昨日は横浜市にあるLuana Shanti Studioでハンドスタンドのワークショップを開催させていただきました。
内容は反動を使わないでフワッと足を浮かせる伸肘倒立に取り組むクラス。定員いっぱいの9名の方にご参加いただきました。
伸肘倒立はヨガの中でもとても難しい部類に入るアーサナです。足を浮かせるためにはいくつもの要素が必要。その中でも特に大事だなと思える3つのポイントを軸に解説や練習をしました。
もちろん伸肘倒立自体は一朝一夕でできるものではないので、長い期間(半年〜3年)くらいを見てトレーニングをしていかないといけないものではありますが、それに向けての道筋を見えると一気に道が開けてきます。
大事なのは徹底的な動きと自分の分析力。前回の股関節ワークショップでは「診る力」をテーマとして掲げましたが、今回のワークショップでもそれは大事なテーマでした。
動きの分析についてはやや難しいところもあったと思いますが、参加してくれた方々は熱心に話を吸収してくれていました。
そして自分の分析。普段あまりやらないようなローラーサナなどをやってみると自分の弱い部分がわかります。そこから一つ一つの要素をそろえていく作業が始まります。自分が意外に動けるところ、もしくは動けないところを実感してもらえたと思います。
大まかな道筋が見えて自分の今の力がわかったらそこがスタートライン。あとは練習です。(練習の中には実際のトレーニング、セルフケア、栄養、睡眠など総合的な意味が含まれます。)
ワークショップが終わった後にはスタジオのオーナーさん姉妹が美味しいお弁当を用意してくれて楽しい食事会の時間でした。その中で「なんで人はハンドスタンドに惹かれるのか?」みたいな話がチラッと聞こえましたが、なんでなんでしょうね?
逆転が身体に与える効果は確かに気持ちいいとか、理由は色々ありそうなものですが、僕が思うにハンドスタンドの難易度の立ち位置と人の性が関係するように思います。
つまりは、、
人は希少なものが好き。そして手に入るか入らないかぐらいのものが好き。
ハンドスタンドをちゃんとできる人はけっこう少ない。難易度としては届くか届かないか絶妙な設定。
人の性とハンドスタンドの特性がマッチしてます。
そして大事なのは、絶対に手に届かないものはダメ。モチベーションが下がってしまう。その点で言うとハンドスタンド及び伸肘倒立は道筋が見えて努力さえし続ければ誰にでも手に入るものなのです。
だからやりたい人が多い。(のではないかと勝手に思っています。)
まあ理由はなんであれハンドスタンドに対するモチベーションは人生に潤いを与えてくれそうです。
参加してくれた皆様、スタジオオーナーの方々ありがとうございました!
次回は3月14日(日)ホワイトデーにコラボ企画「アーサナ祭り」を開催します!
あとは3月6日、13日、20日(土)に渋谷で少人数のハンドスタンド〜Road to 伸肘〜クラスを開催します。こちらは近くに詳細を出しますね。