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ドイツ×サッカー×思い出

2022/11/24
サッカー ワールドカップ
今日は寝不足の方が多いのではないでしょうか?今朝のヨガクラスも人数がいつもの半分くらいでした笑。うちの唯一のテレビは子ども達が寝ている部屋にあるので僕は何も見れずに早々に寝てしまいましたが。(ハイライトだけまとめて見ました。)

サッカー、格上のドイツに勝ったのはすごいですね。

実際に相手と直接競るような競技は「大番狂わせ」が起こりやすいから面白いですね。競泳や陸上競技はなかなか世界ランク20位の人が1位の人に勝つのは難しい。でもチーム戦でなおかつ様々な条件が絡んでくるサッカーは何が起こるかわからない。サウジアラビアもアルゼンチンに勝って祝日になったようですしね笑。

なんにしてもスポーツで熱くなるのは平和でいいなぁと思います。

あ、でも「ドイツ サッカー 熱い」というキーワードで脳内を検索すると平和だかなんだかわからない思い出が一つ出てきました。

もうだいぶ前になりますが、ドイツにいる時に何回かブンデスリーガのサッカー観戦をしました。

そのうちの1戦が「ヴィルフスブルクvsブレーメン」。当時ヴォルフスブルクには日本代表キャプテンも務めたことのある長谷部誠選手も在籍していました。この時の試合はヴォルフスブルクがホーム。長谷部選手も出場していて「海外でこんなに活躍できるなんてすごいな。」なんて思って観ていました。

試合結果はホームのヴォルフスブルクが勝利したのですが、問題は帰りの電車内で起こりました。

負けて苛立っていたブレーメンファンの一部がだんだんと暴れ出して暴徒化。電車は途中の駅で臨時停車し警官も車両内に流れ込んできました。僕たちが乗っていた車両も戦場になり、ビールの瓶が飛び交ったり、電車の窓ガラスが割れたりしていました。

そしてついに、、

"Die Polizei hat Tränengas eingesetzt!"

一瞬そんな声が聞こえたかと思うと、フーリガン化した若い男性が車両の通路で喉を押さえて嘔吐していました。

そう、「Tränengas」とは「催涙ガス」のこと。警官が僕たちが乗ってる車両で催涙ガスを使用したのです。

「マジか...!」

すぐに鼻や口を服で覆いました。まさか一般人が普通に乗っている車両で催涙ガスが使われるとは...すぐ近くに座っていた年配の女性(おそらくサッカーとはなんの関係のない乗客)も口を塞ぎながら "Schrecklich, schrecklich...(恐ろしや、恐ろしや...)"と呟いていました。激しく同意。

荒れる車両の中を気をつけながら(ケガしないようにもありますが、嘔吐物を踏まないようにも気をつけながら)なんとかホームに降りると、しっかりガードしていたものの少しだけ目や喉に違和感がありました。

人生初催涙おめでとうございます。日本じゃなかなかない経験でした。

よくニュースでフーリガンの話などを聞いたことはありましたが、本当にこんな感じなんだと体感させられた出来事。サッカーの試合の日になると防護服を着た警官が駅にズラッと並んでいるのにはこんな意味があったのだと初めてわかりました。(なぜか馬に乗ってる警官もいる笑)

それにしてもサッカーファンだけでなく警官も激しいよねという話。自分の身は自分で守らないとね。

そんなわけでワールドカップの舞台裏でも色々あるのかなと思います。現地に観戦に行ってる方々も安全に過ごせることを祈りつつ、、予選リーグ突破できるといいですね。


ということでまた次回!!

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