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HSP×能力発揮

2020/11/09
HSP×能力発揮
昨日のブログでは超感受性が豊かな人間、HSPという概念について触れました。チェック項目も載せましたがいかがだったでしょうか?僕の周りでもかなり当てはまる人もいればほとんど全て「いいえ」の人もいたりで様々でした。

さて、感受性が豊か過ぎると日常の様々なことに反応してしまい疲れてはしまうのですが、良いことも多々あるのです。他の人が気づけないことを気づけることで仕事の精度が上がったりクリエイティブなことができたり、様々な能力が発揮できます。

その能力を発揮するためには自分の特性を知ることが大事です。昨日紹介した本『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』の中にはHSPの人が自分の能力を活かし楽に生きるためのポイントがたくさん書かれていますが、特に僕が大事だなと思ったポイント3点を以下にざっくりまとめます↓


・ともかく体調管理
五感のどれかが非常に敏感なことが多いので、普通に生活しているとひどい疲れを感じてしまいます。視覚が敏感な人は光の刺激の対策をしたり、聴覚が敏感な人は眠る時の音に気をつけたり、ちょっとした工夫で体調を維持します。

・自分のことを理解されると思わない
HSPの人は非HSPの人がきっとどこかで自分の感覚を一部でも理解できるだろうと思っていることが多いそう。しかし事実は違っていて、そういった感覚はどう説明しても理解が及ばないのです。悪気があるわけでもなく、理解しようという気持ちが少ないのでもなく、単純に身体の機能の違いなのでどうしようもないこと。お互いの「理解が及ばない」ということを理解しておくだけで人間関係や自分の気持ちが楽になることがあります。

自分がやりたいこと、いいなと思うことを仕事にする
HSP以外の人にも当てはまることかもしれませんが、特に繊細な人は自分がやりたいこととやっていることのズレをなくした方がいいのです。例えば「自分でも疑問に思うような商品を売りつける」仕事なんかは自分の心と行動に矛盾が起きて精神をすり減らせるのでやめた方がいい。もちろん同じHSPの中でも価値観や好きなものは全く異なるので自分の心の声に正直になることが大事。


まあ「やりたいことができたら苦労しないよ」という声が聞こえてきそうですが、何事もそれ相応な努力は必要ですね。

そして最後に、、ここまでHSPのことを書いてきましたが、僕自身は本来こういったジャンル分け(「HSP」「非HSP」)などは嫌いです。(←急なカミングアウト。)名前がつけて仕分けされたところで、その人は今まで通りなんら変わらないその人だからです。その境界線も曖昧ですしね。

ある概念を作りそこに当てはめるというのは『サピエンス全史』風に言うと「フィクション」と言ったところでしょうか。

しかしながらそういった概念を作り上げて、それを理解することで一定数の人が救われるのは事実です。結局僕自身も人が作り上げるそういった概念自体に救われた経験があります。曖昧なものを定義づけることで理解を高めて自分のコントロールを容易にするのです。

なので好き嫌いは別として、僕達が自分を認めて自分らしく生きるためにこういう概念はあることには大賛成です。

これを読んでいる人の中にも繊細過ぎて生きづらさを感じている方がいたらHSPに関する書籍もたくさん出ていますので一度読んでみてはいかがでしょうか。

ありのままの自分で生きられたらいいですよね。(レリゴー??)

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