昨日の夕方は花粉症になってしまった長男(小学1年)を連れて家から歩いて15分ほどの場所にある耳鼻科に行ってきました。
雨が降っていたので自転車ではなくて傘をさしての徒歩だったのですが、忍者みたいに小走りしたり歩いたりと遊びも交えつつ向かいました。息子も身体を動かすのが好きなので「はしって」とか「とまって」とか僕に言いつつちょこまかと後ろをついてきていました。
そして耳鼻科終了後、家への帰り道も同じように走ったり歩いたり色々やっていたのですが、家の近くの信号待ちをしている時に突然後ろから大きな声がしました。
「ちょっと!あんた!」
一瞬誰のことかわかりませんでしたが、周りには僕と息子以外に誰もいないので振り返ると10mほど離れた所に女性(おそらく40代くらい)が立ってこちらを見ています。
しかもどうやら僕の方を睨んでいます。かなり鋭い目つき。次の瞬間さらに大きな声で、
「ゆっくり歩いてあげろよ!!子どもが走ってんじゃん!!」
と僕に叫びました。
え…?
と一瞬訳がわからないまま体が凍りつきました。息子も驚いた顔で僕の方を見てきました。
あまりの剣幕に返す言葉もないままポカンとその女性の方を見返したのですが、その方はもう一度僕の方をグッと睨み返すとそのまま横断歩道を渡り行ってしまいました。
一瞬経って、
(ああ、うちの子がちょこちょこ小走りしてるのを見て親が勝手にどんどん進んでるように見えたのかな…?心配して何か言わずにはいられなかったのかな…?それにしても横断歩道の手前は普通に歩いてたんだけどな。逆にリアルな速さに見えたのかな?)
と色々考えましたがあまりの迫力に2人ともキョトンと立ち尽くしていました。
再び僕達も歩き出しましたが前方を歩いていた女性は違う方向へ行く角を曲がるまでこちらをチラチラ睨んでいました。
うーん…
なんで怒鳴られたんだろ。。
まあ今の世の中、他人に声をかけること少なくなっている分、他人を注意したりできることはある意味貴重で良い側面があるかもしれないけれど…
ただ今回のことからも一つ確かに言えるのは、、
伝え方は大事だということ。
例えば仮に僕がちゃんとした理由もなしに子どもをただ置いていくような歩き方をする親だったとします。そんなケースにおいても今回のような怒鳴り方ではその親に響かないどころか反発を招く可能性もあります。結果子どもがなお良くない状況になることも。
最初から威圧的に接することはどんなケースにおいてもあまり(お互い)得がないのですね。
もし柔らかく聞き入れやすい言い方をしていれば今回のような全くの見当違いでもお互い受け入れて修正がきくのです。こっちも説明しやすいですしね。
もしかしたらその女性の方は過去に親との嫌な思い出があったのかもしれないし、とにかく正義感の強い人なのかもしれない。なにが根底にあったのかは知ることができないですが、やはり伝え方が大事。
それによって言葉の受け取り方や内容までも変わってしまいます。
結果的にうちの子も驚いて萎縮してしまいましたし。。歩きながらポツンと言っていました。
「さっきのおばちゃん、なにをいってたんだろうね?」
伝え方、、僕もよりいっそう気をつけようと思いました!
ではまた次回!!