そして持っている資格や肩書き。東大生っていうのもある意味権威性を出せるものかもしれません笑。
でも本来は人そのものを見つめる時にそういったものを考慮して観察することが大切であると思います。
フォロワー数が多くなくても立派なインストラクターはたくさんいるし、すごい資格がなくとも知識が深い方もたくさんいます。(もちろん数字を否定している訳ではありませんよ。数字には結構な意味があります。数字を稼げるだけの人は信頼されていることが多いのも事実。僕もYouTube登録者10万人行きたいですし笑。)
自分を客観視するときにも権威的要素を外して考えると冷静になります。「〇〇の資格を持ってるからOK」とかではなくて、実際に学べているかどうかの方が本質に近い話になります。
どうしても一番表面にあるものに目が行きがちな人間の性質の中で自分や他人のその見た目が実を伴っているのかどうか、もしくはズレがあるのか、そこを見極めることで色んな決断がうまくいく、、はずです。
アナ骨じゃないけど「診る」目は大事だなと思います。
8年前の手が震えた自分に言ってあげたいことです笑。
ではまた次回!!