昨日は家の近くのレンタルスタジオでやっているリアルヨガクラスの日でした。
週替わりで色々とやっているクラスですが、昨日はじっくり全身を温めていきつつ最後は後屈を深めていくという流れ。
その後屈の最後には
ドロップバック(立った状態から後ろに反ってブリッジに着地する動作)を練習しました。しかしながらこれはかなり難しい動作。だいたいの方は僕がベルトで補助しながら床に降りていく練習をしました。
いつもスタジオに来ているAさん(40代女性)の番が来て補助してみると、ベルトに体重がかからない。「あれ?」と思い、「補助なしでもできるんじゃないですか?」ともう一度やらせてみると一人ですんなりとドロップバックができていました。
これはすごい驚き…!
というのもAさんは3年ちょっと前に僕のスタジオクラスにひょっこりやってきてヨガを始めました。まだ僕がインストラクターを始めて間もない頃です。
当時ヨガ未経験で運動習慣もなかった彼女は最初ただあぐらで座るのにもガチガチ。股関節や肩周りの可動域も全然ありませんでした。
その頃を知っているのでAさんがドロップバックができる姿がなんだか想像できなかったわけなのです。でも考えてみれば後屈が全然できなかったところからアナ骨でコツコツとハイランジを深めていって最近では無理のない見事な後屈を行っていました。
だからドロップバックができるのも当然といえば当然なんですよね。
でもヨガ開始当初とは見違える動きに驚いてしまったのです。
変化は日々ゆるやかに起こるから短期で見るとあまり変わっていないように見えます。しかし半年、一年、三年というスパンで思い返してみると別人のような変化があります。
その変化をわかりやすく見るためにはドロップバックみたいなものは良い指標になります。その人が辿ってきた軌跡、過程を思い返すことができるから。できる、できないよりも、コツコツと積み重ねてきたこと自身が喜びや自信に繋がります。
そんなこんなでドロップバックをしたAさんはブリッジ状態になってからどうしていいかわからなくなり足をピョンピョンしていました。立位に戻って来ようとしてます。
バク転型のブリッジ戻りをしようとしてる…⁈
まずは来た道を戻ってくるカムアップの方がいいのでは…?
また徐々にやっていきましょう!
ところで写真は撮ってなかったので、S君得意の「独り補助ドロップバック」を僕がやっている様子です。良い子はマネしないでね笑
ではまた次回!!