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遅筋と速筋

2019/06/21
遅筋と速筋
昨日の続き、冷えに関してです。

寒さに強いか否かには複数の要因が絡んでいるとは思いますが、その中でも特に筋肉の影響はかなりあると思います。身体の筋肉量が多いか少ないかは冷えに関わります。さらには筋肉の種類が関わってきます。

今回のテーマはタイトルにあるように、

遅筋速筋。

遅筋は瞬間的に大きな力は発揮できませんが、有酸素運動をする時に使われる持久力に特化した筋肉。周りに毛細血管も多く赤い筋肉(=赤筋)とも呼ばれます。(赤色は遅筋に多く含まれるミオグロビンというタンパク質の色)魚でも長時間遊泳する持久力型のマグロは赤身です。

速筋は短距離走などの無酸素運動の際に使われる筋肉。短い時間で大きな力を発揮する時に使われます。白い筋肉(=白筋)とも呼ばれます。魚では普段じっとしていて必要な時だけ素早く動くヒラメにはこのタイプの筋肉が多いです。白身魚ですね。

この間にピンク筋とも呼ばれる中間型の筋肉もあるのですが、ここではわかりやすく遅筋と速筋の2種類だけの話をします。

この遅筋と速筋は全ての人が身体の中にどちらも持っています。筋肉によっても遅筋が多いかか速筋が多いかの傾向は異なります。(例えば同じふくらはぎの筋肉でもヒラメ筋は遅筋の割合が多く、腓腹筋は速筋繊維が多いです。ただ上に述べた魚のヒラメは速筋中心ですのでヒラメ筋と混同しないようにしてくださいね。)

この遅筋と速筋の割合は人によって生まれつきの傾向が異なるのです。遺伝子によってそれは決まります。今の時代は便利で7000円程で検査キットを取り寄せて簡単に検査することができます。気になる方はネットで「スポーツ遺伝子」などと検索してみてください。

この検査では自分が、
速筋型
中間型
遅筋型
のどれに属するのかを調べることができます。それによって持久力系のものが向いてるのか瞬発力系のものが得意なのかなど自分の傾向を把握できたりします。まあでもこの遺伝子の他にも様々な要因が存在しますので、あくまで目安の傾向ですが。ほとんどの方が中間型ですしね。

ちなみに僕は速筋型です。

肝心の冷えと筋肉の種類の関係については長くなってしまうのでまた明日に持ち越します。

明日の朝のアナトミック骨盤ヨガでは遅筋(赤筋)を中心に鍛えていきます。

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