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カフェイン実験

2021/07/06
アナトミック骨盤ヨガ アナ骨 アームバランス ハンドスタンド オンラインヨガ
この3ヶ月くらいカフェイン実験をしてきました。

僕は基本的にはコーヒーを飲まない生活を送ってきました。コーヒーがの味が嫌いだとかではなくてカフェイン感受性がめちゃくちゃ高いからです。それゆえにある一定量のカフェインを摂ると身体に悪影響が出過ぎてしまうのです。

カフェインへの感受性はおおかた遺伝で決まっているようで、僕のように少量でも強い反応が出る高カフェイン感受性、一日にコーヒー2〜3杯までなら副作用が起きない中カフェイン感受性、5杯以上飲んでも夜ぐっすり眠れる低カフェイン感受性に分けられます。

カフェインの覚醒作用は他の栄養素と比べて圧倒的ですが、自分の感受性に合った量に抑えておかないと不眠や焦り、興奮状態の持続などが起こってしまうんですね。そして何より摂り過ぎていると疲労感が増していきます。カフェインは脳でアデノシンという疲労物質の働きをブロックして頭を元気に保つのですが、大量のカフェインが癖になると逆に脳が疲労のセンサーを増やしていくのです。

という感じでカフェインは扱いがとても難しい物質でありますが、覚醒効果が凄まじいため、再び実験しながら生活に取り入れてみることにしました。(YouTubeなどの作業をできるだけ短時間で終わらせたいがため笑)

いつかの「東大受験物語」シリーズの中でも書きましたが、受験期後半にはカフェインを毎日摂っていました。しかしその時も覚醒効果はあったものの心拍数の増加や手のピリピリ感、焦燥感などが副作用として強く出ていました。(それでも勉強に集中できるというメリットがあったのでコーヒーを飲んでいました。)

さて、今回は受験期のように切羽詰まっているわけではないので、「副作用を出さずにメリットを享受する」をテーマに色々と試してみました。結論から言うとまあまあうまくいったのですが、やはり飲み方を間違えると身体にかなり悪影響がありました。

3ヶ月試してみて僕に合う飲み方をまとめると、、

1.一日一回本当に少量に抑える
2.豆乳に混ぜる
3.朝一で飲まない

以上のような点を守って飲むと集中力が上がって副作用はおきませんでした。

1の「少量」ですが、僕の場合は感受性がかなり高いのでインスタントコーヒーで小さじ半杯くらい。そして一日二回飲んでしまうと手のピリピリ感が起きてきました。(このあたりは感受性によって許容量が全然違うので皆さんの参考にはならないかもしれません。)

2の「豆乳」は脂肪分がある程度含まれているものであれば牛乳でもなんでもOKです。脂肪分と一緒に摂ることでカフェインの吸収を緩やかにするのが目的です。ブラックで飲むのと副作用の出方は全然違いましたね。(受験期はブラックで飲んでいました笑)

3の飲むタイミングに関してはかなり重要。朝目覚めた直後は以前ストレスホルモンとして紹介した「コルチゾール」という物質が高いレベルで分泌されています。人にもよりますが朝8時頃に最大になります。このコルチゾールが朝人間が目を覚ますための手助けをしてくれているのですが、朝起きてからすぐにカフェインを摂ってしまうとコルチゾールの分泌を妨げてしまうのです。そうなると自然に分泌されるコルチゾールによる目覚めではなくて、カフェインに依存した目覚めになってしまうのです。そして毎朝飲むとカフェインの効き目自体が弱っていきます。それで量が増えて、と悪循環。10時過ぎくらい(早くても9時過ぎ)に飲むのがいいですね。

こんな感じでカフェインは強力なだけに注意が必要ですが、高感受性の僕の場合でも取り方に気をつければ今のところ強い悪影響は出ずに効果を出せています。

とまあここまでカフェインの注意点とメリットなどを書いてきましたが、結局カフェインも大麻やアルコールなどと同じ薬物ではあるので特に目的がなければ摂らないにこしたことはありません。(僕は仕事上のメリットに期待して飲み始めただけです。)試すのであれば自己責任でお願いしますね笑

次回はそんなカフェインへの依存症とカフェインリセットについて書きますね。

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