沖縄では2種類のヤモリを捕まえました。
ホオグロヤモリとオキナワヤモリ。
両方とも東京にはいない種類のヤモリですが、この2種は2種で全然生態が違います。
ホオグロヤモリの方は建物などを主な住処にしているので、宿泊していたホテルの壁にたくさんついていました。壁に張り付いて隠れる気もサラサラないので、簡単に見つけて簡単に捕獲できます。
東京でもしょっちゅう見られるニホンヤモリに似たような生態ですね。
一方でオキナワヤモリの方は建造物ではなく、森に棲んでいます。木に張り付いているのですが、とにかく隠れるのが上手いのです。
擬態というヤツですね。背中の模様が完全に木の皮の模様と同じなのです。
森を散策している時にそんなオキナワヤモリがたくさん棲みついている一本の木を発見しました。
しかし目の前にいるはずなのに全く見えないのです。一瞬動いた時に発見できるのですが、動きを止めた瞬間に消えてしまうのです。
プレデターのように。
木を揺らしてみるとボトボト落ちてきたりして存在が確認できるのですが、やはり次の瞬間には消える。
生き抜く術、すごすぎます。
そこにいるとわかっていて目を凝らしてもわからないのだから、いるとは思っていない人の目の前では絶対にわからないはずです。
こんなにも自然に周囲に溶け込む能力、羨ましいなと思いました。(←完全に浮いてる人間の願望)
結局世の中目に見えてないことだらけなんだなと思います。
人は見たいものだけを見て生きています。
逆になんでもかんでも見え過ぎてしまったら頭がパンクして生きられなくなる。だから見えないものがあるくらいでちょうどいいのです。
でも、、たまには目を凝らして普段見えないモノを見ようとしてみると色んな発見があるかも。。
今回の写真は次男の服の上では全く擬態できなかったオキナワヤモリです笑。
ではまた次回!!