一昨日のYouTubeでは「首の後ろに足をかける」動きの解説をしました。方法やコツなどは動画を見てもらうとしてここではその感覚について少し書いてみようと思います。
アシュタンガヨガでは頻繁にこの足かけのアーサナが出てきます。(特にthird series)足をかけたままプランクしたり立ったりアームバランスしたり。。色々な動きがありますが共通して言えるのは、
背骨に常に力がかかっていること。
足が首の後ろにあるので、足が元に戻ろうとする力が常に背骨を丸める方向にかかってくるのです。そしてその力に対して背骨を起こそうとする力もまた常に働かせています。
重りを担いだ背筋運動のような感覚です。
なので背骨は少し丸まった形でありながらも後屈のような感覚が生まれてくるのです。
しかも通常の後屈とはまた違った独特のエネルギー感を背中周りにもたらします。僕自身、ヨガのアーサナの中で最も好きな感覚のうちの一つです。
しかしながら慣れていなかったり、油断したりすると腰や首を痛めてしまう姿勢。かなり身体のセンサーを働かせながらやった方がいいと思います。
特に動画を見てすぐにできてしまうくらい柔軟性のある方は逆に注意が必要かもしれません。足が戻る力に抵抗する背骨周りの力がないうちはやり過ぎるとケガします。
徐々に力をつけながら深めていくと独特の感覚も少しずつわかってくると思います。
ほんの参考までに。