今朝の筋肉講座では「トレーニングの3原理5原則」についての話をしました。
めちゃくちゃざっくり言うと以下のようなことです↓
原理(トレーニングにおいて実際に起こる事象・法則)
①過負荷の原理:ある一定以上の負荷かけないと成長しないよ
②可逆性の原理:一度体鍛えても使わないでいると衰えるよ
③特異性の原理:運動の種類によって鍛えられる機能は変わるよ
原則(トレーニング効果を出す際に当てはまる規則・法則)
①漸進性の原則:必要に応じて徐々に負荷を上げていくといいよ
②全面性の原則:偏りなくバランスよくトレーニングするといいよ
③意識性の原則:自分の目的や使っている部位を意識するといいよ
④反復性の原則:繰り返し継続的にトレーニングするといいよ
⑤個別性の原則:みんな身体は違うから個人に合わせてトレーニングするといいよ
まあ上のは簡単に言いすぎてる感じはしますが、こんな感じのことが「トレーニングの原理・原則」としてまとめられています。
どうでしょう?けっこう当たり前のことじゃないですか?あまり目新しいことはないんじゃないかなと思います。
でも、言われれば当たり前だけど実際にはトレーニングをする(させる)上で抜け落ちていたこともあるんじゃないでしょうか。
一度自分の身体やトレーニングを再確認する上でも意外と役立つリストなのではないかなと思います。
たまにインスタDMなどでハンドスタンドなどの「秘訣」を聞かれることもあるのですが、もしそれが一瞬でできるコツや秘密みたいなものを意図するのであれば、それは全部徹底的なトレーニングの上にあるちょっとしたスパイスのようなものでしかありません。
なので「秘訣」に関する根本的な答えとしては、とりあえず上記の原理原則を身体に染み込ませることくらいでしょうか。(むしろわざわざ言葉の形にせずとも当たり前の感覚として受け取るようなものかもしれません。)
まああくまで上記の原理原則は筋トレ的なことにフォーカスしたものであるので、負荷にだけ拘って筋肉だけ鍛えても仕方ない面もあります。ヨガ的な見方としては、またこれとは全然違う形で物事を捉えられるでしょう。
ただヨガのアーサナには身体を鍛錬する面がある以上、この「トレーニングの原理・原則」も少なくとも参考程度にはなると思います。
この辺はけっこう面白い内容ではあると思うので、また近いうちにそれぞれの原理原則について触れていこうと思います。
ではまた次回!!