昨日のブログではオンライン参加者にアーサナのデモをお願いした話を書きましたが、今朝のオンラインで見本(ラグヴァジュラの)をやってくれた方のうちの一人がこんなことを言っていました。
「見本をやった時は一人でやる時よりもだいぶ深く身体を使えました。お腹もいつもより使えて後屈も深くできました。」(←確かこんなようなこと。)
そう、これはまさに「他人の目」効果。
誰にも見られてない時よりもしっかりと深められるのです。
人間は多かれ少なかれ他人の目を気にします。「俺は他人の目なんか気にしねぇ!!」なんてつっぱってみても、そんなこと言ってる時点で気にしています。
なので「他人の目」を自分の成長に利用するのです。
アーサナの場合は他人の目を気にし過ぎて逆にいつものパフォーマンスが発揮できないこともあります。なので気にし過ぎないよう、いわば「瞑想的」に自分がしていることに意識を置くということを大切にするというのはもちろんです。ただそれも「見られている」ということを包括しての集中に切り替えられるといつも以上の力を発揮できるのです。
ちょうどオリンピックの無観客試合の話題がある時期ではありますが、お客さんの歓声を力に変えられる力もそういうことですね。
アーサナやスポーツの話が関係のない人でも、「他人の目」を活用できる場面はたくさんあります。
次回は「他人の目」を活用するには何をすればいいのか?という話をしていこうと思います。