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東大生活物語 第五話「105分…?」

2020/10/02
東大生活物語 第五話「105分…?」
今日は散歩日和の清々しい日でした。朝のアナ骨に参加した方が、「歩いていたらキンモクセイの香りがふわっと漂ってきて秋を感じました。」と言っていたのですが、そういえば今年はまだキンモクセイの香りを嗅いでいない。「何でだろう?」と考えてみるとすぐに理由が思い浮かびました。マスクをして行動しているから香りを感じづらいのですね。

マスク生活はいつまで続くのか。。まあマスクが役に立つことも多々あるんですけどね。(バレないように舌回しできたりとか笑)

では今日も毎週恒例「東大生活物語」。キャンパスライフスタートです。




2015年4月に唐突に始まった大学生活。何もかも新鮮でした。一年生のSセメスター(一学期)は必修の授業も多く、どうしても単位数が増えてしまいます。最初の学期に選択した授業は週に14コマ。当時はよくそんなことができたものです。周りの同級生に比べたら多い量ではありませんでしたが。。

そして驚いたのが一時限あたりの時間。

なんと105分!

1時間45分授業です。元々は東大も90分授業だったらしいのですが、僕が入学したその年から105分システムが取り入れられたのです。

(なんてことを…!)

じっと座っているのが苦手な僕からしたらその15分は大き過ぎる。そもそも90分でも集中力がもたないのに。。

しかも授業時間が長くなったことで更なる弊害が起きていました。元々東大の一時限目は朝の9時開始だったのですが、それが8時半開始に変更されてしまったのです。

つまり通勤、通学ラッシュの時間と丸かぶり。駒場東大前駅の近くにはけっこうな数の高校(都立駒場、駒場東邦、筑駒、国際高校など)があるので井の頭線の電車に乗ってる学生も多いのです。

大学生はラッシュの時間から外れた空いてる時間帯に優雅に通学しているイメージがあったのに、結局体が押しつぶされそうな満員電車に揺られることになりました。

朝からかなりの体力を使います。

そして朝一から来る105分授業。

月曜の朝は全部英語。

4時限目になる頃には頭がヘトヘトです。座ってるのもキツいです。その後仕事があります。

なかなかハードでしたが、それでも新しい世界は新鮮で充実した毎日を送ることができました。


そしてある日気づいたことがありました。

とあるドイツ語の授業の先生(けっこうご高齢)がなぜかいつも授業開始時間に現れないのです。「あれ?今日は休講かな?」と思うと必ず15分遅れで教室にやって来て何事もなかったかのように授業を始めます。

さては105分間授業する体力がないな…!

三回目くらいでようやくそのことに気づきました。

それはそうですよね。授業を受けるよりも授業をする方が頭も体力も使いますから。

一番煽りを受けたのは教授陣だったのです。先生も学生も後半は集中力が完全に切れるという結末。。

恐るべし学内改革…!!


To Be Continued...(毎週金曜日連載)

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