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タンパク質??

2021/06/07
タンパク質??
今日から何回かに分けてタンパク質関係の話になります。

まず今日はプロテインってなんだろう??ということから。

ヨガをしている人の中でも栄養補助としてのプロテインを飲んだことがあるかないかは分かれるところですが、プロテインが一体どういうものなのかは知っておいて損はないと思います。

まずプロテインを日本語で言うと「タンパク質」になります。なのでプロテインは色々な食品に含まれています。肉や魚、卵など動物性のものから大豆など植物性のものまで色々なものに含まれているのです。

ただ一般的に「プロテイン」とカタカナ語で言った場合にはサプリメントとしてのプロテイン(タンパク質が多量に含まれた粉末状の製品)を指すことが多いようです。水や何かしらの飲み物に溶いて飲むやつですね。

プロテインに馴染みのない方はジムでバリバリに鍛えている人だけが飲むイメージがあるかもしれませんが...笑

さて、この栄養補助としてのプロテイン、上に書いたように結局はただのタンパク質なのです。(製品によってはビタミンB群などが添加されているものもありますが。)

ですのでタンパク質の体内での働きをある程度知っておけば、プロテインを飲むメリットも同時に知ることができます。タンパク質って人間の身体でどのような働きをしているのでしょう?想像がつきますか?

まず一番想像しやすいのは、身体そのものを作る役割です。筋肉とか内臓、髪や肌、爪などの主な構成成分となります。ただし一口にタンパク質と言っても身体のパーツによって種類は違います。(コラーゲンタンパクや非コラーゲンタンパクなど)

タンパク質の最小単位はアミノ酸で、身体を構成するパーツはそのアミノ酸の組み合わせによって様々な形をとります。

体内で利用されるアミノ酸の種類は20種類でそのうちの9種類(子供は10種類)は体内で自ら作り出すことができないのです。なのでその9種類については外から摂取しなければなりません。

それらはまとめて必須アミノ酸(EAA: Essential Amino Acid)と呼ばれたりします。不足すると筋肉や肌の材料が足りなくなってしまうのです。

そしてタンパク質はそれ以外にも一部のホルモンや酵素、神経伝達物質の材料にもなります。これもアミノ酸の組み合わせによって様々な形で体内利用されます。そして不足してしまうと体内の反応がスムーズにいかなくなり、気分が落ち込んだり元気がなくなったりします。

ざっとですが上記のような働きがタンパク質にはあるので、特に必須アミノ酸の量を十分に保っておくと身体の様々な機能が健全に保たれるのです。(本当はタンパク質だけじゃ材料不足なのですが今は端折ります。)


さて、ではなぜ栄養補助としての「プロテイン」があるのか?食事からだけじゃダメなのか?

次回はその辺りについて触れていこうと思います。

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