最近めちゃくちゃ手首が強くなったなと実感しています。
これは1年ちょっと前に始めた片手倒立の練習の結果。最初のうちは片手に体重を乗せようとしただけで、手首と肘と肩にものすごい負荷がかかり、一日に数回も練習できませんでした。練習するごとにだんだんと体重のかけ方に慣れはしていったのですが、少し踏ん張ると結構なダメージを手首に受けてしまう感じ。少しでもキープしようと耐えるだけで、2〜3日は手首の休養が必要な状態です。
しかし今は一回の練習につき15〜20回くらいはこなせます。そして後半手首に疲労感を感じても、そこで練習をやめれば次の日には完全に回復してる感じ。それどころか次の日には前日より安定している感覚なのです。
これはほんと積み重ねの結果。
特に手首は元々体重を乗せるのには適していない構造で、全然できないところがスタート地点だったので変化がわかりやすい。
ハードルの設定と継続の大切さを感じます。物事はコツだけではないので、確かな感覚と力を身体に刻み込んでいくことが大切。
今の自分の殻を少し破るくらいの負荷設定と、そしてここが大事なのですが、回復を待つ忍耐力。さらにそのサイクルを繰り返し変化をポジティブに感じていく心持ち。
もちろんミスったなと思うことはありますよ。もう一回もう一回とやりすぎて数日手首の回復が遅れること。もしくは適当に跳んで全然集中してない練習。などなど。
そんなことを繰り返しながら自分にとって「何がいいのかな?何がしたいのかな?」と問いかけ続けていく。そして修正を繰り返していく。そうすると大きな流れで見ると自分にとってプラスな方向に動いてきます。
ハンドスタンド一つでも多くのことが学べるんですね。人間の身体と心の性質。そして自分の傾向。
行き過ぎる人は、ちょっと「物足りないな」くらいで切り上げる爽快感をだんだん感じて。やらなさ過ぎる人はやったことによる自分のわずかな変化を感じとって。
自分自身に合った「練習の練習」をしていって、自分を掴めてしまったならもう大丈夫。あとは軸を保ったままなんでも自由に好きなことをやっていけばいいのだと思います。
片手ハンドからそんなことを学べた1年でした。
まだまだ全然キープできてないけど...笑(それでも昨年のYouTubeチャレンジの時には3~4秒キープできれば良い方だったのが、今は10秒以上保てるようになってきました。)
ということで素敵なハンドスタンドライフを!(ハンドやってない人の方が多いか...)
また次回!!