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水草人間

2021/11/09
アナトミック骨盤ヨガ アナ骨 オンラインヨガ アームバランス ハンドスタンド
ネイチャーアクアリウムを久々に再開してちょうど2ヶ月くらい経ちますが、水槽の中の環境や水草の成長を見ていると人間の身体との共通点が見えてきます。

水槽の中の環境というのは自然の河川とは違って閉鎖された空間。基本的に水槽と外部フィルターの狭い世界の中で水が循環しています。

水槽内に定着したバクテリアの働きや水草自身の働きで魚のフンなどから出る毒性のある物質は分解されるようになります。

しかしながら水草の成長に必要なカリウムや鉄分などの微量元素を始めとした栄養分は、土の中のものが減ってしまうと外から追加で足さない限りは枯渇してしまいます。自然の河川では水の流れが山の土壌から運んで来てくれますが、閉鎖されたアクアリウム空間ではそうはいきません。

なので僕は液肥を追加で与えています。水草を元気で綺麗な状態に保つためです。

でも液肥などは与えずに勝手に育つに任せる、という手もあるのです。その場合は水草が細くなったり色が抜けたり成長が遅くなったりしますが、それでも水質が安定していれば生きていられます。

これは人間の身体でもほとんど同じ。

たくさんの栄養を取り込めば大きな身体になっていく傾向になるし、逆に栄養をほとんど摂らなくてもたいていの場合生きていけます。

ここで言いたいのはとにかく栄養を摂った方がいい!ということではなくて、自分のことは自分で選べる、ということ。

例えば身体的なトレーニングをたくさんして強く大きな身体を手に入れたい場合にはそれに見合った量と質の栄養がないとケガすることもあります。

逆にエネルギーをあまり使わずに生きていきたい場合には動く量も必要最低限で摂る栄養も最小限。

そんな感じで水槽の環境も人間の身体の環境も選択ができます。

ただ選択できない部分もあります。

同じ栄養を与えても水草によってその栄養の吸収が良い水草もあるし悪い水草もあります。貧栄養状態の方が調子の良くなる水草もあるのです。

人間も一緒で栄養を体内に取り入れてどれくらい利用できるかは個人差があります。胃腸の機能、細胞で栄養を代謝する力。結局食べ物は口から胃に入れた状態ではまだ体外にある状態。消化吸収して初めて体内で利用できる形になります。

元々胃腸の弱い人が急に高栄養のものを多量に口から入れても調子が上がらないばかりか、逆に弱ってやつれてしまうこともあるのです。

水草も人間もその個体のキャパってあるんですよね。

最近肥料でモリモリ育っていく水草を見ながらそんなことを思いました。(写真は後景の水草をトリミングしたばかりなのでスカスカですが笑)


ということで人間の身体を知りたい方はアクアリウムを始めましょう笑(←急で雑な布教笑)

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