いつかのブログで書いたかもしれませんが、うちの次男はケガをしょっちゅうします。まだ2歳ですが、転んで歯が抜けたり、目の上をパックリ切ったり、2階の階段から転げ落ちたり、ベッドから頭を下にして飛び降りてみたり。。けっこう危ないケガを頻繁に繰り返します。
そして今日もやりました。夕方家の前の坂で長男とともに走り回って遊んでいると、気づいた時には頭から地面に激突していました。急いで駆け寄ると次男の顔半分は真っ赤な血に染まっていました。。左の額がパックリ割れています。有刺鉄線デスマッチ後の大仁田厚のようです。
(またやったな…)
急いで帰って止血すると傷はけっこう深いようです。なので救急の外来受付をしている府中の病院へ連れていくことにしました。僕は夜のレッスンがあったので妻が付き添って行くことになりました。
ここから妻の話を元に書きます。
病院で診てもらうと結局傷口を縫うことに。処置室には男の先生が二人いて次男に聞いてきます。
先生「車は好き?」
次男「うん」
先生「乗ってみる?」
次男「うん、のってみる」
そう答えた次男はベッドのような診察台に寝かされました。そしてバスタオルのようなものでぐるぐる巻きにされその上から太いマジックテープの拘束具で固定されました。
先生「のり巻きは好きかな?」
次男「うん、すき」
先生「なんののり巻きが好きなの?」
次男「にんじんののりまき」
先生「にんじんのってあったかな…」
のり巻き状態にされてのり巻きのことを聞かれるという何とも言いがたい状況。次男は不穏な空気を感じとっていましたが顔が引きつりながらもこらえています。
そして傷口を縫う準備ができたら妻は処置室から退出しました。処置は一人で受けなければならないようです。処置室の外で妻は次男の叫び声が聞こえるかなと思っていたそうですが、聞こえてきたのはちょっとした泣き声だけだったそうです。
無事頭を縫う処置を終えました。
そして「おやすみヨガ」が始まる少し前に帰宅した次男は僕に満面の笑顔でこう言いました。
「びょういんすごくたのしかったよ」
たくましくなったものです。。