マルギナータリクガメのギーナ(亀子改め)が我が家に来てからというもの少し僕たちの習慣も変わりました。
4〜5日に一回の食事で済むトカゲやヤモリと違ってリクガメは基本毎日食べます。なので毎日食べ物を調達しなければなりません。
小松菜やトマトなどの野菜もあげていますが、昨今の値上がりや栄養価の減少などを考えるとやはり主食として適しているのは「野草」。
栄養バランスが良いものも多く、外に生えているのを採ってくるのでタダなのです。完璧。
ただ外に生えている草ならなんでも食べるわけではなく毒性のないものや栄養価の偏りがないものを選ばなければなりません。
僕は動物系(哺乳類、爬虫類、昆虫、魚など)はまあまあ詳しいのですが、植物系についてはあまり知識なし。道端に生えている草がなんの種類なのかもわかりませんでした。
しかしギーナにあげる野草を間違えるわけにはいかないのでだんだんと見分けがつくようになってきました。
植物ってかなり似通っているものが多いんですよね。シロツメクサとカタバミとか、ハルジオンとヒメジョオンなど。
かなり似ている種類でも葉の付き方や茎の中心が空洞になっているかどうかで明らかに見分けがつくものが多い。最近はだんだんとそんな知識がついて野草を選んで採取できるようになりました。
今まではただ無数の草のたくさん生えた原っぱだったところも解像度がグンと上がって見えるものが増えてきたのです。そうなると散歩してても面白いですね。
この前のヘビの話じゃないけど、自分の意識や知識次第で日常の可能性が広がってくるのです。
あ…ちなみに今日家の中でアオダイショウが脱走しました。ケージのフタのロックをしていなかったという凡ミス。
今のところ全く見つかりませんが、そのうちお腹を空かせて出てくるんじゃないかと思います。たぶん…
そういうところの解像度は上がらず盲目。ツメの甘さよ。シロツメクサを探す前に自分を詰めろ。
ということで今度は家の中で息子とヘビ探し。
ではまた次回!!