人間の身体や動物の身体って不思議なもので、気にかけ過ぎると輝きを失うことがあります。
もちろん自分自身を丁寧に扱うのがいいか、雑に扱うのがいいかと問われたら丁寧な方がいいに決まっています。心身に余裕のある生活がいいか、無茶な生活がいいかと問われたら確実に余裕のある生活がいいです。
しかしそれでも人間の生命の煌めきや迸るようなエネルギー感はめちゃくちゃ余裕がある時には起きづらいのです。
何かに対して無様でも必死な時や、追い込まれた時にそれは起こったりするのです。
だから「修行」なんてものもあるのかもしれませんね。生命の際まで踏み込んだ時に沸くエネルギー感や爆発力を人は経験で知っているのだと思います。
前に書いたか書いてないか忘れましたが、偶発的ですが僕の背骨に爆発的なエネルギーを感じたのも受験勉強で心身ともに追い込まれていた時期でした。
まあ「自分自身を追い込め」なんて他人に絶対に言えないし、良い悪いの価値基準で決めることでもないですが、動物としての身体の原則みたいなものはあるんですよね。野生動物の生命力。
心身のストレスが完全になくなったら人間は一気にダメになるらしいですし。丁寧に自分を扱うのは必要なことですが、丁寧が行き過ぎると意味合いが変わってくることがあるようです。
そんなこと言ってる僕もゆとりのある生活はしたいですけどね笑。でも同時に生命を鈍らせたくない思いもあるのです。
だからアーサナ練習なんかはちょうどいいのかもしれません。
一生懸命打ち込めることがあってよかったです。必死だもの。輝きたいんだもの。(by にじを)
ではまた次回!!