今日のブログは昨日のHIP JOY YOGAが終わった後に聞かれたことに関してです。
「子供が勉強する時、イスに座らせた方がいいのか、床の方がいいのか?」
集中力を保ったり勉強の効率を上げるためにはどのような座り方がいいのかという内容ですが、結論としては、どちらでもいいと思います。ただいずれにしても座り方のポイントがあります。
それは座面に対して骨盤を立てること。もしくは腰椎(腰の部分にある背骨)を丸めないことです。
もともと人間の背骨には緩やかなカーブがあります。そのカーブは腰の部分では前に反っています。腰を丸めて(骨盤を後ろに倒して)座ってしまうと自然なカーブを壊してしまい、背中から頭への血流が悪くなってしまったり内臓の位置が股関節方向へ下がってしまったりします。
結果的に全体の血やリンパの流れを阻害することで集中力の低下や肩こり、猫背の原因となります。子供の勉強の際にはそれが他の事へと気を散らせる要因となります。
ですのでイスでも床でも骨盤はなるべく後ろに倒れないように座りたいのです。
ただそもそも骨盤を立て続けること自体が集中力を要するし、腸腰筋の力などが不足しているととても難しいことなのです。ヨガでも骨盤を立ててしっかり座り瞑想をしていくためにアーサナを練習して身体機能を高めるくらいですからね。
では長時間しっかりと座れるだけの体力がない場合はどうしたらいいのか?集中して勉強したり作業することを諦めなければならないのでしょうか?
いくらでもやりようはあると思います。
長くなってしまうので続きはまた明日書こうと思います。