生活習慣を少し変えるだけで身体が変わる余地はありますよ、なんて話を先日のブログでしました。例えば今まで運動習慣がなかった人が運動を始めたら10年前よりも動ける肉体になるという話。
やっていなかったことを始めたら心身に作用があるという「足し算」の話でした。
今日はその逆の「引き算」についてです。
生活習慣を変えるには主に二通りの方法があります。
やっていなかったことを始める「足し算」。
やってきたことをやめる「引き算」。
良いと思うことを始めるのはもちろん大切だと思うのですが、それ以上に心身が変化するのは自分にとって悪いもの、疑問に感じるものをやめることです。
特に依存しているものをやめると心身が全く変わります。(ものによっては一時的に離脱症状が強く出ますが。)
お酒、薬、タバコ、甘いもの、コーヒー、恋人、ゲームなどなど依存しやすいものはたくさんありますが、ドーパミンの過剰分泌などで毎日やめられない場合はかなりの体力と精神力をそのものに奪われてしまっています。
あとは、自分で疑問に思うような仕事や対人関係なども心と身体を疲れさせます。
自分の生活を思い浮かべてみてそういったものがもしあればやめてみると身体がスッキリして別物のようになると思います。(依存している場合はすぐにやめられないので徐々に減らしたり、専門的なやり方が必要になることが多いです。)
「引き算」ができると体力的、時間的、精神的な余地ができるので新しいことを始める「足し算」もやりやすくなります。
どんなにいい「足し算」でもやり過ぎると一つのことに集中できなくなってくるのでやっぱりまず「引き算」。
かなり人生のパフォーマンスが上がりますよ。