先日妻と世界陸上を見ていた時のこと。
ちょうどテレビでは三段跳びの決勝が行われていました。
世界の決勝レベルにもなると想像を超えた跳躍だな、と感心しながら見ていると妻が、
「なんでこの人達は幅跳びじゃなくて三段跳びを選んだんだろうね?」
と言います。僕は、
「ん…いや、それは幅跳びと三段跳びを比べた時に三段跳びの方が狙い目だったんだろうね。より勝ち筋のある方を伸ばすよ。まあ確かに走り幅跳びの方が花形っぽいイメージだし、カールルイスもやってたくらいだしそういう疑問が浮かぶのは当然かも。。」
と適当に答えました。
そしてやがてその決勝も決着がつき、東京五輪でも金メダルだった選手が優勝していました。
記録は17m95cm。
するとテレビを見ていた妻が口を開きました。
「すごい跳ぶね。
でももし3歩分までカウントしたらどんだけ跳んでるのか知りたいよね。」
ん…?
え…?
なんだ…?何が起こってるんだ…?
完全に思考停止。
今まで僕たちはその3歩分をカウントした競技を一緒に見ていたんじゃないのか…?
これは夢か?
恐る恐る妻に、
「ちょっと待ってくれ。三段跳びって名前の通り三段の合計の記録だよ。どこの記録を測ってると思ってるの?」
と聞くと、
「え、だって砂が置いてある最後の一歩のとこじゃないの?最初の2歩は助走でみんな一緒でしょ⁇」
2歩が一緒?
どーゆう感覚…⁈
走り幅跳びの助走をちょっと脚色したバージョンが三段跳びという認識⁇
それなら逆に「なんで三段跳びを選んだんだろう?」発言も納得できてしまう。そのルールじゃシンプルに走り幅跳びの方が良さそうだもの。
「いやいや、最初の2歩も全部含めての記録なんだよ。じゃないと18m近くいかないでしょ!」
すると妻は、
「え?そうなの?でもそんなこと普段考えて生きてないもん。」
と言い放ちました。
確かに三段跳びのことを考えて生きてはないだろうし、目にするのは五輪と世陸の2年に1回程度だろうけど…
そういう問題か?
名前からなんとなく想像できなかったか?
いや、でももしかしたら僕の方が凝り固まった考え方をしていたのかもしれない…
ぜひみなさんに問いたいです。
三段跳びが三段の記録をとる競技だと知っていましたか?それとももしかしたら妻のように最後だけの記録をとるものだと思っていた方はいますか?
それとも別の独自解釈をお持ちの方はぜひご一報ください。処分を検討します笑。
ではまた次回!!