このブログを読んでいる方はヨガをやっている方がけっこう多いと思うのですが、今までヨガをやっていて身体のどこかを傷めたことはありますか?長くやっている方は一度くらいあるのではないでしょうか。
同じケガや故障と言っても原因は様々。何かのアーサナで突発的にバランスを崩し転倒することもあれば、自分の関節可動域をはるかに超えたアーサナを無理してとってしまって筋や結合組織を痛めることもあるでしょう。
僕もヨガを始めたばかりのころに準備が出来てない状態で蓮華座を練習して膝の外側の靭帯を痛めてしまったことがあります。
まあこの辺は最初加減がわからず失敗することもあるでしょうが、だんだんと自分に見合ったことができるようになってきます。(というか前もって指摘してくれる指導者の元でやっていればそういうケガをすることはそうそうありません。僕の場合は独学で練習していたので。。)
ただし問題はそういう所に注意を向けていてもいつの間にか身体を痛めていることがあるということ。
その原因としてとても多いのが、、
栄養不足。
どんなにバランスの良い身体の使い方をしていても、それなりに動いた後は自分が思っている以上の栄養が要求されます。
身体を動かして筋肉内や肝臓内のエネルギーを使えばそれを回復しようとするし、筋線維が傷ついたならばそこを修復しようとする働きが活発になります。
その時に体内に必須アミノ酸などの材料が少ないと身体が望んだ通りの回復はされず、少しダメージを負った状態のままになります。そしてそのまま次の運動へ。積み重なるとある日「痛み」として身体に現れます。
だから運動の仕方が悪くなくてもその後の過ごし方次第でケガや故障はいくらでも起こります。
なので普段タンパク質量を増やしただけで今まで慢性的に抱えていた痛みがとれました、という話はかなり聞きます。筋肉痛の軽減やケガの回復を経験してみて初めて「自分の運動に対しては栄養不足だったのかな。」と気づく方もいます。
この辺の話はボディメイクのために筋トレをしている人だったらめちゃくちゃ当たり前の話ではあるのですが、ヨガをしている多くの人にとっては当たり前ではないのかなという印象があります。
一見ゆるそうなヨガのアーサナでもかなり身体を使っていたりするので要求される栄養量も思ったよりも多いことがあります。
なので当然激しめのアーサナが多いヨガと断食は間違っても同時期にしない方がいいです。目的と種類の違う修行法を同時に行うのはあまりオススメできません。(自分を限界まで追い詰めてその先の世界を見てみたい、とかだったら全然構いませんが。。)
とまあこんなことを書いてきましたが、決してタンパク質を死ぬほど摂りましょう、と言いたいわけではなく自分のやりたいことや目的を一度見つめ直して、そこから逆算するように方法論を決めていけばいいのかなと思います。
というのも栄養の摂り方によって身体の感じは変わってきますからね。何をしたいか?で運動の種類も食べ物の摂り方も変わってきます。
当たり前だけど大事なことなんですよね。
ちょっと長くなってしまったので、、細かいことについてはまたちょいちょいブログに書いていこうと思います。
ではまた次回!!