今日の昼に僕がミューズリーを食べているといつも通り長男と次男が寄ってきました。
「ちょうだい!ちょうだい!」
さっきご飯食べたのにな…と思いながらもスプーンでミューズリーを子供たちの口に放り込んでいきました。そして器の中身がほとんどなくなると子供たちに、
「もう残りはお父ちゃんが食べるからおしまい。」
と言うと、次男が「ああぁ〜……」とめちゃくちゃ残念そうな声を出しながら肩を落としてトボトボ向こうの方へ歩いて行ってしまったのです。その姿勢がまさにマンガに出てくる絵のようで、「人間本当に落ち込むと肩が落ちて背中が丸まるんだな」とわかった瞬間でした。
何かの感情が突然沸き起こった時に反射的にとる姿勢やポーズは生活圏の文化や今までの体験から後天的に習得されたものと動物である人間の反応として自然に出るものがあると思うのですが、「肩を落とす」というのは後者よりのものなのではないでしょうか。
人間が生まれたその瞬間からストレスとして身体に感じるものは重力です。今回の次男のように何か精神的なストレスがかかると、常にかかっている最大のストレスである重力にすら抵抗できなくなってしまうのでしょうか。もしくは重力に抵抗することはやめて楽になろうという人間の防御反応といったところでしょうか。
いずれにせよ感情と姿勢の関係というのは面白いですね。みなさんも何か落ち込んだりした時はその時の姿勢を分析してみてもいいかもしれません。
落ち込むのも忘れますよ。