ハンドスタンドは簡単にできるようになるのか?
この質問にはなかなか簡単には答えられません。
そもそも人によって「簡単か?難しいか?」の感覚は違うし、ハンドスタンドが安定するまでの条件も今の個人の状態によっても変わるからです。
ハンドスタンドを練習して「意外に簡単にできるようになった。」と思う方もいれば「いくら練習しても思うようにいかない。」と思う方もいるのです。
まあ「思ったより簡単だった」なんて場合はラッキーな感じでいいんじゃないかなとは思いますが、「いくら練習しても近づいてる気がしない。」なんて場合にはズレの修正をした方がいいかもしれません。
どんなズレかというと、、
自分の感覚(もしくは希望的観測)と実際に起こることの差のこと。
例えば「これくらいの強度のトレーニングをしてこれくらい休めばこれくらいの力がつく。」みたいな感覚って運動に慣れてくるとだんだんとついてきます。というかそこを把握できるような練習をしたいという感じ。
ここが全くわからないとなると今の自分の練習の負荷が目的のものに対して低いのか高いのかもわかりません。また休養や栄養の尺度も曖昧になってしまいます。
なので自分の「こうなるだろうな。」という感覚と実際に「こうなった。」というギャップをできる限り埋めていくことがハンドスタンドなど難易度高めなものを練習する上では大切になります。
内観。自分の内面に起きているものの客観的な観察ですね。もともと持っていた自分の主観や希望は時としてそれを邪魔してしまいます。
高くも低くも見積もらず正確に自分の心身を捉えられると色々便利です。最低限かつ最大限に限りなく近い練習もできてきます。
あとはもう一つ。上に書いたようなズレだけでなく、ハンドなどを練習する上では無視できないズレがあります。
それは自分の練習方法と実際に効果のある練習方法とのズレ。
筋肉や脳などをめちゃくちゃ鍛えられていたとしても、ハンドスタンドが目的であればそれに見合った練習をしないとなかなか上達しないのです。
すごく極端な話でいえば、野球をうまくなりたいのにサッカーを練習してもダメだということ。結果が出ない練習というのも存在します。
そこがズレてしまっても「自分の思うようにいかない」感じになってしまうのですね。
さて、、そんな二つのズレを修正するようなアームバランス&ハンドスタンドWSを1月にも渋谷で開催します。(もちろん上の話は宣伝のため笑)
新年でもハンドスタンド練習したい方ぜひご参加ください^ ^あと3名ほど空きがあります。
ではまた次回!!