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地に足をつける

2019/05/09
Root Yoga Fixのテーマにもなっている「地に足をつける」という言葉、なんだかイメージが難しいかもしれません。

「地に足」という表現は精神的な側面を表すことが多く、「地に足がついている」というのは考えがしっかりと安定していて物事を冷静に進められるような状態を示します。自分の力を把握して物事を客観的に見られるような力ですね。対して「地に足がついていない」状態は、文字通りどこか浮き足立っている、なんとなくふわふわしていて自分自身を把握できていない状態というところでしょうか。

この「地に足」という人の精神状態や生き方を表すような言葉、人の肉体面にもそのままリンクしているようにも思います。とはいっても実際「地に足がついていない」人の足が空中浮遊のようにふわふわ浮いているわけではないのですが、足裏が地面につく感覚などは人によってだいぶ違うはずです。

ここからは自分の経験に基づく感覚の話なのでほんの少しの参考までに。

ヨガを始めてから、足裏が地面につく感覚がかなり変化してきました。表現するのは難しいのですが、足裏が地面に吸い付くような感覚です。しっかりと地面に立っているという感覚。しかしおもしろいのは扁平足気味だった足裏にアーチができてきたので、実際に地面に触れる足裏の面積は減少しているのです。にもかかわらずちゃんと足が地面を押している。そしてしっかり押しているのに足裏や脚全体は軽く感じます。階段をのぼる時も足裏が強く地面をとらえられるのに脚は軽くエネルギッシュ。感覚の話なのでわかりづらいかもしれませんが自分としては嬉しい変化です。

「地に足がつく」感覚が一番わかりやすいアーサナはおそらくタダーサナ(山のポーズ)だと思います。一見ただ立っているだけに見えるヨガの基本アーサナです。ヨガを続けているとこのタダーサナの足裏の感覚が一番変わっていくと思います。

そして実際に「地に足がつく」感覚がついてくると精神面でも「地に足がついてくる」ように思います。タダーサナの感覚が良い時は頭の中も落ち着いていて自己分析も冷静にできます。その状態が定着すれば日常的に「地に足がついた」生き方ができるのではないでしょうか。

もちろん「地に足がついていない」状態を楽しむという選択肢もあります。その辺は自分のチョイスだと思います。

でもヨガをやっていてもいなくても「地に足」の感覚を感じることはおもしろいと思いますよ。

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