一昨年頃から定期的に断捨離をして家を整理しています。前に書いたように使わない物を捨てて家をきれいにしていくと身体の調子が変わります。そして同時に、これは最近気づいたことですが、モノに対する自分の気持ちもだいぶ変わってきました。
例えば今回の写真の物。水泳のレッスン時に着ていた防寒用のウェットスーツです。もうかれこれ2年以上着続けて穴も空いてしまい処分することになりました。
捨てることが決まるとなんだか今までとは違う感覚が湧いてきたのです。それは感謝の気持ち。厳しい寒さのプールで共に戦い続けた戦友に抱く感情のようなものでした。
もちろん今までもお世話になった物に対しての感謝の気持ちは持っていました。でも今回はだいぶその量と質感が違う感じなのです。断捨離だけでなくヨガを始めたことなどが複合的に絡んでいるのだと思いますが、とにかく感覚が違います。捨てることで過去のものや今あるもの、これからのものに自然に感謝するようになるのですね。
そう考えると「もったいない」からと言っていつまでも使わない物を家にしまっておくというのはマイナスな感情をため込むことになるので物に対しても失礼になるのですね。
その辺の感覚が頭だけでなく実際の身体感覚として分かり始めてきた今日この頃です。