僕が子どもの頃、音楽を聴くためにはCDをセットして再生ボタンを押し、曲を選択しなければなりませんでした。中学生くらいになりMDなんていうものが出てきて、好きな曲を自分でまとめて一つのミニディスクに入れられるようにはなりましたが、やはりMDをセットして再生ボタンを押すというのは変わりませんでした。
しかし今は、、声だけでたいていの曲をかけることができます。
言葉だけで。購入してもいないのに。
「アレクサ、〇〇を流して!」
この一言。
しかしこの手軽さが我が家では争いを生んでいます。
僕が気分よく自分の好きな曲を聴いているとニヤニヤしながら近づいてくる人影が3つ。誰からともなく叫びます。ハリーポッターの呪文のように。
「アレクサ、『うんちバリバリ』流して!!」
そして流れる「うんちバリバリ♪うんちバリバリ♪うんちバリバリ♪オイ!オイ!オイ!オイ...!」という歌詞。
ドーパミンを垂れ流し狂喜乱舞して歌う童共。
またやられた...
全国の子ども達の心を掴んで離さないUnching Brothers Bandの「うんちバリバリ」。
いつだったか息子がアレクサに「アレクサ!うんちして!!」と叫んだ時に再生され偶然発見されてしまった曲。ここがまさにウンの尽き。
それ以来、息子達のスネイプ並みの妨害呪文が続いているのです。
しかし、それでもまた希望が。
娘(3歳)はまだ「うんちバリバリ」を流せないのです。なぜなら彼女の呪文は、、
「アレクチャ!『うんちバリバリ』流して!!」
そんな彼女も自分のうんちはトイレで流せるようになりました。
「うんちバリバリ」のおかげかな。皮肉。
ではまた次回!!