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エース級アミノ酸

2021/06/16
アナトミック骨盤ヨガ アナ骨 アームバランス ハンドスタンド オンラインヨガ
一昨日のブログではアミノ酸のBCAA(分岐鎖アミノ酸)やEAA(必須アミノ酸)について触れました。

今日は必須アミノ酸に含まれないアミノ酸を2つ紹介します。非必須アミノ酸の位置付けにはなりますが、両方とも体内で大切な役割がありアスリートにも人気のアミノ酸です。

▼アルギニン
必須アミノ酸9種には含まれないが、成長期という条件の中では必須アミノ酸と言われたりします。小児では合成能力が足りないのです。あと大人でも体に傷を負ったり、病気になったりするとその必要量が増し外からの摂取が必要になるアミノ酸です。

効果として一番実感できるのは、全身の血流改善です。アルギニンはNO(一酸化窒素)の産生を高め、血管が拡張します。人によって体感は異なりますが、アルギニンを摂取して20分後くらいから全身がポカポカしてくることも多いようです。(僕はけっこう顕著に感じました。)男性機能の改善に使われることも多いアミノ酸です。

また、成長ホルモンの分泌促進に効果があるので、筋トレをしている方や肌をきれいにしたい方などにはオススメです。その他免疫力向上や疲労回復効果などもあるので、BCAAと並んでアスリートなどが好んで摂取するアミノ酸です。

そして味はというと、、BCAAとはまた種類の違った苦味があります。正直まずいです。僕は慣れていますが、食事にはないような苦味が苦手な方にはけっこうキツい味だと思います。(まあパウダー以外にもカプセルの製品などもあります。)

よく栄養ドリンクにも少量入ってるアミノ酸ですね。(ほとんどの栄養ドリンクの効果はカフェインによるものが大きいですが...)

▼グルタミン
こちらも非必須アミノ酸に分類されますが、ストレスや病気などにより必要量が増し、準必須アミノ酸と呼ばれることもあるアミノ酸です。

よく勘違いされるところではありますが、調味料の味の素の主成分のアミノ酸「グルタミン酸」とは全然別のものになります。(グルタミン酸も非必須アミノ酸の1種です。)

グルタミンは筋肉中のアミノ酸の50-60%を占めていて体内に最も多く存在するアミノ酸の一つ。腸管のエネルギーとして利用されたり、消化管の粘膜機能を助けたり、筋グリコーゲン(筋肉のエネルギー源)の蓄積を促進したり、その役割は多岐に渡ります。

普段の運動量が多い方や、ストレスに負けてしまっていると感じてる方などにオススメのアミノ酸となります。免疫機能にも関わるので、激しい運動後に風邪を引きやすい方にも当てはまります。

味はといえば、、苦味がないのでBCAAやアルギニンに比べて圧倒的に飲みやすいです。ただ製品によってちょっとした独特の匂い(なんて言ったらいいかわからない笑)があることがあります。僕個人的には全く気になりません。(でもグリシンほど美味しくはないです笑)


こんな感じで今日は必須アミノ酸には含まれないけど、条件付きで必須アミノ酸的な位置付けになる2つのアミノ酸を紹介しました。本当にざっとしか書いてないですが、タンパク質の世界、奥が深いですよ。食事も含めてうまく利用すれば、生活全てが変わるくらい身体に影響があります。

けっきょく食事、睡眠の優先順位は運動より上位に来ます。

知識をうまく活用してくださいね^ ^

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